ギフトショー「犬と猫と楽しく暮らす」展示会
BIRDIE社長の永田恵さんより、ギフトショーと代官山で開催する展示会のご案内をいただきました。以下引用いたしますね。
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BIRDIE社長の永田恵さんより、ギフトショーと代官山で開催する展示会のご案内をいただきました。以下引用いたしますね。
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「Shi-Ba」9月号、発売中!
なんと編集部ブログができたとか。。。さっそく「お気に入り」登録、しましょう!
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NPO法人ひとと動物のかかわり研究会が、8月27日午後5時からセミナーを渋谷で開催いたします。
日時: 7月27日(月)午後5時~8時
場所: アイディアヒューマンサポートサービス東京校
渋谷区渋谷1丁目15番22
http://www.idear.co.jp
世界一おバカな犬が教えてくれたこと
「マーリー」から見る動物の幸せ、人の幸せ
メインスピーカー:ウィリアム・E・サミュエル博士
詳しくは「ひとと動物のかかわり研究会」ホームページをご参照下さい。
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『イヌ好きが気になる50の疑問』の編集者・ますやんさんが、ブログで表紙カバーと帯の関係?について語っておられます。http://blog.sbcr.jp/ayc/archives/2009/06/post_159.html
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「ニッポンの犬探訪記 北海道犬」と「真・ハチ公物語」連載中です。書店でぜひお買い求めくださいませ☆http://www.fujisan.co.jp/product/1281680599/
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おかげさまで『イヌ好きが気になる50の疑問』
またまた増刷されることになりました
今後ともよろしくお願いいたします!
http://www.amazon.co.jp/gp/product/479733925X?ie=UTF8&tag=wwwsbcrjp-2-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=479733925X
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「電子書店パピレス」で著書がご覧いただけますhttp://www.papy.co.jp/act/books/1-53599/
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イラストレーターの「くるみるか」さんが、ジョニー(私の永遠の愛犬)の肖像画を描いてくださり、ご自分のホームページにも アップしてくださいました
ぜひご覧になってくださいませ
動物イラストHP
http://kurumi-ruka.office-y-two.com/index.php?%E5%90%89%E7%94%B0%20%E6%82%A6%E5%AD%90%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E6%84%9B%E7%8A%AC%20%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AE%E8%82%96%E5%83%8F%E7%94%BB
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●日本犬マガジン「Shi-Ba(シーバ)」2009/03/29号 (現在発売中) Vol.46
好評連載☆2本
吉田悦子のニッポンの犬探訪記~秋田犬~
意思強固にしてあふれる男気
人もこういう生き方をせねば
真・ハチ公物語 ハチ公の飼い主
http://www.fujisan.co.jp/product/1281680599/
●「ねこダマシイ」2009/03/30号 (現在発売中) Vol.2
連載☆吉田悦子のニッポンの猫探訪記
九州・相島にノラネコロジストを訪ねて
予約はこちらです
http://www.tg-net.co.jp/nyujo/search/search.php?mode=detail&keyword=4777806413
(現在発売中) Vol.46
好評連載☆2本
吉田悦子のニッポンの犬探訪記~秋田犬~
意思強固にしてあふれる男気
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真・ハチ公物語 ハチ公の飼い主
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●「ねこダマシイ」2009/03/30号 (現在発売中) Vol.2
連載☆吉田悦子のニッポンの猫探訪記
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29日は「Shi-Ba」3月号の発売日。全国的に書店に並びます。今号も「ニッポンの犬探記」と「真・ハチ公物語」を連載しております。よろしくお願いいたます!
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「犬との暮らしは十人十色。自分が出来る限りのことをやってあげれば、犬もその思いをきっと感じ取ってくれますよ」と、優しい笑顔でおっしゃる吉田悦子さん。
犬との生活を選ぶと、必ず避けては通れないのが“老犬”との暮らし。秋田犬のジョン万次郎、迷い犬だったジョニーとの別れを経験した吉田さんに、愛犬と最後まで快適に楽しく暮らすための心得を伺いました。
聞き手:松原 賢(ONE BRAND)/写 真:田中瑞江(ONE BRAND)
インタビュアーの大先輩に聞く
松原 本日はお忙しい中、ありがとうございます。作家でもあり、ジャーナリストとしても活躍しておられる吉田さんに、プロにお話を伺うということで緊張しております。
吉田 いえいえ、こちらこそよろしくお願いいたします。
松原 まず、今日の本題からは反れるのですが、一つお聞きしたいことがありまして・・・
吉田さんのお仕事の中で取材というのは非常に重要かと思うのですが、ONE BRAND WEBのオリジナルインタビューの第一回目ということもあり、取材対象にお話を伺う際の心構えや、アドバイスをご教授頂ければ幸いなのですが。
吉田 お目にかかる前に、お相手の情報をできるだけ集めておくというのは基本でしょうけれども。松原さんもWEBや雑誌で取材されることが多いでしょう?
松原 確かに取材する場にはよくいました。前職では映像制作をしていたので、世界遺産とかお城とか固めな作品を作っていまして。でもインタビュアー役というのはあまり経験が無いので。
人との出会いが財産に
吉田 この記事も松原さんが?(本誌連載中の『A First Dog & Mr. President ~社長が紹介する“我が社のファーストドッグ~』を指差しながら)
松原 いいえ、これは別の編集者の担当なのですけれど。でも犬が切り口だとお話を聞き易いというか、取材NGという事があまり無いですね。
吉田 そうですね。経営者の方にビジネスについてうかがうと、どうしても内容が固くなりがちですけれど、ペットのお話だと、にこにこと眦が下がるというか。
取材する側としても掲載して喜んでいただけると、嬉しいですよね。そうした一期一会の積み重ねが、やり甲斐に繋がっているのだと思います。
松原 吉田さんのホームページを拝見すると、編集記者時代より1日1人に取材することをモットーに、これまでに、数千人に取材を実践とあって。凄いなと思いました。
吉田 未知の方にお会いして、お話を伺うのって楽しいですよね。その人ならではの人生経験に、思わず聞き入ってしまいます。
松原 これは編集者だけでなく、営業マンにも当てはまる極意かもしれませんね(笑)
吉田 特に若い頃は、お話を伺う相手が皆さん年上で、さまざまな分野で活躍されている人生の達人みたいな方が多かったですから、とても勉強になりました。
フリーになって10年以上になりますけれど、公私ともにお付き合いのある方がたくさんいらっしゃいます。そうした人との出逢いが、いまの私の財産になっていますね。
松原 見習いたいと思います。
犬をテーマに書くきっかけ
松原 そんな中で犬をテーマに書かれることになったのは、ご自身が犬を飼っていらっしゃった事が大きいですか?
吉田 そうですね。学生時代の友人が(超有名犬雑誌)A誌の創刊スタッフで、「連載を担当して」と声を掛けられたのが、きっかけです。ただ当時は、私も出版社に勤めていたので、土日に取材するなど、記事を書くのはアルバイト感覚で始めました。
松原 なるほど。犬について勉強され始めたのはそれからですか?
吉田 当初から一飼い主の延長線上で取材していましたね。日本犬を連載で取材するようになって、日本犬六犬種のルーツを探るため、その産地へ取材を毎月続けるうち、結構コアというか、ディープな世界に足を踏み入れてしまったというか(笑)。
ペットというより、猟犬としての犬、生きものとしての犬として一途に愛情をそそいでいる飼い主さんが多かった事は非常に影響を受けましたね。
松原 そんな人と犬の関係が本来的なものだったんでしょうかね?
吉田 ただ猫かわいがりするのではなく、犬格を尊重するような、つき合い方もあるんだなと。こういう人と犬との絆もアリだなと思いました。
多面的な顔を持つこと
松原 吉田さんは非常に幅広く活躍されていて、作家、エッセイスト、ジャーナリストの他にも俳人や江戸ソバリエという肩書きもお持ちですし・・・
吉田 一見、雑多なようですけれど、いずれも繋がって、私の中で渾然一体となっているんですよ(笑)。例えば、好きな犬と俳句で「わん句」とか。
毎月、「お江戸蕎麦散歩」と称して、お蕎麦の食べ歩きをしているのですけれど、街歩きをする中で俳句もつくれますし、道行く犬にも目がいきます。格好のフィールドワークです。
松原 なるほど。何か生み出すということでは、すべてが役に立っているという事ですね。
吉田 松原さんは、映像の分野から入っていらっしゃって?
松原 そうなんです。ひょんなことから、犬の世界に、雑誌の世界に入ることになりまして。
創刊時から連載頂いている南村友紀さん(KitchenDog!)のドキュメンタリーを撮らせて頂いたのがきっかけで。取材させて頂く中で目から鱗なことがいっぱいあって、これは何か発信したいなと。
吉田 なるほど。ONE BRANDは創刊されて・・・
松原 3年目に入りました。
吉田 続けていくことって大変ですけれど、継続は力なり。大切ですよね。
松原 続けていくことで、いろんな方に興味をもって頂けると嬉しいですね。色んな方にもお目にかかれますし。
最新刊『うちの犬(こ)がぼけた』
松原 さて、吉田さんのご本『うちの犬(こ)がぼけた。備えあればの老犬生活』(幻冬舎文庫)ですが、書かれたのは少し前のようですね。
吉田 そうですね、2002年に出版したものに加筆修正して文庫化されました。
松原 この本に出てくる吉田さんの愛犬ジョニー君ですが、今もご一緒に?
吉田 この本を書いた当時、15歳だったジョニーは、その後18歳の天寿を全うしました。
松原 そうでしたか。吉田さんはジョニー君とその前に飼われていたジョン万次郎君の2頭を見送った経験をお持ちなんですね。
老犬をテーマに、特に「ぼけ」に注目されたのはそういった経験からでしょうか?
吉田 今でこそ人間でも認知症の研究がすすんでいますけれど、当時は、「犬もぼけるの?」という声が多かったですね。私は、犬も人間も、同じ生きものとして老いていく過程は同じだと、一緒に暮らしていて感じていました。
そこで獣医師さんに伺ったら「犬もぼけますよ」と。生活習慣病と同じで、放っておくとドンドン進行してしまう。でも、人間と同じで、ぼけないようにする努力次第で、ぼけずにいられると。
うちのジョニーは、おかげさまで、とくに病気を患うこともぼけることもなく、食欲もありましたし、最後まで意思疎通もしっかりしていました。
松原 ご本を読ませて頂いても感じましたし、お話を伺っていても思うのは、犬の変化に早めに気付いてあげられるような関係性を作っておくことが大事なんですね。
犬も人も老いていくのは同じ
松原 人間の痴呆と犬のそれはメカニズムは違っていること、老化と共にすべての犬がぼけに向かっちゃう可能性があると書かれていて非常に興味深かったのですが。
その違いはどういうところなのでしょうか?
吉田 残念ながら、まだ科学的にはっきり解明されてはいないようです。犬の脳にも、歳をとるとシミのような黒い影があちこちに(これは人間でもそうなんですけれど)現れて来ることはわかっています。
松原 犬も同じように歳をとればぼけもするし、様々な症状が出てくるんだよと。
吉田 そうなんです。そのことを人間がわかっていないと、犬が急に言うことを聞かなくなったとか、元気なのに呼んでも来ないとか、ぼおっとして反応が無いということで、飼い主さんが「うちの犬、どうしちゃったの?」とパニックを起こすこともあります。
でも、心構えがあれば、これも老化の兆候なのかなと気付いてあげられるでしょう? 早めに獣医師に相談するなど対処の仕方もあると思います。
松原 犬はご本にもあるように、時間が4倍速ですからね。(参照、表1)
ずっとカワイイままでも、あっという間に老化しちゃっていることもあるんですね。
人間 |
1ヶ月 |
3ヶ月 |
6ヶ月 |
1年 |
3年 |
5年 |
7年 |
9年 |
11年 |
13年 |
15年 |
17年 |
犬 |
1歳 |
5歳 |
9歳 |
17歳 |
28歳 |
36歳 |
44歳 |
52歳 |
60歳 |
68歳 |
76歳 |
84歳 |
犬の幸せって何でしょうか?
松原 犬をぼけさせないために出来る事はご本には色々と書かれているのですが、読ませていただくと、それって『犬にとっての幸せ』とイコールなのかなと思うのですが。
犬を飼っておられた経験もお持ちで、犬やその飼い主を取材する側でもある吉田さんが考える『犬の幸せ』ってどういうものでしょうか?
吉田 うーん、一概に、これが幸せとは決めつけられないですよね。10頭の犬がいれば10通りの飼い主さんとの暮らしがあるわけで。「これじゃなきゃいけない!」と押し付けるようなことは、本の中でも言っていないんですけれど。
松原 そうですね。ただ犬は生活環境の整備が自分で出来る訳ではないし、犬自身が選ぶことには限りがありますから。飼い主が何を提供してあげられるかが重要なのかなと。
吉田 老犬介護も、あなたが出来る範囲でやってください、という事なんです。飼い主さんが無理をすれば、長続きませんし、ストレスがたまって倒れてしまうかもしれない。それでは、犬だって大変なことになります。
私は、老犬になったジョニーがそこにいてくれて、食べて、寝て、おしっこして、うんちして……ただそれだけで幸せでした。犬も人も幸せな関係って、どちらも無理なく、自然でいられる、そんな感じじゃないかしら。
松原 ペットロスで苦しまれている飼い主さんも多いと聞きますが・・・・
吉田 そうですね。なかには1年以上、なにをする気力が起こらないという深刻な方もいらっしゃいます。
私は、心から世話をして、最期の瞬間も一緒にいられましたから、ジョニーが亡くなって、たしかに悲しかったけれども、不思議と安堵感に包まれました。看取ってあげられて、ほんとうに良かったなと。ですから、もう犬を飼いたくないとも思っていません。
松原 確かに残された側がいかに、心置きなくやってあげられたかが重要ですね。
吉田 あの時にこうしてあげられれば・・・と後悔していらっしゃる飼い主さんもおられますけれど、私は言うんです。「あなたが精一杯やってあげてたことは、誰よりも愛犬が分かってくれていますよ」と。
松原 飼い主さんが出来る限りのことをしてあげることが一番ですね。
犬としっかり向き合っていくこと
吉田 犬は寂しがりやで甘えん坊なんですよ。その度合いは色々ですけれど、元々群れを成して生きていた生きものですからね。
人間もそうですが、若くて元気なときはともかく、特に、老年期にひとりぼっちにされちゃうと、とても心細くなりますよね。「いつも一緒だよ」と心のメッセージを送っていれば、犬にも必ず伝わって、幸せを感じられると思うんです。
松原 伝わるものですか?
吉田 もちろん、伝わりますよ。それを受け止めている犬は、歳を重ねても、気持ちに張りがあるというか、シャンとしていられるんじゃないかなあ。
ジョニーも「今日はお留守番、お願いね」と言いきかせて出かけると、ちゃんと待っていてくれましたし。老犬になるほど、判断力や洞察力が磨かれて、お利口になっていくと思いますね。
松原 色々と経験を積んで・・・老犬力がついていく?
吉田 そう、忍耐力もついていきますよ。きちんと人間と犬との関係を築くことができていれば、こちらの気持ちを読み取ってくれますからね。
松原 伝わるものなんですねぇ・・・
吉田 そうしてお互い思いやっていると、老犬との暮らしはとても楽しいですよ。
吉田さん琉、犬選び
松原 吉田さんが犬を選ぶ際の基準とかありますか?
吉田 たくさんの犬種がありますが、それぞれに特徴があって、良いところがありますからね。知れば知るほど奥が深いですよね。最初に、一期一会というお話をしましたけれど、人も犬も選ぶというより、結局、めぐりあいだと思うんですよ。とくに犬の場合、ひとつの命を丸ごと引き受けるわけですから、勇気と責任が不可欠ですよね。
まあ、私は、あまり賢い飼い主ではありませんから(笑)、利口すぎる犬はどうかなと思いますね。なんでも思いどおりに動く、スマート過ぎる犬だと、逆にこちらが疲れちゃうような気がします。少しおバカなところがあるくらいの犬のほうがカワイイかな、と思ったりします。
ジョニーは、とてもバイタリティーがあって、しかもフレンドリーな犬だったので、そういうタイプはいい相棒になるなと思いますね。
松原 それは犬種によって違うものですか?それとも育て方なのでしょうか?
吉田 やはり犬って、人間によって変わりますよね。どんなに素晴らしい素質を持った犬でも、飼い主次第で獰猛で危険な犬にもなっちゃうし。人間の子供と同じで、初めから悪い犬なんてあり得ないと思います。
松原 犬の問題行動で悩んでいる人は、まず自分の行動から見直すことも大切・・・かな。
吉田 そういう意味では、犬は飼い主の鏡のような存在ですよね。こちらがイライラしていると、犬もストレスがたまります。おっとり穏やかに接していれば、犬もそうなります。
松原 犬の顔が飼い主に似てくるとよく言われるのは、そういうとことなのでしょうね。
吉田さん流、犬選び
松原 次なる犬との暮らしを始められるご予定は?
吉田 あまり日本にはいない犬種なんですけれど、興味をひかれる犬がいるんです。
実は、すでにブリーダーさんにも仔犬の予約を入れてあります。年に1度の計画繁殖で今年の仔犬の飼い主はもう決まっているので、1年待ってくださいといわれているんですけれど(笑)。
長いこと日本犬の取材をしていますから、柴犬のように鼻のとがったりりしいタイプも大好きなのですが、その犬は、毛が長くて、鼻ペチャなんですよ。性格もぼおーっとしていて、どこかユーモラスなんです。
松原 個人的に鼻ペチャ大好きなので、飼われたら是非会わせて下さいね。
本日は色々と興味深いお話、ありがとう御座いました。
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おかげさまで、アマゾン「犬部門」ベストテン入り。いまのところ、最高2位にランクイン。今後とも応援よろしくお願い申しあげます。
http://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/books/499986/ref=pd_zg_hrsr_b_1_4_last
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最新刊 『世界の犬「101」がよくわかる本』 (PHP文庫)
http://news01.net/news/2008/12/20081201172956.php
NPO神田雑学大学 第430回講座 学位授与記念講演
http://www.kanda-zatsugaku.com/081031/1031.html
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PHP文庫より12月発行予定です♪
よろしくお願いいたします
http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-67138-3
人生を豊かにしてくれる犬
人は本来、美しいもの、珍しいものへの憧れが強い生きものだ。犬の性能に加えて、より聡明で美しくユニークなものにしていこうという気持ちが強くあった。犬種ごとにスタンダード(犬種標準)をつくり、1つひとつの犬種を磨き上げていった。犬種によって目的や用途は異なっても、スタンダードにのっとった犬は、不思議なことに、その犬種の特徴がきちんと発揮され、健康で性質も良性である。そうした先人たちの飽くなき情熱を私たちは大切に受けとめ、それぞれの犬種を尊重していきたい。
犬を見れば、その犬が生まれ育ったお国柄や飼い主の人間性まで浮かび上がる。本書では、世界のさまざまな犬種について、具体的なエピソードとともにその歴史をひもとき、犬本来の性質や魅力を余すところなく引き出そうと考えている。
どのような犬種であっても、子犬を求めるポイントは、健康第一で性格がよいこと、それに尽きると思う。とかくブームや子犬のかわいらしさに惑わされ、あたりまえのことが忘れがちになる風潮に、私はあえて注意を促したい。犬種を選ぶときは、自身の生活環境、運動や手入れを毎日きちんとできるかなどを十分考慮したうえ、できるだけ気持ちよくつきあえる犬種を選ぶよう心がけよう。接し方や育て方によって、犬の性格も変わってしまう。犬の内面をよく理解し、よい面を引き出すよう愛情を持って接すると、犬はあなたと空気のように一体化し、豊かな人生を演出してくれる。本書が人と犬との素晴らしい出会いの一助となれれば、幸せである。(『世界の犬「101」がよくわかる本』はじめに 吉田 悦子)
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E7%8A%AC%E3%80%8C101%E3%80%8D%E3%81%8C%E3%82%88%E3%81%8F%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E6%9C%AC-%E5%90%89%E7%94%B0-%E6%82%A6%E5%AD%90/dp/4569671381/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1226321147&sr=1-1
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/r0380367
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/R0380367
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ただいま発売中の日本犬マガジン「Shi-Ba」11月号で「吉田悦子のニッポンの犬探訪記 北海道犬」「真・ハチ公物語 第21回」を連載しております。ぜひご覧ください。
ところで、編集部がはじめた「Shi-Ba検定」なるものに挑戦。私は2問正解の不合格でした。とほほ。いやまて、意外と常識人だったという証明かも。
http://minna.cert.yahoo.co.jp/chjao/307180
月刊「ジャパンペットプレス」15号では「吉田悦花のわん句にゃん句」(第11回)&「ニッポンの犬紀行vol.4 甲斐犬」を連載しております。こちらもよろしくお願いいたします。
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「わん句にゃん句」8月いっぱい受付けておりま~す♪
・郵便番号、住所、氏名
・性別、年齢
・電話番号
・メールアドレス
・あなたの作品・俳句
・愛犬愛猫の名前、犬種又は猫種、性別、年齢
・あなたの愛犬・愛猫のお写真
上記の内容を明記のうえ wanku@clubalp.netまでご応募ください。
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日本犬マガジン「Shi-Ba』9月号(辰巳出版)、全国書店にて好評発売中です
「ニッポンの犬探訪記」は「磐梯山を臨むペンションの看板犬 甲斐犬」、「真・ハチ公物語」は「ふるさと秋田発のもめごとに ハチ公もうんざり」です
ぜひご覧くださいね!
http://www.tg-net.co.jp/nyujo/right-logo/frame/shi-ba.html
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「わん句にゃん句」も第14回を数えます
http://www.geocities.jp/hh_nippa/wanku/happyou.html
第15回は7月末締切、8月中旬発表予定です
元気な愛犬・愛猫の写真とともに五七五 お送りくださいね!
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全国書店にて好評発売中!
「吉田悦子のニッポンの犬探訪記」は、「文部科学大臣賞の柴犬の孫はおじいちゃん大好き!」です。よろしくお願いいたします
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インターネットでスタートした「吉田悦花のわん句にゃん句」が、月刊フリーペーパー「ジャパンペットプレス」の紙面にも登場。おかげさまで 連載第7回を数えます。
第14回「吉田悦花のわん句にゃん句」は、5月31日締切です。
愛犬・愛猫のお元気な写真とともに、夏いちばんの新作 お待ちしております。
http://www.geocities.jp/hh_nippa/wanku/index.html
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「NC PET」サイトがリニューアル☆
私もコラムニストの1人として登場しております
http://www.ncpet.jp/
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私の著書を読んでくださった方の感想がつづられています。ありがとうございます。
http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=306166&log=20080405
http://groomer.a-thera.jp/article/1262435.html
http://groomer.a-thera.jp/article/1008759.html
http://ameblo.jp/icemocha/entry-10093150719.html
http://ameblo.jp/flores83/entry-10081139186.html
http://dogindex.a-thera.jp/article/1297617.html
そしてコチラも☆
http://blog.goo.ne.jp/minebenifujiko/e/2c3d3b7a97cc0fd4c3a21589bee96a84
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『イヌ好きが気になる50の疑問』をご提供しておりますhttp://www.wan-chan.jp/present/
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全国書店にて好評発売中!
「吉田悦子のニッポンの犬探訪記」は、「縄文犬のDNA解析からわかったこと」です。よろしくお願いいたします
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ご応募ありがとうございます
次回は5月末締切です
春のわん句にゃん句楽しみにしております
http://www.geocities.jp/hh_nippa/wanku/index.html
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「犬との生活を豊かにする情報を発信するWEBドッグマガジン ONEBRAND WEB」の第1回インタビューとして 吉田悦子の「愛犬との暮らしを通して体得した 備えあればの老犬生活とは?」が掲載されました
http://www.onebrand.jp/080213_646.php#more
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インターネットでスタートした「吉田悦花のわん句にゃん句」が、フリーペーパー「ジャパンペットプレス」の紙面にも登場。おかげさまで 連載第4回を数えます
「悦花のわん句」「今月のわん句にゃん句」や読者のみなさまの投稿写真など 盛りだくさん。
第13回の「吉田悦花のわん句にゃん句」は、2月15日締切です。わん・にゃんのお元気な写真とともに、冬~初春の新作をお待ちしております。
http://www.geocities.jp/hh_nippa/wanku/index.html
またまた「BIGLOBEニュース」でもご紹介されました
http://news.biglobe.ne.jp/animal/pet_080207_2818042309.html
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「Shi-Ba シーバ」3月号発刊。全国書店にて好評発売中です。「吉田悦子のニッポンの犬探訪記」は、奥飛騨に秋田犬を訪ねて。飼い主さんの荒井英治さんもブログでPRしてくださっています。
http://moon.ap.teacup.com/applet/441120/msgcate2/archive
「真・ハチ公物語」は第17回。SバンクのCMの白犬の謎についても検証!
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昨秋、代々木で開催して大変好評を得ましたセミナーの実践編 2月17日日曜日に行います。受講料無料 ただいま予約受付中です
http://www.sesj.org/common/seminar/2nd-seniordog.html
「第1回老犬セミナー」のリポートはコチラ
http://www.sesj.org/common/report/seniordog-seminar.html
BIGLOBEニュースでもご紹介されました
http://news.biglobe.ne.jp/animal/pet_080128_2995057441.html
http://www.petwalker.jp/news/story.php?sNum=704
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『うちの犬がぼけた。備えあればの老犬生活』
(吉田 悦子著・幻冬舎わんこ文庫・560円税込)
最後まで一緒にハッピーに暮らすために 愛犬してあげられる介護術
名前を呼んで知らんふりしばじめたら?
おねしょが頻繁にはじまったら?
まっすぐ歩けなくなったら?
寝返りが打てなくなったら?
犬は人間の四倍の速さで日々年老いていきます。
愛犬と最後まで楽しく暮らせるよう
食事や睡眠の方法から散歩の仕方
寝たきりになった場合の対処法まで
誰もが抱える悩みを一気に解決する画期的な1冊
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すでにご覧いただいている方もいらっしゃると思いますけれども、「Shi-Ba」(辰巳出版)1月号が 全国書店にて発売中です。
今号の「吉田悦子のニッポンの犬探訪記」は、ヤマドリハンターと柴犬親子の物語です。よろしくお願いします!
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よしりんさんこと武田佳子さんがパーソナリティーをつとめる「ペットフリーク大集合」のゲストに呼んでいただき、用賀にある新しいスタジオにお邪魔しました。なんでも、私の番組登場は、3回目になるそうです。
『イヌ好きが気になる50の疑問』を振り出しに、文化・芸術の秋ということで、「吉田悦花のわん句にゃん句」もご紹介していただきました。「こで1句、悦花さんのわん句を。。。」とふられ、一瞬絶句する場面も(笑)。
放送はきょう、11月10日土曜日、午後17時より☆
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ニュースからトレンドまで最新ペット情報をお届けする「ペットウォーカー」サイトと「吉田悦花のわん句にゃん句」がリンクしました。右端の「わん句にゃん句にゃん句」の子犬のバーナーをクリックしてくださいね☆http://www.petwalker.jp/news/index.php
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先に代々木で開催された「老犬セミナー」のテレビ放送日が決定しました!
NHK BS-2「ペット相談」 11月14日(水) 8:15~8:30
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「Shi-Ba(シーバ)」2007年11月号の連載「吉田悦子のニッポンの犬探訪記」は、「ある時は番犬、かつ猪追い犬。その実態は愛すべきヘタレ犬」。「真・ハチ公物語」は、「ハチ公ブームの影で秋田犬が闘犬として雑種化の危機」です。
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「ウチのコを題材にチャレンジ!」という巻頭特集で、カラー2ページにわたり「吉田悦花のわん句にゃん句」が取り上げられております。「文化の秋、芸術の秋、何か新しいことを始めるには格好の季節ですね」(読売新聞の定期購読者向け情報誌「よみうりペット」第61号より)
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月刊「ジャパン ペット プレス」vol.4で「吉田悦花のわん句にゃん句」の連載がスタート。http://www.petwalker.jp/news/story.php?sNum=314
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先の「老犬セミナー~愛犬の老後のために知っておきたい知識」(代々木・国立オリンピック記念青少年総合センター)には、160名の方がご参加くださいました。私は、『備えあれば・・の老犬生活~老犬との幸せなつきあい方』と題してお話させていだきました。
当日の講演の様子は、NHK BS2「ペット相談」(月~木 午前8:15~8:30)で放送されるそうです。ディレクターのEさんより記念品(NHKのロゴ入りタオル2本入り)をいただきました。長時間の撮影(でも放送はほんの少し・笑)、お疲れさまでした。
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サイエンス・アイ新書『イヌ好きが気になる50の疑問』(吉田悦子・1,000円・税込)全国書店やインターネットで好評発売中。韓国や中国などアジアにも翻訳出版されました。
(新しい記事は1つ下にアップ)http://sciencei.sbcr.jp/archives/2007/06/si50.html
●NPO神田雑学大学 第430回講座 学位授与記念講演
「犬・蕎麦・俳句 わたしの雑学的人生」
http://www.kanda-zatsugaku.com/081031/1031.html
●新刊『世界の犬「101」がよくわかる本』(PHP文庫)
書店の文庫コーナーにて、ぜひ手にとってご覧くださいませ
http://news01.net/news/2008/12/20081201172956.php
●「本よみうり堂」(2009年1月8日 読売新聞)で紹介されました
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20090108bk09.htm
●「吉田悦花のわん句にゃん句」大募集
http://www.geocities.jp/hh_nippa/wanku/index.html
●「江戸ソバリエ」としてゲスト出演したCS放送「日テレG+(ジータス)」の情報番組「おとな館」の特集「粋に新そば」は、読売新聞HPの「映像」サイトでも番組をすべて視聴できます
<<↓↓動画はコチラ↓↓>>
http://www.yomiuri.co.jp/stream/m_otona/otona176.htm
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サイエンス・アイ新書『イヌ好きが気になる50の疑問』(吉田悦子・1,000円・税込)全国書店やインターネットで好評発売中。韓国や中国などアジアにも翻訳出版されました。
(新しい記事は1つ下にアップ)http://sciencei.sbcr.jp/archives/2007/06/si50.html
●NPO神田雑学大学 第430回講座 学位授与記念講演
「犬・蕎麦・俳句 わたしの雑学的人生」
http://www.kanda-zatsugaku.com/081031/1031.html
●新刊『世界の犬「101」がよくわかる本』(PHP文庫)
書店の文庫コーナーにて、ぜひ手にとってご覧くださいませ
http://news01.net/news/2008/12/20081201172956.php
●「本よみうり堂」(2009年1月8日 読売新聞)で紹介されました
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20090108bk09.htm
●「吉田悦花のわん句にゃん句」大募集
http://www.geocities.jp/hh_nippa/wanku/index.html
●「江戸ソバリエ」としてゲスト出演したCS放送「日テレG+(ジータス)」の情報番組「おとな館」の特集「粋に新そば」は、読売新聞HPの「映像」サイトでも番組をすべて視聴できます
<<↓↓動画はコチラ↓↓>>
http://www.yomiuri.co.jp/stream/m_otona/otona176.htm
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「老犬セミナー~愛犬の老後のために知っておきたい知識」
主催 NPO法人 社会動物環境整備協会
協賛 (株)ダブリュ・アイ・システム
日時 平成19年9月17日(月・祝日)
午前9時30分から午前11時30分
場所 東京都渋谷区代々木・国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟 416号室
定員 160名(電話にて要申込み 先着・申込順)
受講料 無料
テーマ『野菜の必要性』~老化を防ぐ野菜の力
講師 日本獣医生命科学大学獣医学博士 鳥巣至道
テーマ『備えあれば・・の老犬生活』~老犬との幸せなつきあい方
講師 ノンフィクション作家 吉田悦子
申込先 電話 03-5712-3844
(平日 午前10時~12時 午後1時~5時)
NPO法人 社会動物環境整備協会http://www.sesj.org/
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『イヌ好きが気になる50の疑問』、着実に売れており、サイエンス・アイ新書の受注状況でも、ベスト5を維持し続けているそうです。ありがとうございます。引き続きまして、応援よろしくお願いいたします!
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「老犬セミナー」が9月6日の朝日新聞でも紹介されました。
「日本獣医生命科学大の鳥巣至道さんが、犬の老化防止に効果的な野菜の取り方などを紹介する。その後、ノンフィクション作家の吉田悦子さんが、自身の体験から、老化の目安や飼い主として準備することなどについて話す。160人。要予約(先着)。 電話 03-5712-3844 NPO法人 社会動物環境整備協会 http://www.sesj.org/」
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8月19日の吉祥寺村立雑学大学の講座のリポートが、「週刊きちじょうじ」1694号の表3にカラー写真入りで紹介されました。タイトル「チョコレートで犬が中毒を起こす」。
http://www.tokyo-net.ne.jp/kichijoji/weekly/2007/1694/index.html
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有難いことに、重版が決定いたしました。
「カ・アンジェリ」で、お世話になっているサイエンス・アイ新書のM編集長と乾杯。季節のディナーを楽しみました。アンティパスト 2品・パスタ2品・メイン 1品・デザートと食後のお飲物というコースで、わたくしがピックアップしたのは、まず、有機野菜のカ・アンジェリ風アンティパスト、大原・ヒラメの薄造りとルコラのカルパッチョ風、パスタは宮城・有機カボチャのラビオリ ゴルゴンゾーラ ソース、新潟黒崎・茶豆と小エビのスパゲッティ、メインは岩手・白金豚の桜チップスモークのグリル ルコラとトマトのサラダ。パンもいろいろな種類があって美味。おかげさまで、堪能しました。
お食事をしながらの話題はもちろん、イヌ!重版に満足することなく、さらなる努力をお誓いいたしました。そして。。。を刊行すべく、まず企画・構成を固めることで合意。イヌとの幸せな家族計画のための秘策?を話し合いました。
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毎日 あっちっちですね!動物園のレッサーパンダが、思いがけない熱波に昇天とか。。。合掌。
第11回「わん句にゃん句」発表されておりま~す♪
http://www.geocities.jp/hh_nippa/wanku/index.html
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1372回 吉祥寺村立雑学大学の講演 「イヌ好きが気になる50の疑問」、猛暑の中、ご出席くださったみなさま、ありがとうございます。いきなり行った「わん犬定」、予想していた以上に好評でした。熱心な質問が相次ぎ、2時間はあっという間。
参加最高齢の89歳もいたってお元気。涼しいお顔で、ご出身の東京・青山での「ハチ公」体験を教えてくださるなど、こちらもびっくり。
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抽選で3名の方に当たります!
応募方法はこちら
http://aiken-c.jp/news/todaynews_070711.html
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●出版社からのコメント(中略・引用)●
次々に沸いてくる疑問。「うちのイヌはなぜ…?」。その疑問をWebを使って飼い主から集め、1つ1つ解き明かしたのが本書です。
著者には、『わん句歳時記』でヒットを飛ばした吉田悦花さんを迎え、イヌ好きの著者が同じくイヌ好きの飼い主のために、1つ1つの謎をやさしくていねいに書き起こしました。
フルカラーでかわいいイラストとともに迫るワンちゃんの謎、イヌ好き必見の書です。
●8月19日 午前10時より
1372回 吉祥寺村立雑学大学講演
『イヌ好きが気になる50の疑問』
吉田 悦子(作家・エッセイスト)
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ニッポンの犬とカッコよく暮らす!楽しく遊ぶ「Shi-Ba(シーバ)」7月号、ただいま好評発売中です。今号の「吉田悦子のニッポンの犬探訪記」は、天然記念物柴犬保存会の理想の柴犬を秋田県田沢湖に訪ねました。
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4/30 波田野雪女
(いぬとしょうじょかぜとなりなのはなばたけ)
(はたのゆきじょ)
「下総の国に入りたる花菜かな 井上史葉」という句があるように、のどかであたたかな常春の千葉県生まれの私にとって、「菜の花」は子供の頃から身近な存在。見渡す限り黄色で敷き詰められた「菜の花畑」は、少女時代の自分と出会えたような、幸福な色だ。
やっぱり「菜の花」の黄色を見ないと春が来たなぁという気分にはなれない、という人も少なくないのでは。花菜、花菜畑、花菜道、花菜風、花菜雨、菜種の花、花菜咲く、菜の花明り、花菜種も春の季語。
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4/29 こしのゆみこ
(もうどうけんのにこにこあるくみどりのひ)
最近、「にこにこ歩」いている犬に出会うことが多くなった。その点、使役犬としてたいてい仕事中である「盲導犬」は、どこか無表情というか、喜怒哀楽を抑制したように淡々としている。「にこにこ」と愛想よく歩いていたのでは仕事にならない、という気もする。
クールな「盲導犬」も家に戻れば、本来の職務を離れ、家庭犬としてゆっくり穏やかに過ごしている。そうでなければ、心身ともに常に張り詰めていたら大変だ。
ほっと安堵するような、明るい句。
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4/28 津田清子
(ここほれわんわんほってもほってもすなすなすな)
(つだきよこ)
花咲爺さんといえば「ここ掘れワンワン」。裏の畑でポチが吠えた。そこを掘ると小判がざくざく、のはずが、意地悪爺さんが掘ったところ‥‥「砂 砂 砂」。
なぜか、不条理の世界を砂に託して描いた『砂の女』(安部公房)を思い出した。
「千里飛びきて白鳥の争へる」「ホントニ死ヌトキハデンワヲカケマセン」「金魚死なせし透明の金魚鉢」「すきとほる滝壺すぐに死ねさうなり」「曼珠沙華真赤な嘘の形して」など、自在な句。大正9年奈良生まれ。蛇笏賞受賞。
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4/27 高木みさ女
(あいけんしすはなかいどうにねむるかな)
(たかぎみさじょ)
八重桜が咲き出す晩春、淡紅色の五弁花を房状につけた「花海棠」が開く。中国原産のバラ科の落葉低木。
玄宗皇帝が、酔った楊貴妃を評した「海棠睡(ねむ)り未(いま)だ足らず」という故事から、眠花(ねむりばな)、眠れる花とも。中国名は垂糸海棠(はなかいどう)。花柄が長く、花が下向きに咲く。ほんのり赤く染まったまぶたを伏せているような優艶な風情がある。
作者は北海道在住。こうしたことをふまえて、眠れる花のもとに「愛犬」を葬ったのであろうか。
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4/26 守屋明俊
(くもりびはいぬほえやすくくきたちな)
(もりやあきとし)
「茎立菜」は、アブラナ科の葉菜類の1つ。3~5月が旬。薹(とう)立ちした茎や葉を摘んで食する。春の遅い東北、北陸地方では、春を知らせる伝統的な青菜。
太い茎と葉は柔らかく、ビタミンC、鉄、カルシウムなどを多く含む。栄養的にも貴重な野菜だったようだ。花蕾(からい)を含む新芽は甘みがあってくせのない味。「茎立菜」を食べると春の訪れを感じる、という人もいる。
摘み取ってもすぐ新しい茎や葉が育つ。くくたち菜、晩菜(おくな)とも。
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4/25 徳三郎
(いぬねむりねこあくびしてちょうまいぬ)
(とくさぶろう)
「徳三郎」は、コラムニストで評論家の矢野誠一さんの俳号。やなぎ句会のメンバーはほかにも、小沢昭一こと変哲、永六輔こと六丁目、加藤武こと阿吽、大西信行こと獏十、桂米朝こと八十八、永井啓夫こと余沙、柳家小三治こと土茶、というようにみなさん、ユニークな俳号の持ち主。神吉拓郎さんや江國滋さんも生前メンバーだった。
俳句でもやってみるかと毎月句会を始めて、30年以上続いているというからスゴイ。ある意味で、正統派の句会といえるのでは。
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4/24 津吉 雅
(きょうけんびょうよぼうせっしゅやはなふぶき)
(つよしみやび)
毎年4月、公園などで「狂犬病予防接種」が行われる。「接種」前に、ジョニーと川沿いを散歩したところ、ちょうど満開の桜が散り始めていた。老齢になってからは、集団「接種」には連れて行かなくなったが、桜の頃になると思い出す。
30年以上も「狂犬病」が発生していない日本だが、「予防接種」は義務づけられている。
輸入ペットを通して「狂犬病」が蔓延する恐れがあるからだろうが、その資金をより有効に使えないものか。
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4/23 林 藤尾
(ちくらふぶきずっとむこうにねはんのいぬ)
(はやしふじお)
春の嵐に散り急ぐような「桜ふぶき」。その「ずっと向こうに」、作者は「涅槃の犬」を見ている、というか感じている。それはきっと、犬の姿を借りた尊い仏であろう。
「涅槃」とは、煩悩(ぼんのう)の火を消して、知慧(ちえ)の完成した悟りの境地。一切の悩みや束縛から脱した円満・安楽、仏の悟りを得た境地だという。苦がなくなり、肉体も精神も一切が無に帰した姿とは、一種の虚無の状態といえるのでは。花のはかなさと潔さ、そしてもののあわれを感じる。
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4/22 太田一貴
(花冷えや尾至る犬の馬鹿力)
(おおたかずたか)
一読、「あははは」と笑ってしまった。いいなぁ、「馬鹿力」。犬を曳く綱を通して、老犬とはとても思えないほど、あきれるほど強い力を感じた。「老いたる犬」から発せられるものだからこそ、しみじみとした感慨がある。
「花冷」は、桜が咲く頃に突然冷え込むこと。かなりあたたかくなったあとだけに寒さが身にしみる。
「老いたる犬の馬鹿力」に感心しながらも、健気なほど、がむしゃらに突き進む犬に、ふっと寂しさや無常の思いも胸をよぎったのだろうか。
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4/21 村上鬼城
(いわふじやいぬほえたつるはしのうえ)
(むらかみきじょう)
子供の頃、庭に藤棚があった。紫に咲き垂れる藤の房は、ゆったりとして優雅で、晩春のもの憂い気分に合っていた。
古事記、万葉集、枕草子、徒然草はじめ、源氏物語の藤壺、舞踊や大津絵の藤娘、紋所の下り藤など、藤はさまざまな場面に登場する。藤色は紫の代名詞でもある。高貴な姿は、いにしえへと誘う。
切り立った岩肌にも鮮やかな紫の花を目にしたことがある。「岩藤」は、崖などに自生する藤であろう。観賞用にはない、たくましさ、激しさを感じる。
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4/20 白澤弓彦
(はなちるやいぬのよろこびぜんしんに)
(しらさわゆみひこ)
桜の季節になると、自然に口を出てくる句。犬の「喜び」は、まさに「全身」で表現し、「全身」で花吹雪を受け止める。純粋無垢で開放的な犬の喜びようときたら、そばにいるこちらが恥ずかしくなるほど。人を幸せな気持ちにする。
作者は、膵臓がんで余命数ヶ月と宣告された中、渾身の想いで句集を上梓。「一切放下してマスクひとつのみ」という透徹した句境を開かれた(「放下(ほうか)」とは悟りを開き万事を投げ捨てる意)。桜を目にすることなく、2月8日に逝去。享年53。ご冥福をお祈り申しあげる。
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4/19 古澤千秋
(かげろうやにだいのいぬのとおざかる)
(ふるさわちあき)
自転車、あるいは軽トラックの「荷台」だろうか。小さな「犬」が乗っている。
「陽炎」は、穏やかな春の日に、地上からの水蒸気により、地面から炎のような揺らめきが立ちのぼり、物の形がゆらいで見える現象。糸遊(いとゆう)、糸子(いとし)、遊子(ゆうし)、野馬(かげろい)とも。
車も「荷台の犬」もゆらめく「陽炎」に溶けるように遠ざかって行く。いったいどこへ行くのだろう。「陽炎」に吸い込まれて消えてしまうようで、白日夢の一場面を見ている気がする。
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4/18 小林一茶
(しゅんぷうやいぬのねそべるわたしぶね)
(こばやしいっさ)
私の両親の故郷・千葉県佐原市は、水郷の中心地として知られる。水運で栄えた町なかには、堀が網の目のように巡らされ、舟が行き来していたそうだ。利根川の船着き場は、両岸に住む庶民の足として身近な交通機関であった。
私も子供の頃、お墓参りのため、たしかポンポン船と呼んでいた「わたし舟」に乗った覚えがある。道路や橋が整備されるまで、各地で舟による水上交通が盛んであった。
「わたし舟」に「犬の寝聳る」、のどかな光景もよく見られたことだろう。
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4/17 小沢変哲
(むくいぬのおてをしたままりゅうじょみる)
(おざわへんてつ)
「変哲」とは、俳優の小沢昭一さんの俳号。その著『俳句武者修行』は、10の句会を道場破りした記録。
「徹子の部屋」にテレビ出演されたとき、「専門の方たちというのは、こういうふうにして(句会を)やっているのだなということで、逆に僕らは、もっといい加減にのびのびとやっていいんだなという自信がつきました」と述べられた。
「春愁や和而不同とはいえど」「論破してみた帰り道春愁ひ」「捨て猫と別れ難きに春日落つ」「春の日にそっとしてみる死んだふり」も。
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4/16 鳴戸奈菜
(しろいぬのゆくすえなしのはなよりしろし)
(なるとなな)
「梨の花」は、日本原産の山梨から育成された。4月、淡い緑の葉に先立つように純白の五弁の花が開く。すると、あたり一面、清新な芳香に包まれるような雰囲気を漂わせる。
弘法大師を霊山に導いたのが「白犬」であったように、「白犬」は古来、神の遣いや吉祥のものとされていた。昔話に出てくる犬も「白犬」であった気がする。江戸時代以後の郷土玩具の多くが、「白犬」なのも当然かもしれない。
「白犬のゆくすえ」が「梨の花より白し」とは、なんとも清清しい。
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4/15 加藤楸邨
(はなふぶきこをくわえたるいぬいずこまで)
(かとうしゅうそん)
パッと咲いたかと思うと、散るのも早い。桜は、はらはらと吹雪のように、きっぱりと散る。
地を覆うように敷き詰められた、白い花びらを踏みながら、時おり、肩に降る花びらを楽しみつつ、いささか感傷にひたる。そのはかなさや寂寥感を日本人は愛した。
なかでも江戸っ子は、満開の桜ではなく、三、四分咲きと散りぎわを愛でた、という話を聞いたことがある。それが粋というものであろうか。
「花吹雪」を浴びるのはどこか爽快でもあり、生への謳歌を感じる。
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4/14 瀧 勧進帳
(しろきいぬひとへてんしょうようかてん)
(たきかんじんちょう)
彼岸に愛犬を納骨したことをある人に報告したところ、「その犬は、いつかきっと人間になるのでは」といわれた。輪廻「転生」とは生まれ変わりのことだが、必ずしも人から「人へ転生」するとは限らない。人から虫、犬から人といった「転生」もあるとされる。
「養花天」とは、あたたかな陽気で桜の蕾がどんどん膨み、花開く頃の曇天のこと。花曇ともいう。私は俳句を始めて初めて知った言葉。天候が短い周期で変わりやすいこの時期は、どこかせつなさが宿る。
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4/13 三輪初子
(こまいぬのあのこうちゅうへはなびらよ)
(みわはつこ)
「狛犬」は一般に、神社に向かって右の口を開けた「狛犬」を「阿」、左の口を閉じた「狛犬」を吽(うん)という。その「阿」の「口中へ花びら」が降り注いだ。
梵語に由来する「阿」吽は、吐く息と吸う息、つまり呼吸の意で、万物の初めと終わりを象徴しているといわれる。たしかに、人間は口を開けながら生まれ、口を閉じた状態で死ぬようだ。「阿」は口を開いて発音し、吽は口を閉じて発音する。日本語の五十音も、「あ」と口を開けて始まり、「ん」と口を閉じて終わる。
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4/12 泉田秋硯
(ついしんにいぬのしょうそくさくらちる)
(いずたしゅうけん)
手紙にひととおりの用件を記し、そのあとに「追伸」として「犬の消息」を加えた。
「消」は陰気のなくなること、「息」は陽気の生じることで、人や物事のその時々のありさま、動静、状況の意。
あまりかんばしい「消息」ではないことは「さくら散る」が暗示している。「追伸」というさりげなさが、かえって切々と訴えかける。
作者は、1926(大正15)年島根生まれ。「苑(えん)」主宰。「百年のグリコ快走さくら咲く」「生首のごとく月下のメロン抱く」など。
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4/11 黒田杏子
(かいけんもかりんのはなもよあけまえ)
(くろだももこ)
「甲斐犬」は、秘境といわれた山梨県(甲斐の国)中巨摩郡芦安村(現・南アルプス市)が発祥とされる虎毛の中型日本犬。
「夜明け前」というと、私は島崎藤村を思い出す。藤村が生まれた馬籠(まごめ)は、長野県木曽郡山口村字馬籠を経て、現在は岐阜県中津川市馬籠に。「木曽路はすべて山の中である」に始まる『夜明け前』は、昭和4(1929)年から10年にかけて「中央公論」に連載。
冷涼な気候を好む「くわりんの花」は、新緑とともに薄紅色の花を開く。果実は秋に黄色に熟す。
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私の担当編集者のMさんの愛犬ブログ「いじ犬(けん)」が面白い!いじけ犬、略して「いじ犬」のミルク・モカ・マロンちゃんとパパ・ママの心あたたまる日日が、ママ直筆の漫画とともに、つづられています。オススメ♪
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「吉田悦花のわん句にゃん句」事務局をつとめてくださっている株式会社アルプさんが、このほど、生後1年未満のワンちゃんと飼い主さんを対象に「パピーパーティ」(仔犬の社会化促進プロジェクト委員会)をはじめられました。3月末に川崎で行われたパピーパーティには、計30頭を超える仔犬が参加。
仔犬にとって、他人や犬とのふれあいは、社会デビューの第一歩です。仔犬の性格形成にも大切な時期に、お気軽にパピーパーティに参加されてはいかがでしょうか?
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取材で人と会うと、3時間でも話し込む、ことが多い。なんだか話がつきない、というか。特に犬について。
それにしても、愛犬を交通事故で亡くしたという例が、多い。
山に放した猟犬が戻ってくるのを待って2時間、というのは当たりまえだが、ひと晩、あるいは1週間後に戻ってきた、という。猟犬が戻ることは信じているが、やはり里山近くだと交通事故が一番心配だという。
獲物を追い詰めた愛犬が、飼い主に向かって、「今だ、撃て、早く!」というように、ちらちらと視線を送る。あせって外してしまって獲物に逃げられると、その犬は、主人に向かって不満そうな顔をする。
山に入るのは、獲物をいくつ獲ったかという数を競うことが目的ではない。獲物を追い詰める愛犬と銃を撃つタイミングが合ったときの喜び。愛犬の「猟芸」を目にするのがなによりの楽しみ。
紀州犬ブンちゃんに、数ヶ月ぶりに再会。換毛で毛が抜けて細身になっていましたが、元気そうでした。歳をとると犬も子供に還るようです。すっかり甘えん坊になって、人のそばにいたがるそうです。気ままになって、声をかけても聞こえないふりをするとか(笑)。それがまた、とても可愛い。
ブンちゃんが生後7ヵ月くらいのとき、イノシシに初めて挑み、凄いファイトを見せたビデオを久しぶりに拝見しました。ベテランのイノシシに、正面からひるまず向かっていき、牙で右前足の先を切られてしまった衝撃の瞬間も。ぶらぶらになった前足で、それでもなお、イノシシに吠えているブンちゃんの姿が映し出されています。
前足をつなぐ大手術、リハビリを経て、猟犬として見事に復活。大怪我を乗り越え、右足のハンデを抱えながらも名猟犬として活躍。そして、現在も山へ通いつつ、それ以外のときは室内でゆったり過ごしている。そんなブンちゃんは、どんな犬よりも、何倍も濃密な犬生を送ってきたのだろうなあ、と思います。
Kさんのお宅で、また新しい命が誕生していました。生後20日の2頭の子犬です。
みなさまの投稿画像による「わん句写真館」もアップされました♪
どうぞゆっくりご覧くださいませ
http://www.clubalp.net/wanku/syasin_wan09.html
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取材のため、東京・中野区江古田の工事現場へ。そこで私は、周りを囲っている白い壁に、たくさんのわんちゃんの写真が貼られていることに気づいて、思わず見入ってしまった。
タイトルは、「江古田の森の仲間たち」。小型犬から大型犬まで、種類も実にさまざま。いずれも個性豊かで、愛らしい。真っ白な壁によく映えて、「ご近所犬ギャラリー」といった感じ。実は、これも近隣のみなさんとのコミュニケーションに役立てたいという、職長会のアイディアだとか。
これが大変評判になり、すでに、壁一面に飾られた写真は二〇〇枚を突破。これを目当てにわざわざ遠くから訪ねてこられ、「ぜひ、うちの犬も撮ってほしい」と申し出る飼い主さんもおられるとか。
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日本犬マガジン「shi-ba(シーバ)」2月号(辰巳出版)
発行されました♪
「ニッポンの犬探訪記」は「病気にも耐えて、陸よ輝け!」
「真・ハチ公物語」は「盲目のアーティストが心眼で愛した秋田犬」
全国書店にて発売チュウです
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1/26 櫂 未知子
(きずつきにでかけるいぬもかりうども)
(かいみちこ)
狩猟は、獲物となる獣を傷つけ、その命を奪う。一方で、手を下す「狩人」と猟犬もまた、深手を負う。それは表面的な傷ではなく、もっと内面的なものに違いない。
「傷付」くとわかっているのに、それでも「出掛ける犬も狩人も」。それが、彼らの性というか、宿命なのであろうか。「犬も狩人も」なにやら運命共同体のようだ。
この猟期に、猪を追っていた知人の紀州犬マリが、猪が身を翻した瞬間、崖から転落して息をひきとったという話を思い出した。享年6。
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斎藤は、昭和3(1928)年6月に設立された「日本犬保存会」の創立者。
ちなみに同年2月、日本シェパード犬倶楽部(NSC)も設立され、5月には、シェパート犬のみの第1回展覧会が上野で開催されている。
もともと斎藤は、日本犬とニホンオオカミの研究に情熱を傾けていた。しかし、明治以降、日本に入ってきた洋犬におされ、日本犬が地犬と呼ばれて野良犬扱いされて衰退していくのを深く憂慮し、日本犬を保存する運動を進めようと決意した。
種犬として残しておきたい優秀な日本犬を発見し、その犬籍簿をつくり、それをもとに交配・繁殖を行って、日本犬を守っていこうと考えた。そこで、立ち耳・巻尾のよりよい犬を探し出すため、各地の山間部を歩き回った。
斎藤は、ハチ公について投稿する4年前の昭和3年7月、渋谷界隈を歩いていたとき、たまたまハチ公に出会っている。斎藤が公表した第1回日本犬籍簿第1巻には、全国から調査した30頭余りの日本犬の1頭として、ハチ公も記録されている。
当時の東京では、まったくといってよいほど日本犬の姿を見ることはなかったというから、ハチ公の存在は貴重だった。
ハチ公がいた昭和初期、渋谷周辺には野犬が多く、野犬狩りが頻繁に行われていた。当時、野犬狩りで捕まった犬は撲殺されていたという。
新聞記事では、「ハチ公の、も一つの美徳は喧嘩の仲裁だ」として、「弱いもの虐めをしてゐる犬があるとハチ公は黙つてその巨大な背中を喧嘩の真中に割り込んで行く、それでもきかぬ強きの奴に対してはアングリ一かみ、だが尻つ尾をまいてにげて行くのは決して追はない――とは一寸風変りな親分である」と記している。
主人を駅でじっと待ち続けるハチ公は、一方で、野犬たちの「親分」的存在だった、という。健気だけでない、ちょい悪の頼れる兄貴といったイメージで親しみやすい。そのことも、人々にアピールしたのかもしれない。
長い間待ち続けていたため、ハチ公の白毛は次第に汚れてきた。おとなしいハチ公は、墨でメガネを書かれたり、付けていた胴輪を持ち去られるということもあった。
薄汚れて何もつけていないハチ公は、野良犬と間違えられ、一般の人から邪険に扱われることも少なくなかった。
実際に、何度か野犬狩りに捕まった。が、そのたびにハチ公を知る近所の巡査などが助けていたそうだ。
斎藤は、日本犬の保存活動をより多くの人に知ってもらうため、さまざまな新聞や雑誌に、日本犬にまつわるエピソードを積極的に投稿していた。
とくに、健気に待ち続けるハチ公の事情を人々にわかってもらいたい、なんとか日本犬の社会的認知を得たいという思いから投稿した「忠犬ハチ公」の話は、大きな感動を呼んだのだった。
前年の昭和6年7月、文部省が秋田犬を天然記念物に指定したこともあり、日本犬が再認識されつつあった。それを背景に、ハチ公の生みの親、守護者、恩人といわれる斎藤は、秋田犬復活への弾みをつけた。
ハチ公の記事が掲載された翌月の11月6日には、日本犬保存会の第1回日本犬展覧会が、東京・銀座の松屋の屋上で開催された。
それまで、犬の展覧会といえばシェパード、ポインター、テリアといった洋犬の展覧会に限られていたことを考えると画期的だ。
全国から81頭の日本犬が集まり、うち17頭は山梨の山中から連れてこられた虎毛の甲斐犬、秋田犬は3頭。このとき、ハチ公も招待犬として参加した。
ところで、ハチ公人気に湧くまでの間、日本ではどんなことが起こっていたのだろう?
参考までに、その7年間の日本の動きを年表からざっとピックアップしてみよう。
1925年 普通選挙法・治安維持法
公布(上野教授死去)
27年 金融恐慌
29年 世界恐慌
30年 昭和恐慌
31年 満州事変
32年 満州国建国宣言/5.15事件で犬養首相が海軍青年将校らに射殺される(忠犬ハチ公の記事)
といったように、年々景気が悪化する閉塞状況のなか、立て続けに国を揺るがすような血なまぐさい事件が起こっている。
さらに、15年戦争のはじまりといわれる「満州事変」も勃発。日本は、軍国化への道を転げ落ちていく。
それに呼応するように、32年12月17日、陸軍省の後援により、社団法人帝国軍用犬協会(KV)も創立。
33年 国際連盟脱退
34年 帝人事件/ドイツ・ヒットラー総統就任(ハチ公銅像)
35年 (教科書にハチ公が掲載・ハチ公死去)
ハチ公の死後、ついに……。
36年 2.26事件
37年 日中戦争
日本の政治を取り仕切ろうと考えていた軍人の政治家たちは、国民に軍人精神を植え付けるため、忠義の思想を子どもの頃から教え込もうと、主人に忠実なハチ公の記事に注目した。
尋常小学校の修身(人間としての正しい行いを教える学科)の国定教科書に「恩ヲ忘レルナ」として、ハチ公の話を掲載する。
ハチ公を忠犬に見立て、「国威高揚」「軍国主義」のプロパガンダ(主義・思想などの宣伝)に利用した、というのは、いかにもありそうな話ではないか。
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ハチ公を一躍有名にした
新聞記事に2つの説
ハチ公の熱狂的ともいえるブームには、「国威昂揚」に利用しようとする黒い影が見え隠れする、と前に述べた。
そもそも、ハチ公の飼い主の上野教授が亡くなったのが大正14(1925)年。それから、ハチ公の孤独な渋谷駅通いが始まるわけだが、7年後の昭和7(1932)年に、朝日新聞の記事でハチ公がブレークする。なぜ、主人の死から1年後、3年後、5年後でもなく、7年後だったのだろうか?
たんなる偶然といえばそれまでだが、もしかしたら、そのあたりにハチ公人気を解く鍵が隠れているのではないだろうか。
そこでまず、ハチ公を一躍有名にした新聞記事について検証してみよう。これには、大きく分けて2つの説がある。
1つ目は、新聞記者の思いつきの町ネタ説。亡くなった主人を慕って、ハチ公という犬が、毎日、渋谷駅に迎えに来ているという記事が朝日新聞に掲載されたのは、昭和7年10月4日のこと。
記事を書いたのは、連合通信社の細井吉蔵という記者だった。連合通信というのは、書いた記事を契約している新聞社に配信する会社のこと。
細井記者が、渋谷駅近くのやきとりの屋台で、お酒を呑んでいると、大きな野良犬が来てしきりに尾を振っている。ほかの客が、やきとりを与えるとうれしそうに食べる。
「人なつっこい犬だね」というと、「7年前に帝大教授の主人が亡くなってからも、渋谷駅周辺にいて、犬好きの人から残飯をもらったりして生活している。ほんとうはハチというのだけど、愛嬌があるのでハチ公と呼んでいるんですよ」とやきとり屋の主人は応えた。
この話を聞いた細井記者は、7年間も死んだ主人を渋谷駅で待ち続ける「忠犬」にアレンジ。「町でひろったちょっといい話」として、ハチ公を紹介したというのである。
その結果、主人を忘れず駅に迎えに来るハチ公の心に感動した人々から、新聞社にはたくさんの投書が届いた。
細井記者自身は、自分の記事がまさか、野良犬同然のハチ公を日本一の忠犬にしてしまうとは夢にも思わなかったことだろう。
もう1つは、日本犬のイメージアップのためのPR説。昭和7年10月4日付のハチ公の記事は、日本犬保存会を創立した斎藤弘吉の投稿をもとにしたものだという。その記事では、
「東横電車の渋谷駅、朝夕真つ黒な乗降客の間に混つて人待ち顏の老犬がある。秋田雑種の当年とつて十一歳の――ハチ公は高齢だが、大正十五年の三月に大切な育ての親だつた駒場農大の故上野教授に逝かれてから、ありし日のならはしを続けて雨の日雪の日の七年間をほとんど一日も欠かさず今はかすむ老いの目をみはつて帰らぬ主人をこの駅で待ち続けてゐるのだ、ハチ公にとつては主人の死などはあり得ない事実に違ひないのだ、行きずりの人々もいつしかこの事情を知つて、心根を憐み、売店でこま切れや何かを買ひ与へて慰めていく人もある……」
と続く。ここでは、ハチ公は、片耳が垂れていることから「秋田雑種」と紹介されている。これに対して斎藤は、ただちに「あれはケガと病気のために垂れたのであって、ハチ公は絶対に純粋なる秋田犬である。彼がいつまでも主人の愛情を忘れないで渋谷駅にいるということは、やはり純粋なる秋田犬、否、日本犬の特性を表したものである」という投書を新聞社に寄せた。
それもまた大々的に掲載されたことで、ハチ公のことはさらに広く世間に知られるようになった。
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もの悲しく鳴くハチ公の
肉声を収録したレコードも
かなり教訓めいた歌の作詞は、旧制大館中学校(現・大館鳳鳴高校)の博物学の教師だった小野進。
作曲は、「おもちゃのマーチ」で知られる小田島樹人(おだじま・じゅじん)という、秋田県鹿角市出身の作曲家(1885~1959)。
ところで、「やっとこ やっとこ くりだした」で知られる「おもちゃの マーチ」の「人形の兵隊 勢ぞろい
お馬も わんわも らったった」という「わんわ」とは、犬のことかしら?
ハチ公についての歌は、それだけではない。サトウ・ハチロー作詞による「ハチ公の歌」というレコードも発売された。もう1つ、「純情美談 忠犬ハチ公」も。これは、なんと曲のおわりに、「ウォ~~ン」と、もの悲しく鳴くハチ公の肉声が収録されている。
当時、ハチ公を取材し、『忠犬ハチ公物語』を著した岸一敏(きし・かずとし)が、ハチ公のことを記録するため、昭和9(1934)年に録音した。
そのハチ公の声を後年、鳴き声で犬の気持ちがわかるバウリンガルで解析したところ、「さびしいよぉ」であったとか。やはりねぇ。
ところで、ハチ公銅像は、ハチ公が死んだ後に建てられたと思いがちだが、JR渋谷駅前の銅像は、ハチ公がまだ健在であった昭和9(1934)年に建てられている。
ハチ公が有名になったのは、昭和7(1932)年、朝日新聞の「いとしや老犬物語 今は世になき主人の帰りを待ち兼ねる七年間」という写真入りの記事になってから(これには諸説あるのだが、ここではふれないでおく)。
亡くなった主人を待ち続ける忠義な犬、すなわち忠犬としてもてはやされ、渋谷はもちろん、全国的に大変な人気となった。
渋谷駅周辺では、ハチ公せんべい、ハチ公チョコレート、ハチ公そば、ハチ公やき、ハチ公焼き鳥、ハチ公丼などが名物として売られた。
いったいどんなの? と思うものばかりだが、この頃、前述した「ハチ公ソース株式会社」が創業。ハチ公人気便乗商品で、今でも残っているのは、ハチ公ソースだけといってよい。
忠犬ハチ公銅像の建設資金を募集するために日本青年館で「ハチ公の夕べ」という演芸会が行なわれ、3000人が集まった。新作浪曲「忠犬ハチ公物語」が演じられた。
さらに、道玄坂で「ハチ公音頭」の踊りの披露、「アルプスの大将」という東宝映画の中の銅像とハチ公を映したシーンが人気を呼んだ。
菓子、レコード、民謡、映画と、とどまるところを知らないハチ公フィーバー(死語)。
ハチ公が亡くなったとき、全国紙は一面トップ記事で報道し、渋谷駅前での告別式は、花環と人で埋まったという。一時期人気になった、アザラシのタマちゃんや風太くんもとうていかなわないほど、ハチ公の人気は空前絶後のスゴイものだった。
しかし、この熱狂的ブームの背景には、常に見え隠れする暗い影があった。一頭のニッポンの犬、秋田犬を主人に忠実な忠犬としてもてはやす人々の欲望と、さらに「国威発揚」に利用しようとする動き、である。
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ハチ公をデザインした
iPod用ケースも売切れ
前回、ハチ公グッズから、ハチ公サブレにハチ公ソース、そしてハチ公バスに至るまで、ハチ公にまつわるアレコレをご紹介した。
この夏、あらたなハチ公グッズが登場した。渋谷にオープンした米アップルコンピュータ社の直営店「Apple Store Shibuya(アップルストア渋谷)」が、「忠犬ハチ公」をデザインしたiPod用ケース(4680円)を限定販売したところ、開店早々売切れた。ここでも、渋谷といえばハチ公なのである。
音楽といえば、「『忠犬ハチ公』楽譜発見、62年ぶりに日の目」という記事(平成11年10月9日)東京新聞朝刊に掲載された。
62年ぶりに発見された
「忠犬ハチ公」の歌
これは、「忠犬ハチ公」の歌が発見されたというもの。62年ぶりというから、昭和12(1937)年の作品だ。
唱歌 忠犬ハチ公
小田島樹人 作曲
小野 進 作詞
藤盛紀佐子 歌
一 逝きしあるじと
知らずて待ちし
尊き心
銅像(かね)にぞのこる
学べや人々
その魂を
二 あるじの恩
忘れぬ忠犬
天地と共に
永遠(とわ)にぞ朽ちぬ
仰げや人々
その俤を
三 富士と桜と
ハチ公こそは
日の丸かざす
吾等(われら)の誇り
讃(たた)えよ人々
御(み)国の寳(たから)
この歌の発見者は、ハチ公のふるさと・秋田県大館市の「大館まちづくり協議会」理事で「忠犬ハチ公銅像及び秋田犬群像維持会」会員の千葉雄。
ハチ公の資料を整理中に「忠犬ハチ公」の歌があることを知って調べたところ、大館市中央図書館所蔵の『忠犬ハチ公頌賦(しょうふ)』(小野進(すすみ)著)に譜面と歌詞が掲載されていた、という。
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ハチ公のふるさと秋田県でも
大館駅前にハチ公銅像が
渋谷にハチ公銅像が建立されることを知った有志が、地元にも銅像を建てようと、ハチ公が亡くなった昭和10年7月に除幕式が行われた。が、昭和20年、渋谷のハチ公銅像と同様に、戦争のため撤収されてしまう。渋谷では昭和23年8月にハチ公銅像が再建。大館駅前の像は、ハチ公没後50年に募金活動が行われ、昭和62年11月に再建された(両耳がぴんと立っている)。地元の老舗和菓子屋・大鳳堂には、ハチ公サブレ、ハチ公饅頭、ハチ公諸越など、ハチ公ゆかりのお菓子も。
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1/20 大木あまり
(ろうけんとのっぺらぼうのかんたまご)
(おおきあまり)
今日は大寒。寒中に産み落された卵は、他の季節より滋養があるといわれ、何よりの御馳走だったのであろう。冬の季語。風水によると、「寒卵」を食べると金運がよくなるのだとか。
しかしながら、鳥インフルエンザに感染した鶏の大量死で、風評被害などを懸念して約8000羽を殺処分した、といったニュースに接するたび、なんともいたたまれない気持ちになる。
「のつぺらぼう」が、白くつるりとした「寒卵」だけでなく、薄ら寒い世相を反映しているかのよう。
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ハチ公印のハチ公ソースと
渋谷を循環するハチ公バス
ハチ公ショップで扱っているグッズは、ここ十数年の間にできたものだが、ハチ公ブランドとして、昔から知る人ぞ知るモノがある。「ハチ公ソース」だ。
こんな商品があるなんて。「出没!アド街ック天国」や「目覚ましテレビ」など、テレビで紹介されるまで地元の人すらも知らなかったという、幻のソースである。
ブルドッグソースの向こうをはったようなユニークな商品名(なぜ、ソースというと「犬印」なの?)。なんといっても、斜めを向いたハチ公銅像のマークが付いたラベルが、なつかしい雰囲気を醸し出している。
ハチ公ソースは、東京・渋谷でしか手に入らない手作りソース。ウスター、中濃、フルーツの3種類がある。
基本のウスターソースは、タマネギ、ニンジン、セロリなどの野菜をたっぷり使って風味を凝縮。製造後、半年から1年熟成したものが口当たりがよくまろやかで、深みのある味になるのだとか。濃厚で酸味があり、添加物を使った甘ったるいソースとは異なり、野菜や果物の甘さが生きている。
私は、昨年、友人から3本セットの贈答用をプレゼントされて以来、愛用している。コロッケやエビフライなどの揚げ物やキャベツなどの野菜など、なんでもよくあう。
ハチ公ソースのボトルは、プラスチックでなく瓶。ラベルのデザインも色合いもシンプル。テーブルの上にどんと置いておきたい感じ。それだけ、存在感のあるソースなのである。
販売元は、ハチ公ソース株式会社。渋谷区富ヶ谷2-4-12。ハチ公通ならピンときたかもしれないが、ハチ公が上野博士と暮らしていた家は、富ヶ谷通り沿いにあった。ハチ公ソースの創業者は、ハチ公をよく知る人物であったのだろうか。
調べたところ、昭和6年に、ハチ公ソースを創業した小川礼蔵さんは秋田県出身。秋田犬のハチ公に親しみを抱いてマークに起用し、昭和18年にハチ公ソースを売り出した。しかし、食堂などの業務用のみで一般への知名度は低かった。
平成12年、礼蔵さんが亡くなったのを機に「区切りにしよう」ということになったが、テレビ番組に取り上げられたとたん、注文が急増。レトロなラベルデザインが若者を中心に人気を呼び、コアなファンも多い。
今でも業務用が中心だが、家庭用は限定販売で、津の国屋酒店(渋谷区富ヶ谷2-20-14)や東急ハンズ渋谷店など、特定のお店で扱っている。
ちなみに、津の国屋酒店でよく売れているのはフルーツソース。ウスターソースにフルーツをたっぷりまぜて作った、ハチ公ソースのフルーツ味。中濃と同様に、デンプンなどのつなぎが少ないため、味わい深いソースになっている。
値段は、1本300円。3種類をセットにしても1000円以下とリーズナブルである。
地方から渋谷に遊びに来た人は、東京みやげにハチ公ソースを。また、この夏の帰省みやげは、ハチ公ソースということでいかがだろうか?
実際に、どんな味なのか試してみたい方は、渋谷センター街の「恋文食堂」という洋食屋さんに行くと、テーブルにハチ公ソースの中濃が置いてある。
実は、私はまだ食したことがないのだが、ここの名物の「ロールキャベツコロッケ」が、「TVチャンピオン」のコロッケの部で優勝したのだとか。
同じく渋谷にある「とんかつ蓬莱亭」でも、ハチ公ソースが賞味できるそうだ。お試しあれ。
さて、渋谷といえば、「ハチ公バス」もオススメ。ハチ公バスは、赤い小型バスで、ボンネットにハチ公の顔、後ろにはシッポが描いてある。
渋谷区役所から代々木公園を経て、初台、笹塚を回る「春の小川ルート」と、渋谷区役所から渋谷駅東口、恵比寿、代官山を回る「夕やけこやけルート」の2つの循環ルートがある。一律100円。
「春の小川ルート」は、小学校唱歌「春の小川」のモデルになった河骨川が流れていた、富ヶ谷を通ることから。「夕やけこやけルート」は、童謡「夕やけこやけ」の作曲家・草川信が、音楽教師をしていた長谷戸小学校の前を通ることから、それぞれつけられた。
ハチ公バスに乗って、渋谷の街並みをゆっくり眺めてみよう。ハチ公がいた懐かしい風景が見えてくるだろう。
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1/19 桂 信子
(どまにいるかやくのにおいかりのいぬ)
(かつらのぶこ)
「土間」で銃の手入れをしているのだろうか。銃の「火薬の匂ひ」がほのかに鼻腔を刺激する。そのかたわらには「狩の犬」。「火薬の匂ひ」は危険を感じるが、「土間」という場所設定によって、どこか安堵するものがある。
「火薬」といえば、対人地雷の探知には金属探知機、差し棒と呼ばれる金属棒と並んで、地雷犬が活躍している。作業は気の遠くなるような忍耐と集中力を要求される。
地雷の「火薬の匂ひ」に反応する地雷犬も、過酷な環境のもとでは長続きしない。
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渋谷のシンボル・ハチ公の
渋谷限定商品あれこれ
日本人に最もよく知られ、愛されているニッポンの犬であり、渋谷のシンボルでもあるハチ公。そんなハチ公のブランド商品は、渋谷限定の、東京のおみやげとしても人気が高い。
渋谷のハチ公銅像のすぐ近く、東急東横店1階に、ハチ公ショップ「渋谷のしっぽ」がある。
「渋谷のしっぽ」は、ハチ公をモチーフにしたショップ。平成4年の開業から、すでに13年になる。
ハチ公のぬいぐるみをはじめ、ハチ公のうしろ姿の入ったハンカチやタオル、携帯ストラップ、ステーショナリーグッズなどのハチ公商品のほか、女性のためのグッズも充実している。
店内には在りし日の
ハチ公の写真も
「犬のしっぽ」では、ハチ公まんじゅうやハチ公もなかといったお菓子、買い物をすると「ハチ公待ち合わせ証明書」というカードをくれた記憶もある。
JR渋谷駅周辺で、あるようで意外と少ない愛犬グッズのお店。しかも、ハチ公のブランドショップ。駅のすぐ近くということで、地方から東京に遊びに来た人たちや修学旅行生の人気スポットになっている。愛犬家のオフ会の集合場所に、「渋谷のしっぽ」が指定されることも多いようだ。
現在、渋谷駅の駅長さんが中心となり「ハチ公銅像維持会」なる会がある。毎年、ハチ公の慰霊祭を行うなど、ハチ公銅像を維持するための活動を進めている。店内には、この会に対する寄付金箱が設けられ、小銭を寄付する姿も見られた。
お店の壁には、在りし日のハチ公の写真が飾られていた。当時のハチ公を知る貴重な写真資料のパネル展示。ハチ公銅像を見たあと、1度は立ち寄りたいもの。
さて、私が、「ハチ公サブレ」なるものを知ったのは、実は最近のこと。道玄坂上にある仁科屋が製造・販売している。豊島屋の鳩サブレーは、鎌倉みやげとして広く知られているが、ハチ公サブレは食べたことがなかった。
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1/18 野村泊月
(いぬぞりをかるまちにひとりのくすしかな)
(のむらはくげつ)
かつて北国で、冬場の唯一の交通手段は「犬橇」であった。急病が出たときなど、「町に一人」しかいない「医師」は、「犬橇」を手繰って赴いた。「犬橇を駆る」で切れて、「町に一人の医師かな」に、緊迫感と静けさが響き合う。
雪の上を犬に曳かせて走る「犬橇」は、冬の間の重要な「足」だった。しかし、今日では、自動車やスノーモービルなどに取って代わられている。
「犬橇」として残っているのは、犬と人が一体となって行う競技として行われる場合がほとんど。
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JR渋谷駅前の「忠犬ハチ公銅像」。日本犬ファンなら、1度は必ず詣でたいオススメ・ポイント。銅像のある渋谷駅の改札口の一つは「ハチ公口」と呼ばれ、その壁面いっぱいに秋田犬の姿が描かれている。ハチ公はどんな気持ちで、雑踏の中にひとり坐り続けていたのか? 足をとめて、その姿をじっくり思い浮かべてみるのもよいだろう。
渋谷周辺を散策する際には、青山墓地の上野博士の墓所にある「忠犬・ハチ公の碑」もぜひ訪ねてみたい。
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1/17 西ノ原一史
(そこびえやろびーでいぬのしゅじゅつまつ)
(にしのはらかずふみ)
俳句では、寒さもバラエティーに富んでいる。寒、凍る、冴ゆ、冷え、そして「底冷」。同じように寒くても、余寒、春寒、凍返る、料峭、冴返るなどは春の季語。
「犬の手術」が終わるまで、動物病院の「ロビー」で待っている。時間がこれほど長く感じたことはなかったかもしれない。
麻酔から目覚めることなく死んでしまうのではないか……という不安と恐怖で胸がいっぱいになり、身体のしんまで冷えてくる。「底冷」は、まさに地の底から冷える感じをいう。
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よく見ると左耳が折れている
ハチ公銅像は2代目
渋谷というと、渋谷マークシティ、渋谷センター街、109、公園通り、渋谷パルコ、西武、NHK、渋谷公会堂、東急文化村、道玄坂など、イメージするところは、人それぞれだろう。私は、渋谷といえばハチ公。ハチ公を想うと、甘酸っぱい記憶がよみがえる。
前に述べたようにハチ公は、ニッポンで一番有名な犬。ちょうど70年前の3月8日に亡くなった。
ハチ公という犬なんて知らない、という人でも、JR渋谷駅前のハチ公銅像といえば、ピンとくるのではないか。 しかし、なかには、名前は知っているけれども、ハチ公についてあまりよく知らないという人もおられるかもしれない。ここで簡単に説明しておこう。
ハチ公は、秋田犬の雄。1923(大正12)年、秋田県大館市に生まれた。翌年、東京帝国大学(現・東京大学)農学部教授・上野英三郎博士が、秋田犬の仔犬を譲り受けることになった。
上野博士は、仔犬に「ハチ」と名づけた。子どもがいなかったこともあり、我が子のよう可愛がった。成長したハチ公は博士の送り迎えをするようになった。25(大正14)年5月。いつものように、ハチ公に送られた博士は、脳溢血のため大学で急逝してしまう。
博士を亡くしたハチ公は、八重夫人とともに浅草へ引っ越した。ハチ公は、そこから渋谷まで行き、渋谷駅の改札の前で博士の帰りを待つようになった。それは雨の日も、雪の日も毎日続いた。
ハチ公が博士とともに暮らしていたのは1年余り。しかしハチ公は、博士亡きあと、10年以上も渋谷駅で待ち続けた。そんな主人を慕うハチ公の一途な姿が、32(昭和7)年10月4日の朝日新聞に「いとしや老犬物語」という記事として紹介されると、ハチ公は一躍有名になった。
帰るはずのない博士を待ち続けるハチ公にたくさんの人たちが感銘を受け、想いを寄せるようになった。
全国から集められた募金によって、34(昭和9)年4月、渋谷駅前に銅像が建てられた。八重夫人をはじめ、300人余りが出席。盛大に銅像の除幕式が行なわれた。すでに10歳を超えていたハチ公も、渋谷駅長に連れられ、式に出席している。
その後もハチ公は、海外に紹介されるなどしてさらに有名になった。しかし、銅像が建てられてから1年後の35(昭和10)年3月8日、ハチ公は、フィラリアのため、13歳(人間にすると90歳くらい)の生涯をひっそりと閉じた。
ハチ公の遺骨の一部は、青山墓地の博士のお墓の隣に埋葬された、という。待ち続けたハチ公は、大好きな博士にようやく会うことができたのである。
上野にある国立科学博物館には、胸にポチクラブ名誉会員章をつけたハチ公の剥製が保管・展示されている。
解剖したハチ公の胃の中から、焼き鳥の串が出てきた。そのため、「ハチ公は、博士に会いたくて10年間も渋谷駅に来たのではない。駅前の焼き鳥屋のお客が投げ与えてくれる焼き鳥を目当てにして、毎晩通っていたのだろう」とか「主人が亡くなったことに10年以上も気づかなかったなんてバカ犬じゃないか」などと疑問を呈するヤカラも出てきた。
しかし、尋常小学校の国定教科書修身に「恩ヲ忘レルナ」という題でハチ公のことが紹介されるなど、ハチ公の人気は不動のものとなっていた。
41(昭和16)年に始まった第二次世界大戦によって、国は、兵器をつくるため金属回収令を公布。
ハチ公銅像も、44(昭和19)年に国に供出されてしまった。ハチ公を「忠犬」として美化し、愛国心向上のスローガンに利用した末に、庶民の募金によって建てられたその銅像まで、熔かして兵器にしなくてはならないほど情勢は切迫していたのだ。
現在のハチ公銅像は、ハチ公銅像再建委員会によって、全国から集められた募金で再建されたもの。48(昭和23)年8月15日の終戦記念日に除幕式が行なわれた。
つまり、私たちが現在親しんでいる銅像は、二代目。よく見ると左の耳が少し垂れている。他の犬に噛まれて左耳が垂れてしまったのを忠実に再現している。
以前は、渋谷の待ち合わせ場所の代名詞だったハチ公銅像。最近は、どこにいても連絡がとれるケータイが普及したこともあり、その影が薄くなったような気もする。
しかし、ハチ公人気は簡単にすたれはしない。というより、まだまだ根強いものがある。
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1/16 堀江重臣
(とうけつのじゃぐちにじいとばあといぬ)
(ほりえしげおみ)
朝、戸外に出ると水道が「凍結」してしまっていた。
12月から2月にかけて、マイナス4度以下になると水道の凍結事故が多発する。そのため、水道の「蛇口」をわずかに開けて、ストローの太さくらいの水を流したままにしておく、と聞いたことがある。
「凍結の蛇口」を前に、老夫婦が思案しているところへ犬も顔を出して、何やら一緒に悩んでいるようなしぐさが見えるよう。作者である「爺」、そして「婆と犬」。肩を寄せ合って暮らしている様子が伝わる。
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昨年末、新潟で出逢った北海道犬の「小梅ちゃん」が、「新しい家族のもとに旅立っていきました(涙)」とわんこな母さんよりメールをいただきました(以下引用)。
1ヶ月と1日の暮らしでしたが、 闘病中の陸を診ている沈みがちな我が家に明るい笑顔を連れてきてくれた小さな小さな小梅でした。尻尾の手術にも耐え、耳の変形も頑張って乗り越えてくれた小梅です。きっと新しい家族の元でも愛らしい姿で幸せを運んで行ってくれることでしょう。えつかさんの取材が我が家に小梅がいてくれた証です。ありがとうございました。(引用ここまで)
こちらこそ、ありがとうございます。小梅ちゃん、新しい家族のもとでも元気でね。それにしても、大きくなったなあ。茶色いかたまりだったのが、眼も開いて、ちゃんと日本犬らしくなって。。。(笑)
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1/14 平井 浩
(おりおんやしょだなにさがすはっけんでん)
(ひらいひろし)
研ぎ澄まされたように星が輝く冬。凍星、寒星、荒星、冬銀河、星冴ゆ、昴も冬の季語。冬の星座といえば「オリオン」。その名はギリシア神話の狩人「オリオン」に由来する。
星に疎い私でも三つ星はすぐわかる。家路を急ぐとき、「オリオン」を見つけると、静寂の光に見守られている安心感に包まれる。
作者も帰り道に「オリオン」を眺め、三つ星から飛び散る8つの珠を連想したのだろうか? 無性に「八犬伝」を読み返したくなり、「書棚に探す」というのが面白い。
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1/13 奥坂まや
(かざはなやりょうけんおきをみていたり)
(おくさかまや)
眼前には、見わたすかぎりの海が広がっている。きらきらと輝きながら、白いものがちらついてきた。雪など降るはずもない、晴れ渡った青空だというのに。どこから降ってくるのだろう。
蒼天を漂い、ふと死の想念へと引き込まれるかのように、雪は波間に届く前に、あっけなく消えてしまう。眩暈のようなひととき。「猟犬」は、「ああ」というように空を仰ぎ、じっと「沖を」見つめている。
「風花」という季語が盛んに使われるようになったのは、明治時代以降という。
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1/12 加藤楸邨
(いぬのつらまことにたのししばかれて)
(かとうしゅうそん)
枯れた芝の上を跳ねたり、転げまわったりして、体中に枯芝をたくさん付けている犬。はしゃいでいたかと思うと、突然驚いて真剣な顔になったり。いきいきと表情豊かに遊んでいる。
その様子をじっと眺めている楸邨。「まことにたのし」から、「犬の面って、実に愉快だなあ」という実感が伝わってくる。
冬は枯芝、春は若芝、夏は青芝と、芝には3つの季語がある。茶色に枯れた芝が広がる風景も趣がある。柴犬という名は、この枯芝に似た毛色に由来するという説も。
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1/11 林 徹
(いぬとくうもちいくたびもふこうへて)
(はやしてつ)
今日は鏡開き。鏡餅を砕いて汁粉やぜんざいにしていただく。かたわらの犬にも餅を分け与えながら、不幸が重なった旧年をしみじみと振り返り、犬と餅を食う今を見詰めている。もしかしたら、この犬のほかに身寄りがなくなってしまったのかもしれない。
「犬と食う餅」で切れて「幾たびも不幸経て」という、句またがりといわれる不安定な構成に、喜怒哀楽に分けられない、複雑な心中が伝わる。
作者は沢木欣一に師事、「風」同人のかたわら「雉」を創刊主宰。
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1/10 水原秋桜子
(とぶさまつかれののいぬがきてねむる)
(みずはらしゅうおうし)
松の内が終ると門松を取り去るが、その時、松の梢を、松飾りが立ててあった穴に松の梢を挿し込んで立てておく。これが「鳥総松」である。
これは 「鳥総(とぶさ)」つまり、きこりが木を切った時、切った梢をその切り株に立てて山神をまつったことに由来するという。きこりは、山へ入って木を伐ったとき、そのようにして山神に祈った。
「鳥総松」へ吸い寄せられるように、どこからともなく「枯野の犬が来て」、安心したように「ねむ」ってしまった……。
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1/9 坪内稔典
(ろうけんをまたいでそとへおしょうがつ)
(つぼうちとしのり)
ごろりと横になっている「老犬」とそれをまたぐという行為、「お正月」のどこかとぼけた言い回しに、俳諧味が感じられる。身近なものなんでも俳句になるんだから、今年も肩肘張らずいこうよ、という気にさせられる。
そのほか冬の句より。「うごけば寒い 橋本夢道」「風景の何処からも雪降り出せり 柿本多映」「一枚の餅のごとくに雪残る 川端茅舎」「雪だるま星のおしやべりぺちやくちやと 松本たかし」「着膨れてなんだかめんどりの気分 正木ゆう子」
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1/8 宮林菫哉
(てまりうたしんみりきいているいぬかな)
(みやばやしきんさい)
昔、女の子のお正月の屋外の遊びは、羽根つきか手毬であった。手毬遊びには歌がつきもの。
「あんたがたどこさ、肥後さ、肥後どこさ、熊本さ……狸がおってさ、それを猟師が鉄砲で撃ってさ、煮てさ、焼いてさ、食ってさ」。「手毬唄」には少し残酷な内容のものが少なくない。
女の子らしい遊びはどちらかというと苦手だった私も、ゴム毬をつきながら意味もわからず歌っていた。
少女のかたわらに静かにたたずむ犬が、「しんみりきいてゐる」というのがせつない。
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1/7 岡田荘一
(かいぞめはどんきほーてのいぬうりば)
(おかだそういち)
「買初」は、新年を寿ぎ、あらたまった気持ちで初めて物を買うこと。
作者が向かった先は、激安の殿堂といわれる「ドンキホーテ」。私自身は、「ドンキホーテ」の店内に入ったことはないが、新聞のちらしを見る限り、巨大雑貨店という感じ。
いろいろ買いたいものがある中で、迷うことなく「犬売場」へ向かい、犬のフードやおやつやおもちゃなどを買うつもりなのだろう。
「買初」が「ドンキホーテ」、しかも「犬売場」というのは、どこか世相を反映している。
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1/6 沢木欣一
(はつわらいがんぐのいぬにかきしひげ)
(さわききんいち)
「笑う門には福来たる」というが、「初笑ひ」は、新年を迎えて初めて笑うこと。笑初(わらいぞめ)、初笑顔、初えくぼともいう。逆に泣初(なきぞめ)もある。
「玩具の犬」とは、昔ながらの郷土玩具の犬のことだろう。江戸の犬張子もよく知られている。それに「髯」を書き足したのだろうか? 「髯」が描かれた「玩具の犬」を見て、思わず笑みがこぼれ、それが「初笑ひ」となった。
作者は富山県出身。東京芸術大教授。加藤楸邨に師事、「風」を主宰した。
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1/5 飯塚佳代
(ねんがじょうかぞくしゃしんのいぬにひき)
(いいづかかよ)
デジカメの普及のせいか、写真付「年賀状」が増えた。「家族写真」はじめ、「家族が増えました」という赤ちゃんのアップ、子供たちのみの写真など。
なかには、犬も加わった「家族写真」も。この「犬二匹」は、もしかしたらお正月用の洋服を着せられているのかもしれない。
全員がカメラ目線で、いいムードで写っているというのは難しいけれど、ばっちり決まった「家族写真」は楽しみ。「お子さん、大きくなったなあ」「このわんちゃん、いい顔してる」なんて。
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1/4 横山呑舟
(きかざりのいぬのせんどうはつもうで)
(よこやまどんしゅう)
私の住まいの近くの日蓮宗大本山中山法華寺に「初詣」へ。大晦日には除夜の鐘を撞くこともできる。
こちらの大荒行堂では、毎年11月1日から2月10日まで荒行が行われる。家族など俗世との連絡を一切絶ち、水行と読経三昧の日々。起床は午前2時半。3時に最初の水行、午後11時まで1日7回冷水を浴びる。睡眠は2時間余り。食事は粥と味噌汁の粗食を2回。
壮絶な修行で、己の霊性が極限にまで高まり、秘伝の祈祷修法を授かることができるのだとか。
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1/3 正岡子規
(はつどりのなくかとまてばいぬほゆる)
(まさおかしき)
昔、地方では農家でなくても、たいていの家で鶏や犬を飼っていた。明け方、東の空が白みかけるころ、いっせいに鶏や犬の鳴き声が上がった。
元旦の暁に鳴くに鶏を「初鶏」という。高らかに響くその声は、東天紅と表現される。「初鶏」は一年の始まりを告げる声でもある。元旦を鶏旦(けいたん)というのもここからきている。
臥せっていた子規は、「初鶏」が鳴くのを今か今かと待っていたのだろう。「初鶏や夜の名残り吠ゆ愚か犬 中村草田男」も「初鶏」の句。
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年末年始にかけて、映画を1日に多いときで5本観ました。「こんばんは」「クロエ」「忘れえぬ思い」「中国の鳥人」「CURE」「甘い人生」「魚と寝る女」「マスク2」「卍(まんじ)」「夜汽車」「シェーン」「誰がために鐘は鳴る」……など30本近く。さすがに眼精疲労からか、体調不振に陥り、1月2日は早々にダウン。半日、食欲もないまま朦朧としていましたが、なんとか復活。
今年は、大いに映画を愉しむ年にするぞ!と決意しました。こちらでも、「わん more cinema」と称して、とくに犬が登場するシーンなどに注目してご紹介していけたらと思っております。乞ご期待!!
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1/2 加藤郁乎
(がんたんやさんぼんあしのいぬはしる)
(かとういくや)
「昼顔の見えるひるすぎぽるとがる」などで知られる加藤郁乎は、江戸文芸への造詣を背景に、もっぱら「非具象俳句」を目指しているとも評される。
「犬の足」という民話がある。昔、犬は「三本足」だった。そのため、仲間はずれにされていた。神様は、犬のために案山子の足を一本もらってやった。それ以来、案山子は一本足になり、犬は四本足になった。
そして、神様からいただいた足を汚さないように、犬は足を高く上げて用を足すようになったのだとか。
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あけましておめでとうございます
ブログ連載の「わん句カレンダー」1日1句は、毎日休まず更新中です。本年もよろしくお願いいたします。
http://touki.cocolog-nifty.com/
第9回「わん句にゃん句」に、すでにご応募くださったみなさま ありがとうございます!ええと、ここだけのお話ですが、事務局が9日までお休みをいただくとのことですので、新年1月9日までにご応募くだされば、とりまとめに十分間に合います。引き続き「お正月のわん句にゃん句」お待ちしておりま~す(笑)
http://www.clubalp.net/wanku/index.html
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毎週、山で紀州犬を連れて猟をしているKさんの愛犬マリちゃんが亡くなったのは、10日ほど前のこと。その日は3頭の愛犬を山に放し、猪を追っていた。
「マリは働き盛りのメスでした。1頭では決して無理はしないけれど、仲間がいたこともあって、かなり猪を追い詰めたようです。猪も群れで2、3頭いたようだった」。Kさんは、犬に着けた発信機を頼りに犬たちのあとを追った。
しかし、犬たちの姿はなかなか見つからなかった。半日捜しまわって、ようやく崖から転落して背骨を折ったマリちゃんを発見。それから2時間後、マリちゃんは息をひきとった。
犬は、猪の牙を警戒して正面から向かっていくことはない。しかし、地形を知り尽くした猪によって崖におびき寄せられ、身を翻した瞬間、滑落してしまったのかもしれない。
永年、紀州犬とともに猟に携わっているKさんは、ショックを隠さない。これまで、大怪我を負った愛犬はいたが、麻酔なしでの緊急手術にも耐え、リハビリを積んで、見事、猟犬として復活を遂げている。今回のような「事故死」で、猟の方法を考え直さねば、とKさんは思っている。
紀州犬マリちゃん、享年6。どうぞ安らかに。
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●「吉田悦花のわん句にゃん句」大募集●
http://www.clubalp.net/wanku/index.html
第9回「わん句にゃん句」12月末締切です。ふるってご応募くださ~い♪
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今年もお世話になりました~☆
ということで
http://home.kimo.com.tw/liourongfenq/19_99.swf
(↑台湾の方からいただいたというカードを転送していただきました。ご覧ください)
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コロスケさんから素晴らしいクリスマス・カードを戴きました♪ありがとうございます! その裏側はこんなふうになっていたのですねえ~~
http://image.blog.livedoor.jp/himesiba/imgs/2/e/2e61b00d.bmp
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午前4時起床で、都内某所の待ち合わせに向かう途中で、1時間早かったことに気づいた。ぎゃふん! まだ5時過ぎ、時間を潰すにしてもどこも開いていないし、うろうろするには暗過ぎて危険。
ともあれ無事、取材チームの車に便乗させていただき、午前11時過ぎ新潟着。「わんこな母さん」と北海道犬ファミリーと再会することができました。
うかがうのは実に8年ぶりだそう。8年前、仔犬だったポンくん(天龍号)は、堂々たる胡麻毛の(毛吹きが素晴らしい)北海道犬に成長していました。これが、めっぽう力が強く、とっても甘えん坊なんだな。目がくりくりとよく動いて、かわいい(写真がアップできなくて残念)。
わずか1歳にもならないうちに、若年性糖尿病という難病にかかっていることが判明した陸くん(黒)。手厚いお世話のおかげて、元気な姿を見せてくれました。どうぞ病気を克服して、お父さんとお母さんの期待にこたえて、ポンくんに負けない北海道犬になりますように。
ちょうど、生後十数日という仔犬(小梅ちゃん)にも対面。こわごわ授乳させていただきました。いっぱい飲んで食べて、大きくなってね。
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紀州犬の展覧会で、Kさんのご厚意により、Kさんの愛犬タッちゃんのハンドラーを私がつとめることに。なんとハンドラー初体験。なんとも不慣れで、タッちゃん、すでに飽きモード。でも楽しかった!
このタッちゃんも、もちろん猟犬。展覧会の審査では、歯が揃っているのかチェックします。しかし、鹿の後足に噛みついたまま斜面を転げたり、顔面に鹿の後足キックを浴びるなどして、壮絶な猟能の結果、欠歯になってしまったタッちゃん。タッちゃんはもちろん、Kさんの他の愛犬のほとんどが歯が不揃いであるのは、猟犬の宿命というか。。。いえ、ある意味、「勲章」ともいえましょう。
お写真は、ハルママさんご提供(ありがとうございます)。タッちゃんの審査を受ける私と、その背後で心配そうな?K師匠(勝手ながら初めて呼ばせていただきます。私の日本犬の師匠として)。
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紀州犬の展覧会にお邪魔しました。Kさん&紀州犬のブンちゃん、ゲンちゃん、タッちゃん、ショウちゃん、リュウタくんの5頭とともに、午前7時半には現地入り。
9時の展覧会開始まで、猟犬のリーダー格・ブンちゃんとともに、公園をお散歩。近くの運河まで走り、潮の香を吸い込みました。13歳のブンちゃんは、猪や鹿の猟犬として現役で活躍する、私がひそかに憧れている紀州犬。
パワフルかつ冷静沈着な攻撃力、走力や持久力も、ほとんど衰えを感じさせない元気なブンちゃん。ご一緒できて光栄でした(今度、ブンちゃんたちの自転車運動に同行させていただくことに)。
さらに、北海道の猟師さんからKさんのもとに来た、未来の猟犬の星・リュウタくん(3カ月)はじめ、元気いっぱいの仔犬たちとふれあいタイム。たまりません~!
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11月18、19日の2日間、長野で日本犬保存会の全国展が行われました。その2日目、19日早朝、前日本犬保存会東京支部長の田中渉さんが息を引き取られました。享年82。まるで、全国展の中型犬の部を見守って旅立ったかのように、前日とは天候も変化して、雨となりました。
私は、10年ほど前、日本犬の取材で、東京・亀戸で税理士事務所を営む田中さんと知り合いました。田中さんのご紹介のおかげで、千葉・神奈川・長野・茨城・島根・広島・香川など、日本各地の日本犬愛好家を訪ねることができました。
田中さんは、日本犬の中でも四国犬に魅了されて50年。まさに「犬飼い」の人生をまっとうされたように思われます。葬儀会場には、田中さんがこよなく愛した四国犬・栃星号の写真とともに、私が田中さんと栃星号を取材した4ページにわたる記事が掲載された月刊愛犬誌も展示されておりました。
田中さんの戒名は、「宝隆院愛和渉道居士」。このうち「愛和」とは日本犬(和犬)を愛したことから命名されたと、菩提寺である真言宗宝蓮寺のご住職がおっしゃっておりました。柩には、栃星号の写真も納められました。田中さんの死によって、「(日本犬保存会の)1つの時代が終わった」という声も聞かれました。合掌。
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読売・日本テレビ文化センターの各所で、いくつかの講座の講師をつとめます。「吉田悦花のわん句にゃん句」講座、「『江戸蕎麦』楽 入門」講座、そして、「老犬との幸せなつきあい方」講座です。お近くにお住まいの方、どうぞお気軽に参加くださいませ。
●老犬との幸せなつきあい方
愛犬が健康で快適に暮らすための秘訣を実体験に基づいて伝授します。
*講師 ノンフィクション作家 吉田 悦子
*第2木曜12:00~13:30 2007年1月11日から
*受講料3か月3回6,930円
*設備維持費315円
●『江戸蕎麦』楽 入門
蕎麦粉や薬味はもちろん、蕎麦打ちや酒など蕎麦の魅力を紹介し、蕎麦屋めぐりも楽しみます。
*江戸ソバリエ・作家 吉田 悦花
*第2木曜13:40~15:10 1/11から
*受講料3か月3回6,930円
*設備維持費315円
読売・日本テレビ文化センター八王子
電話042-622-6211
http://www.ync.ne.jp/center/hachioji/0701sinsetsu.htm#hoby
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犬の原型をとどめる縄文犬を育てる
シバホの柴犬は、「縄文犬」と呼ばれている。
縄文時代の遺跡からは、柴犬くらいの小型犬の骨が発見されている。狩猟生活をしていた当時の人々の暮らしを助けていた狩猟犬と考えられている。
縄文時代の犬は、残された頭骨などから、体長40センチくらいで、ストップが浅い、キツネのような顔立ちであったことがわかっている。
弥生時代の犬になると、ストップが深くなっているのが特徴。そのため、別なルートからニッポンに犬が入ってきたのではないか、と考えられている。
シバホは、縄文時代の犬の骨格と柴犬の骨格が非常に似ていることから、縄文時代の犬に近い姿かたち、性質を備えた柴犬の保存に力を注いできた。
シバホの柴犬は、戦後、柴犬の純化に貢献した「中号」の血統をひく。中号は、日本犬保存会に登録された柴犬である。
ということは、シバホの柴犬も、ニッポの柴犬も出発点は同じなのである。しかし、現在のシバホとニッポの柴犬の風貌や性質には、前に述べたように、大きな違いが見られる。
それは、柴犬を育てる人間の、柴犬に対する考え方や解釈の違いが、柴犬そのものに大きな影響を与えているからだといえるだろう。
シバホは、昭和34年、中城龍雄さんによって創立された。中城さんは、日本犬保存会の常任理事兼審査員をつとめ、戦時中も柴犬を守り抜いたという逸話の持ち主だ。
中城さんは、犬に対する考え方の違いなどから、ニッポを飛び出し、シバホを組織。より自分の理想に近い柴犬をつくるため生涯を捧げた自他ともに認める「犬バカ」として知られる。
わたしは、中城さんが亡くなられる数カ月前、柴犬のお話を伺ったことがある。
「自然のままの素朴な体型、野性を失っていない柴犬は、数百種類の犬のなかでも、犬の原型をとどめている原始的な犬です。人に忠実で、鋭敏な神経を持ち、狩猟犬としても家庭犬としても優秀です。姿といい、身のこなしといい、無理ムダのない、自然な、世界に誇ることのできる、犬らしい犬です」
いまも、わたしは、病床にあった中城さんのことばを思い出す。シバホのみなさんとその犬たちは、中城さんの遺志を受け継ぎ、縄文犬の風貌と狩猟犬としての特質、さらに人間に忠実な性質をいまに伝えているような気がする。
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赤一辺倒ではなく黒や白の柴犬も
シバホの展覧会を見ていると、赤や青など、市販のカラフルな首輪とリードを用いている飼い主さんが多い。
ニッポでは、白い縄を編み込んだような、首輪と一体となったリードを用いている飼い主さんが多かった。
一般の平らな首輪は、大切な首の毛がすり切れてしまうことから、まわりを丸く縫いこんだ丸首輪というものを用いることが多いのだ。
「毛吹きがよい」とか「シブイ色合い」というように、日本犬は、審査のうえで毛質というモノを重視する。
日本犬の被毛は、表毛と綿毛の二重被毛と呼ばれる。表毛は剛毛ともいわれる硬くバリバリした直毛である。綿毛は、下毛ともいわれ、表毛の下にやわらかく密生している。
二重被毛で守られているため、柴犬は、比較的寒さに強い。雨に濡れても、乾いたタオルで拭けば、元に戻る。
よい毛質の柴犬は、「首を曲げたとき、まわりの毛が割れたようになる」という。硬い表毛とやわらかい裏毛がバランスよく揃ったとき、柴犬独特の素朴さを感じさせるのだろう。
一般に柴犬の毛色は、赤である。赤といっても、真っ赤ではない。明るい茶の毛色を日本犬の世界では赤と呼んでいる。シバホの展覧会では、赤毛の犬ばかりではなく、白や黒の毛の犬も見られる。しかし、ニッポの展覧会では、圧倒的に赤毛、である。
ニッポでは、赤毛や黒毛が交じった胡麻毛やつや消しの黒毛もよいとはされている。しかし、黒い毛の柴犬は、展覧会では見られない。白にいたっては皆無といってよい。
というのも、柴犬の毛色として、白は好ましくないもの、としてニッポでは認められていないのだ。現在の柴犬同士の交配では、白色の仔犬が生まれることはあるが、遺伝上好ましくないとして、展覧会はもちろん、繁殖ラインからも外すのがよい、とされている。
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なごやかな柴犬愛好サークル
日本犬の展覧会は、国の天然記念物に指定された日本犬種の保存を目的として、犬とその飼い主が参加して行われる。
自分の犬の血統登録をしている犬種団体が主催する展覧会であれば、出陳料を払い、自ら愛犬をひいて、気軽に参加することができる。
オスとメス、さらに年齢別に幼稚犬、幼犬、若犬、壮犬、成犬の各クラスに分けられ、個体審査をもとに比較検討して、順位を決定する。
柴犬保存会ことシバホの展覧会に出場した柴犬たちは、知らない場所で、初対面の犬に囲まれても、興奮して吠えることもない。実に穏かだ。
とかく柴犬は、ガンコで他人によく吠える、といわれるだけに意外な感じがする。社会性が自然に身についている、という感じである。犬にも人にも落ち着いた態度で、お行儀がよい。
といっても、ふだんのびのびと育っているせいか、長時間、同じ姿勢で立つことには、馴れていないところもある。
一方、日本犬保存会ことニッポの展覧会では、「立ちこみ」が重視される。これは、審査会場で、耳を動かさず、尻尾を巻いたスタンダードの姿勢を保つことだ。気性がしっかりしていて、モノに動じない、精神的に強い犬であるほど、長く不動の姿勢を保っていられるとされる。
そのため、犬も人もじっと立ったまま審査を受ける。犬に気合を入れるためか、リードをひく手に力を込め、リードを吊り気味にする飼い主さんもいる。
なかには、展覧会の犬の勝ち敗けのみに関心を持ち、飼い主の力を誇示したり、柴犬を金儲けの道具にするために飼っているのではないか? と思われるような人も少なからずいる気がする。
「なんとしても勝ちたい」というキモチが先行すると、そうした飼い主のココロを反映して、犬にもどことなく緊張感が漂い、ピリピリするものだ。
シバホの場合、展覧会のムードからして、だいぶ違う。審査に飽きた愛犬がそっぽを向くようなことがあると、飼い主さんは、順位より、愛犬が疲れていないか、そのほうが心配といった感じなのである。
審査員も、「もうすぐ終わりますよ」とわんちゃんにやさしく声をかける。審査を見守るギャラリーは、柴犬を抱っこしていたり、さまざまだが、みなさん展覧会を愉しんでいる雰囲気がある。抱っこされている柴犬も、安心したように飼い主さんに身を預けている。
ココロから柴犬を愛するサークルといった感じ。実になごやか。もちろん、審査の結果について、審査員に文句をいうような参加者もいない。
審査員として秋田からみえた照井光夫さんは、結果を発表したあと、どうしてその犬を金賞犬(特優秀の犬)に選んだのか、わかりやすく丁寧に説明する。
犬に短所があれば、それも指摘して、交配する場合に気をつけるよう注意を喚起する。さらに、集まった人たちからの質問にも気軽にこたえている。
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同じ柴犬でもキツネとタヌキほど違う
ニッポンの犬の中でも、柴犬ほど昔からよく知られた犬種はないだろう。
昭和11年にはニッポン固有の飼育動物として、国の天然記念物に指定。日本犬保存会は約3万5000頭、ジャパンケネルクラブ(JKC)は約1万2600頭、天然記念物柴犬保存会は約200頭など、日本国内の犬籍登録数もトップクラス(1998年)。CMや広告にも数多く登場して、素朴な味わいはいつの時代も人気なのである。
先日、わたしは、東京・芝公園で開催された天然記念物柴犬保存会の第83回本部展を視察した。その1週間前、明治公園で日本犬保存会東京支部の第108回支部展を視察したところだったので、日本犬保存会(通称・ニッポ)と柴犬保存会(通称・シバホ)の柴犬の違いをあらためて、実感した。
一般の人が、シバホの柴犬を初めて目にしたら、おそらく「ぶっとぶ」と思う。「これが、柴犬?」と驚きの声を上げるかもしれない。キリリとしたつぶらな瞳、たっぷりとした毛に包まれた、おなじみの柴犬とは、まるで違うのだ。
同じ柴犬というのに、キツネとタヌキといわれるほど違いがある。一体、どこがどう違うのか?
顔つきからして異なる。一般の柴犬は、額から鼻梁にかけて、ストップといわれる額段がある。
しかし、シバホの柴犬のストップは、非常に浅い。広く平らな額からゆるやかに伸びている。
太く締まった口吻。前傾しつつピンと立った耳。何より違うのは、眼だ。三角形のくっきりした輪郭、吊り上った目尻。深い虹彩。こちらの心の奥底をぐいっと見通すような、するどい野性的な眼だ。
均整のとれたからだつき。硬い毛におおわれ、筋肉質で引き締まっている。これまで目にしてきた一般の柴犬に較べ、かなりほっそりした感じである。うっすらあばら骨が浮いて見えるほど、ムダな脂肪がない。そのためか、四肢が長く、全体的にスラリと大きく感じる。
動きも軽やかだ。全身バネといった感じで、いかにも俊敏そう。実際にシバホの柴犬は、ヤマドリ猟などに活躍する柴犬も多いという。実に野性的、である。キツネやオオカミを思わせる鋭い風貌は、底知れぬ力を感じさせる。キュートというよりは、ハンサム。貴公子然としている。気品というか威厳を感じる。
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赤ちゃんのお守りもできる犬
北海道犬を家族の一員に迎えるに当たって、家庭犬としてか、番犬(ガードドッグ)としてか、獣猟犬としてか、ショードッグとしてか、どういう目的で飼育するのか、しっかり見極める必要がある。
「北海道犬は人を咬む」とまことしやかに伝えられたことがあった。咬みグセというのは、北海道犬にかぎらず、育て方に問題がある場合が多い。咬みグセは遺伝するといわれる。咬みグセのあるものは、どんなに姿かたちがよくても、交配には用いないことだ。
ヒグマを相手にする獣猟犬というと、いかにも勇猛果敢といったイメージがあるが、最近は、極端に気性の激しい犬は、家庭犬として避けられる傾向がある。実際に、展覧会の北海道犬とふれあっていると、どちらかというとやさしい印象を受ける。
北海道犬は、シャイで見知らぬ人には、むやみに気を許さないタイプが多いというが、そばに寄るとしきりに甘えてくるような、人なつこいタイプが意外に多い。
北海道犬保存会関東支部元支部長の西村皓成さんの愛犬だった故・藤丸くんがそうだった。獣猟競技会で優秀な成績を収め、支部展でも全犬優勝した堂々たる北海道犬だったが、実に温和で従順。もちろん、他人に牙を立てることはない。「赤ちゃんのお守りもできる犬」と評判だった。
メスの場合、オスよりも体が小さいこともあるが、耳が小さく、オデコが広く見えるため、顔つきもかわいらしい感じがする。
日本犬の特徴であるつり上がった目が、三角目というよりアーモンド型の丸みを帯びているせいか、温和な表情をしている。
北海道犬は、厳しい北海道の寒さの中、人と寄り添うようにして生き抜いてきた。それだけに、厳寒と粗食に耐え抜く強靭な体質、精神力、持久力を持っている。
飼い主を慕う気持ちも非常に強く、心からの愛情表現を惜しまない。ヒグマに立ち向かうような気性の激しさ、勇敢さを持つ半面、主人に対して甘えん坊の一面も持っている。うれしいとき、「ウォーン」とオオカミの遠吠えのような独特の声で吠えることがあるという。
なによりも、動物としての野性を尊重しながら、人間並みの愛情を注ぐことが大切なのだろう。家庭犬としても愛される北海道犬を見ていて感じた。
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東南アジア系統の犬と似ている遺伝子構造
北海道に昔から住むアイヌ民族が、狩猟のために用いた中型日本犬の獣猟性能をさらに高め、固定化したものが、北海道犬といわれる。
もともと「アイヌ犬」と呼ばれていたが、昭和12年に国の天然記念物に指定されたとき、北海道犬が正式名称となった。
麻布大学教授の田名部雄一さんを代表とする日本犬グループの血液調査によると、日本犬のなかでも、とくに北海道犬と琉球犬は、朝鮮半島系統とされるほかの日本犬種とは大きく異なり、東南アジア系統の犬と遺伝子構造が似ているという結果出た。
弥生時代、朝鮮半島を経て日本に入ってきた犬が、縄文犬と交雑して現在の日本犬の基礎となったと考えられている。
ところが、本州と離れたところ生息していた北海道犬と琉球犬は、その影響を受けなかったということではないだろうか?
厳しい自然に育まれた北海道犬は、寒冷地に適応した厚い被毛を持つ。やや硬い感じの表毛と柔らかい綿毛の密生した二重被毛で、雪のなかでも丸くなって眠ることができるほどだ。
この被毛が、北海道犬の野性味を増しているのだが、最近は、綿毛が少ないため、表毛がやわらかく立ち上がりのない感じになっている犬が少なくない。
北海道からあたたかい本州各地に飼育されるうち、その気候に合わせて、毛質が薄くなるのはしかたがないことなのかもしれない。
色は、赤が目立つが、白や黒も多い。数は少ないが胡麻や虎もいる。柴犬が赤、紀州犬が白、四国犬が赤や胡麻が多いのにくらべて、北海道犬は、多彩な毛色が揃っている感じがする。
ほかの中型日本犬にくらべて、北海道犬は体つきが「太い」といわれる。胸部がたくましく発達しているため、がっしりとして、重心が低く、ややずんぐりした印象があるからだろう。
前足が太く、後ろ足が軽く見える、いわゆる「前がち」の体型は、北海道犬の特徴である。後ろ足は、獣に向かっていく場合、素早く引くスプリングの役目を果たすもので、これがない犬は、猟犬として活躍することができないという。
北海道犬の特徴としては、「舌斑」がある。これは、舌の表面に部分的に黒いまだらが見られるものだ。
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性能のすぐれた犬は体型も整っている
日本犬はもともと猟性を持つモノが多い。なかでも、北海道犬は、獣猟犬ということになっている。
獣猟犬というのは、キツネ、クマ、シカ、イノシシなどの狩りに用いられる犬のことだが、北海道犬が狩猟の相手にしたというエゾジカは、体重100キロを超すという大物だ。エゾヒグマにいたっては、日本最大の動物である。
エゾヒグマは、3月末の雪解けの頃、冬眠の穴から這い出てくる。穴は、日当たりのよい南斜面の大木の根元につくられることが多い。
ヒグマの居場所を発見した北海道犬は、どんどん吠え立てる。穴の入り口に頭を突っ込んで、吠えまくる。ヒグマを怒らせ、外におびき出すためだ。
まともに向かったら、とても勝ち目はないと知っている北海道犬は、ヒグマの後ろへ後へとすばやく回り込む。ヒグマの強烈な平手を避けて、瞬時に飛び跳ね、巧みに攻撃をかわす。
ケンカと猟はまるで違う。猟は、頭脳と猟芸と体という、「心・技・体」の3つがなくては成り立たない。「標準体型(スタンダード)の犬は、猟芸もいい。逆に性能のすぐれた犬は、体型も整っている」と深江さんは指摘する。
たしかに、体高が大きすぎると、クマザサなどが茂る中に入ると身動きがとれなくなる。また、背中の線がゆるい犬は、疲れやすいので、猟に使うとすぐ動けなくなってしまう。ネコ科のチータやライオンは、背中の線のゆるい短距離ランナーだが、もともと犬は、背線の堅い長距離ランナーでなければならない。足の速さは必要だが、どこまでも獣を追う持久力が大切なのだ。
猟性のある北海道犬は、屋外では、外界の刺激に敏感で、いつも落ち着かない感じがする。展覧会で審査を受けていても、じっとしていることが苦手で、落葉や鳥の鳴き声など、絶えず周りの様子に気を配り、目や耳を動かしていることが多い。そのため、よい成績をとれないことが多いのだそうだ。
仔犬の場合、「耳の間がひらいて頭の鉢が広く見えるものがよい」と深江さんは語る。両耳が顔の真横に付いているくらいのほうが、猟性があるそうだ。内面的なことは、とくに眼を見ればわかるという。
獣猟犬の条件として、足が速いことは大切だが、動くものを追う性質が強い犬の場合、街中でうっかりリードを外すことがあると、危険である。走ってきた大型トラックに吠えて飛びかかり、車輪に巻き込まれてしまった北海道犬の例もあるからだ。
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クマと距離を保って敏しょうに動く
猟性を重んじる北海道犬保存会では、展覧会とは別に、「獣猟競技会」を開催している。これは、北海道犬の猟性を見るため、クマに犬の相手をしてもらうもの。ほかの日本犬の保存団体では見られない、北海道犬保存会独自の催しである。
展覧会の会場で引き綱を付けられてじっと立っているだけでは、その犬のほんとうの姿や猟性はわからないということから設けられたのだろう。新潟からみえた審査員の深江祐司さんが、1頭1頭審査する。
わたしが、獣猟競技会を視察するのは、1994年3月に福島県で行われた東北支部展以来、なんと7年ぶりである。
オリからクマが出された。岩手の会員が飼育しているという、4歳のツキノワグマだ。クマ牧場で実物を見たことがあるが、それにくらべると小さく感じる。それでも、北海道犬の倍以上ある。
クマに付けられた胴輪のヒモは、クマの頭上に左右に伸びたワイヤーにつながれている。クマを中心に地面に白い円が描かれている。半径の長さは、クマの体長の2倍強くらい。さらにその外側に、半径がクマの体長の6倍くらいある大きな円が描かれている。ふたつの円の真ん中にクマが座っている。
北海道犬を連れた飼い主さんは、外側の円のヘリに立つと、愛犬をクマに向かって放つように綱を伸ばした。犬の首輪には、長い綱が付けられている。犬がクマに近づき、綱がピンと伸び切っても、クマがいる小さな円の中には入れないようになっている。
真っ黒な大きな生き物に対面してキョトンしているもの、まったく無関心なもの、クマに対する犬の反応はさまざまだ。警戒心もなく、クマの真正面から向かっていこうとする、あぶなっかしいタイプもいる。
なかには、十分に注意を払いながらクマに近づき、威嚇するように激しく吠える犬もいる。クマに吠えるだけで、審査の点数になる。
北海道犬の訓練が終わると、日本犬保存飼いの会員の石原哲而さんが、愛犬の四国犬をクマに向かわせた。若いが、すでにイノシシに向かった体験を持つ、メスの四国犬である。
初めて目にするクマに、先ほどから闘志満々といった感じだったが、円の中に入ると、クマと一定の距離を保ちながら、右に左に敏しょうに動き回る。気迫が伝わるような太い声で、何度も吠えた。獣猟競技会でクマに向かった四国犬は、おそらく初めてではないだろうか?
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クマに立ち向かう勇敢さの半面、とても甘えん坊
主人と足並みそろえて走り続ける
走る、走る、走る。10頭を超える北海道犬と愛犬を引く飼い主さんが、一列に並んでリンクを走る。飼い主さんは、みんなマラソンランナーのように、胸に大きなゼッケンを付けている。
1周、2周……途中、審査員の指示で列の順番が入れ代わる。真ん中を走っていた犬と飼い主さんが、列の先頭に出された。最終的に先頭を守った犬が、1席に決定するのだ。
2001年11月。わたしは、茨城県でひらかれた「社団法人天然記念物北海道犬保存会」北関東支部の展覧会に足を運んだ。北海道犬を目にするのは、新潟県で行われた日本ケネルクラブの展覧会以来、3年ぶりである。
個体審査に続く比較審査では、スタンダードの姿勢を保つ「立ち込み」だけではなく、犬を走らせて、「歩様」や体の微妙なバランスを審査することを重視している。
ドッグショーでは、犬を引くことが専門のハンドラーが、犬を走らせて見せるということはあるが、飼い主さん自ら愛犬を引いて、リンクをぐるぐる走り回るというのは、なかなかハードな審査である。
北海道犬は、もともとパワフルな犬だ。日頃、自転車に引かれる運動などで鍛えられた犬にとって、走るくらいなんともない。
しかし、飼い主さんのなかには、ちょっとバテ気味の人もいる。そんな主人のことをチラチラ気にかけながら、足並みを揃えるようにして走り続ける犬の姿は、とても「けなげ」に感じる。
そのうち、愛犬と走る飼い主さんの首筋に汗が光ってきた。犬と飼い主さんが、心をひとつにしなければ、一心同体ともいえる走りはできないのではないか、と思う。
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映画「さよならクロ」でも知られる、ワンワン総合企画の山本一・英世さんの柴犬ラブちゃんが出演するテレビドラマのお知らせです。ナショナルドラマスペシャル「君が光をくれた」、12月4日午後9時、TBSにて放送。山本さん親子とラブちゃんは、ただいま、鴨川で撮影中とのこと。どうぞお身体にお気をつけて。放映を楽しみにしております。
http://www.tbs.co.jp/program/hikariwokureta.html
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061023spn00m200002000c.html
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講師:鍵和田哲史氏 獣医師
平成18年11月18日(土)
場所 :川崎市高津市民館 第5会議室
JR武蔵溝口駅前 高津市民館(丸井)12階
受付 :13:10~
開演 : 13:30~16:00
資料代300円(定員50名)予約不要
主催:かわさき犬・ねこ愛護ボランティア セミナー委員会
お問合わせ先 :044-877-1015 関口 / 090-3236-5535 森
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吉祥寺村立雑学大学20周年記念誌の記録によると、 私の講演初登場は、1994年11月20日、NO743「感動の愛犬物語」だということです。
なんと、12年前。以来、数多くのいろいろな場所でお話をさせていただく機会を得ましたが、これが実質的に、私の講演、初舞台になるのかもしれません。若輩の話を最後まで熱心に聴いてくださったみなさんには、感謝するばかりです。
(1999年雑学大学での講演内容はコチラ)http://homepage2.nifty.com/zatsugaku/zatugaku/990704.html
雑学大学世話人のТさんの記憶によると、「受講生は20余名、質疑応答のとき、見知らぬおばさんが発言を求めて、愛犬の思い出を語り出したら、涙が止まらなくなったことがありました」とのこと。
「貴女は、話を引き出すのが巧みで、相手はついつい喋ってしまうのです。話をしても、決してヤナ顔をせずに聞いてくれるから、癒しの空間が、そこで生まれるのですね」という、過分なお言葉もいただきました。
私は、これまでたくさんの取材を手がけてきましたが、お仕事の基本はお話をうかがうこと。でも、自分はインタビューという仕事に向いているのかどうか、いつも迷いがないといってはウソになります。
人のお話をうかがうときも、逆にお話をさせていただくときも、飾らない素直な気持ちで、いつも相手に向き合いたい。初心にかえるといいますが、いつも謙虚でありたい、そんなことをあらためて思わせていただきました。
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先日、夜、御茶ノ水界隈で、とても元気でキュートな白・黒コンビを発見。白はフレンチ・ブルドッグ、黒はパグ。フレンチブルは、ブルドッグにパグやテリアを交配して作出したといわれます。なめらかな白い短毛、ころころとはちきれんばかりの体型。こうもり耳に、離れた大きな目も、愛くるしいなあ。
そういえば最近、フレンチブルを主人公にした「イヌゴエ」なるテレビ番組もあり、また人気が高まっているようです。
以前、プロレスラー(藤原組組長)の愛犬のピット・ブルくんを取材させていただいたことがあります。藤原さんは、北海道犬も飼育なさっていた経験もあり、「気はやさしくて強い犬」に魅かれてピット・ブルにもおしみない愛情をそそいでおられました。私は以来、ひそかに、この犬種にも注目しています。
ピット・ブルって、残念なことに、欧米では、この犬のファイティグ・スピリットを悪用した犯罪まで出現し、飼育禁止になるほど社会問題化した犬としても知られています。ほんとうに、どんなに素晴らしい犬も、人間の飼い方次第で大きく変わってしまう、そんなことを考えさせられます。
最近、愉しませていただいている、ピットブル・ファミリーのサイト♪
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信州伊那谷発ふるさとシネマ。豊かな自然を舞台に、すがれ(地バチ)を追いながら野山を駆け回る子供たち。「マタギ」(北海道犬が登場)で知られる後藤俊夫監督の出身地である上伊那の全市町村の前面協力によって製作された映画です。
出演した子供たちは、すべて地元の子供たち。主人公の男の子と、喘息の療養のため東京から来た男の子の友情、地バチを追ういきいきとした姿に魅せられます。でも、蜂の子の白い幼虫を食べるシーンは、ちと多すぎ、くどい気がしましたが。
捨て犬だったカメオ(北海道犬のゴン太の疾走が素晴らしい)が、男の子たちとともに、「マツタケ採り犬」としての活躍するシーンも必見。
撮影メイキング版付VHS。主題歌・斎藤由貴。第11回インド国際児童映画祭シルバーエレファント賞受賞作(先日、伊那市長さんインタビューの折、市長室に銀色の象の像が飾られていました)。
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クマ追い競技チャンピオンとなった北海道犬の血を引く、長野県伊那の小坂市長の愛犬・ゴン太くんに取材。毎朝、軽トラに乗って、山野へお散歩に出るゴン太くん。
「ゴン太このほど、伊那市小沢の市長宅に出没したクマを追い払った。ゴン太は4年前、西春近に出没したクマの捕獲に貢献したこともあり、2度目のお手柄に誇らしげな表情を見せる。
7月の豪雨災害以降、竜西地区ではクマの出没情報が多数寄せられており、すでに20頭ほどが捕獲されている。
市長宅にクマが出没したのは8月中旬。午前2時ころ、普段とは違ううなるようなゴン太の鳴き声がし、外へ出たところ、自宅裏に設置してあった蜂の巣箱が壊されていたという。しかし、肝心な中身はほとんど食べられておらず「ゴン太に追われ、食べられなかったのでは」と小坂市長。
その後、元信州大学教授・建石繁明さんが調査したところ、足跡の様子や残された毛などから、出没したのは子グマであると判明。
ゴン太は今年で9歳。伊那谷を舞台とした後藤俊夫監督のふるさとシネマ「こむぎいろの天使」にも出演した過去もある。小坂市長は「まだまだ元気でサルも追う。人には忠実で吠えない。クマを恐れないのは北海道犬のDNA」と話していた。」(伊那毎日新聞 2006/9/3)
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ご近所の柴犬。かれこれ10年くらいのつきあい。ガレージの奥の玄関前に犬小屋があります。その入口に、サインペンで「フジマル」と記されています。たまに前を通ると、たいてい熟睡モードで、肢をぴくぴくさせていたり。
久しぶりにガレージの奥まで入り込んで、寝ているフジマルの横にかがみこみ、寝顔を少し眺めていました。だいぶおじいちゃんになったなあ。と、突然、ガバッと起き上がったフジマル。
すでに視力は失っているようです。が、匂いでわかるのでしょう。コブシを鼻先に近づけてやると、匂いを嗅いで安心したように、こちらにすり寄ってきます。
以前から、あまり家人に手を掛けられている様子はなく、生え変わりの毛がボサボサ。背中の毛を手でしばらく梳いてやると、両手にのるくらいの毛がとれました。もっとよくブラッシングすれば、もっと男前になると思うけれど。
ムダ毛が抜け、すっきりと気持ちがよくなったのか、フジマル、俄然元気になった様子。水を飲んだり、食べ残しのフードを食べたり。リードを器用に跨いで、ウロウロとやや活発に動きまわります。
そのうち、何を訴えているのか、くぐもった独特のしわがれ声で吠え出しました。何か不満なのかしら。なんだか、ぼおーっとしていた、ふだんのフジマルとはちょっと違う感じ。散歩に連れて行け、といっているのかな。しかし、他人のワタクシが勝手にキミを外へ連れ出すわけにもイカンしねえ。
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好評連載「ニッポンの犬探訪記」は、「四国犬・ダックス・猫の幸せ生活」ということで、四国犬のごん太&うめ子ちゃんが登場!
「真・ハチ公物語」は、「ハチ公伝説の謎 なぜ、生前に銅像が建ったのか?」に迫ります。
最寄りの書店で、ぜひ手にとってご覧くださいませ。
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15年近く日本犬の取材をしておりますが(ってエバルな!)、狆って、初めて実物に遭遇した気がします。
日本の犬の中では、もっとも早く欧米に普及した、愛玩犬です。1888年にはアメリカの愛犬団体に登録され、それより10年ほど前には、イギリスで公認犬種となっています。でも、日本で目にする機会はあまりありません。
市川のひさご亭という、餃子が有名なお店に初めてうかがったとき(ほんとに凄いボリューム。完食しましたけど。一見というか一食あれ~)の前が理容店で、入口のガラスのドア越しに、外を眺めている犬が。
その犬が狆でした! わたくしは軽く無視され、なかなかこちらを向いてはくれませんでした。けれども、その愛想のなさと独特のたずまいに、しばらく魅了されました。
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もう1つのブログで「わん句カレンダー/1日わん句」なるものを連載しております。
http://touki.cocolog-nifty.com/
「吉田悦花のわん句にゃん句」もただいま大募集中!愛犬の画像とわん句、お待ちしております。締切迫る(9月末)!!
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月刊「psiko(プシコ)」(ポプラ社)で好評連載中の「犬猫歳時記」では、毎回、動物写真家・岩合光昭さんのカラーの犬の写真とともに、犬の句をご紹介しています。
10月号は、柴犬の仔犬が登場。月刊誌1ページ、しかもカラーで掲載されるのは珍しいかもしれませんね。書店で1度、手にとってご覧ください。
http://www.psiko.jp/
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朝の涼しさが気持ちよい季節となりました。午前6時半起床。7時過ぎには住まいを出て、仕事場へ。
途中、鰻屋さんのご自宅の入口付近でいつも寝ている「マツくん」(ブチ犬)に挨拶。まだ、まどろんでいるマツくんの頭を勝手に撫で撫でさせてもらう。
マツくんは、わたくしが仕事場を持った10年前からのお馴染み。当時は元気いっぱいの若犬で、太くてよく響く声で吠えるので、一見、コワモテに見えますが、その実とても人なつこい可愛い犬。すぐ仲良くなりました。
そのマツも、今や老犬の域に入りました。動きもゆったりとして、視力も衰えているようですが、穏やかに過ごしているようです。どうか元気でいてほしい。
さらにその道を進むと、角にあるお宅の1階の網戸越しに、八十くらいのおばあさんが、いつも窓の外を眺めておられます。「おはようございま~す」と会釈をすると、にっこり笑ってくださった。なんだか、祖母に面影が似ているような気がする。
爽やかな1日のスタート。
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「災害時のペットのための応急処置」
講師 佐藤獣医師
「一年後の山古志村」講師 池田潤子氏
***********************************************************第23回「かわさき犬・ねこ愛護ボランテイアセミナー」
大規模な災害が起こって飼育動物が負傷した時、応急処置などの対応の知識の有無は
日時:8月26日(土曜)
場所:川崎市高津市民館 第5会議室
1時10分受付 1時30分開演
JR武蔵溝口駅前 高津市民館(丸井ファミリ-12階)
かわさき犬・ねこ愛護ボランティア セミナー委員会
お問合わせ先 : 044-877-1015 関口 /
090-3236-5535 森
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本の表紙を飾るのは、そりを引くカラフト犬十五匹と防寒具に身を包んだ男たち。白瀬を隊長とする南極探検の勇姿です。犬係として参加したアイヌの山辺安之助と花守信吉も称賛されねばなりません。カラフト犬とともに、清廉で誠実な探検家白瀬の夢を支えたのですから。
(日本経済新聞 8月4日夕刊・「こころの一冊」「極限下 勇気ある決断」より)
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になるそうで~~!!
さっそくお祝いのおことばも戴きました☆
これからも、みなさんとともに、1日1日積み重ねていたけらと思っております。暑さに負ケズ、ますますパワーアップしていく所存ですので、今後ともよろしくお願い申しあげます!http://homepage3.nifty.com/e-factory/
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22日放映のNHK教育テレビ(10:00~11:30)ETV特集「ある人間(アイヌ)からの問いかけ」を見ました。
今年5月、79歳の生涯を閉じられた萱野茂(かやの・しげる)さんは、生前、消滅しかけたアイヌ独自の言葉や文化を守り、アイヌ民族の声を日本人に届けようと活動してこられました。
わたくしが、北海道犬(アイヌ犬)の取材をはじめたとき、真っ先にうかがったのが、阿寒湖畔のアイヌコタンでした。そこで、長老に会い、さまざまなアイヌ文化にもふれることができました。その後、ムツゴロウ動物王国へ足を延ばしたことも思い出しました。
人間としての誇りをかけ、「日本」と向き合った不屈の人、79年の生涯。
http://www.nhk.or.jp/etv21c/index2.html
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動物愛護支援の会のマルコ・ブルーノさんとは、月刊誌のインタビューがきっかけで、もうかれこれ7年くらいおつきあいさせていただいております。
会のホームページで、興味深い絵本「散歩に行こう」が公開されております。ぜひご覧になって、よろしければご感想をお寄せくださいますと幸いです。
(お勧め動物の本のコーナーからお入りください)
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6月はなんと!毎日更新を達成☆ これって、ブログを開始して初めてのことと思います。
ただし、雑事に追われて、コメントに対する個別のご返信はなかなかできず。。。また来月、時間をつくってご返信させていただきたく。引き続きまして、コメントは大歓迎ですし、拝見しておりますので、よろしくお願いいたします。
日日、考えること、思うこと、感じたこと、いろいろあるのですが。昨日のこの記事にも。いずれ文章化します。
●
捨てイヌ・ネコを半減します。
環境省は29日、年間42万匹(2004年度)に上る、自治体が引き取るイヌ・ネコを、飼いたいと希望する人への譲渡を推進したり、ペット業者に説明義務を負わせて安易な販売を抑制したりして、今後10年間で半減する方針を打ち出した。
動物愛護管理基本指針の素案に盛り込み、中央環境審議会の部会に提出した。パブリックコメント(意見公募)を経た後、早ければ9月の答申となる見通し。
素案では、今後10年間の施策の具体的項目として、自治体が不妊去勢措置を助成したり、捨てイヌの情報をデータベース化してインターネット上で公開、希望者が好きな個体を選べることで譲渡を推進するなどとしている。
(共同通信) - 6月29日10時37分更新
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飼い主の愛情に触れたいから犬は従う
家庭犬のしつけは、飼い主に従順で穏やかな犬に育てることが目的です。
警察犬のように集中力や作業意欲があり過ぎても困ります。
今回ご紹介した「お座り」「伏せ」「待て」「つけ(脚側行進)」を教える中で、森田さんの言われる「豊かな服従性」も自然に育まれてきます。
たとえば、取材に協力してくれた黒ラブのバーディちゃん(2歳、オス)は、1歳の頃は飼い主もお手上げ状態のやんちゃな犬でした。飛びつく、はしゃぐ、いたずらはする、おしっこやうんちもしたいところにしていました。
飼い主から相談を受けた森田さんは、スキンシップを増やし、まず、飛びつきと噛みつきをやめさせました。「お座り」「待て」の指示に従えば、必ずほめてもらえるということを根気よく教えたのです。
「愛情が不足しても駄目だし、反対に愛情過多でも犬はとまどい、自分がリーダーになる権勢症候群になってしまう。犬のことを全面的に受け入れるのを8とすれば、人間の生活に合った暮らし方を教えるために突き放すのを2とするバランスがよいですね」
あくまでも飼い主がリーダーシップをとることが大切なのです。「この土台さえしっかり築くことができれば、『お座り』『伏せ』『待て』『つけ(脚側行進)』などを教えることは難しいことではありません」と森田さんは言います。
バーディちゃんは、現在は、飼い主さんの指示に従う、落ち着いた犬になっています。もう1頭のアンヌ・プリ二世ちゃんは、朝夕2時間、ドッグランでボール遊びをして活発に動いて、ラブラドール種の行動ニーズを十分満たし、静と動の切り替えが見事にできています。
「押しつけはしつけではありません。飼い主の愛情に触れたいから従うという犬の気持ちや行動様式を認識することが大切です」
犬らしさやその犬の個性はそのままに、飼い主の生活に合った生活ができることを森田さんは目指しているのです。
飼い主は、犬のしつけをする前に、犬との信頼関係ができているか、犬が良くなるのも悪くなるのも飼い主次第なのだと認識することが必要でしょう。
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犬が指示通り実行できたら必ずほめる
森田さんの犬のしつけ方は、とても静かで穏やかです。大きな声を発したり、オーバーアクションは全くありません。
よくしつけの本には、「お座り」「待て」などの指示は、大声でとか、低く威厳のある声でなどと述べられています。
でも、森田さんのしつけの様子を見ると、犬に対して手で指示を出すなどの動作をして、こちらに聞こえるか聞こえないかくらいの声で「待て。こうしていなさい」とやさしく声を掛けます。それに犬たちは、自然に素早く反応しています。
「ナイス・ドッグ!」とほめられると、犬はうれしそうに目を輝かせます。犬も森田さんも、力んだり無理をしたりといった様子がありません。実に自然体なのです。
森田さんにそのことを指摘すると、「犬に『待て!』とか『座れ!』と大声で命令することはありません」ときっぱり。
森田さんのしつけの方法は、「動作7」に対して「言葉3」の割合とか。軍隊のように強制的に犬に命令するというより、犬のほうから従いたいと思わせるようなしつけをしているのだそうです。ご褒美のおやつを与えることもありません。
「犬のトレーニングは、空気を吸って吐くようなもの。犬との信頼関係が大切です。飼い主の愛情が、犬にとっての最大のおやつなんです」
指示通り動かなかった場合も、「いけない!」と叱ることはありません。引き綱を引いてショックを与えます。飼い主自身は、あくまでやさしく、いつもほめてくれるリーダーであると犬に思わせます。
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「吉田悦花のわん句にゃん句」の締切(6月末)が迫りました!特に「にゃん句」は第1回ですので、たくさんのご応募、お待ちしております。
http://www.clubalp.net/wanku/index.html
いつもご支援戴いているMさんより戴いたメール。(以下引用)
「わん句にゃん句」のチラシ、井の頭公園半周でなくなりました。
公園の入り口に、猫が2匹座っているアイスクリーム喫茶店があります。
「おたく、猫飼っているの?」
「いえ、そうじゃないのですが、何時の間にか座っているのです」
「猫好きの人に可愛がってもらっていますねぇ」
「そう。猫好きの人って意外に多いんです」
「お宅、にゃん句してみない」
「わたし達は猫好きではないんですが、チラシをそのテーブルに置いてください」
「じゃ、お願いします」
そこで、7枚ほどお願いしました。
店を出て、しばらく歩くと、Aさんがやってきました。
「Aさん。わんちゃんをお散歩に連れていましたよね」
「それが、去年、亡くなったのです。カナシイ・・・・です」
「じゃ、その想いを俳句にしてみませんか」
それから、吉祥寺の街中で、Yさん夫妻にばったり会いました。
「わん句を・・・」と言いかけたら、手元にチラシの残がありませんでした。
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犬とコミュニケーションをとろう
トレーニングの前のウォーミングアップとして、飼い主さんがリーダーシップをとって犬と遊びましょう。
遊んでいる最中に、犬に声を掛けたり、名前を呼んだりして、犬に飼い主を注目させるようにします。
犬が注目したら、近くに来るように手招きします。犬が近くに来たらよくほめます。飼い主のそばに行くと、よいことがあると思わせることがポイントです。
さらに、犬の体を触ってスキンシップをとりましょう。これは、愛情を確かめると同時に、犬のケガや病気の早期発見にもつながります。体の各部位をやさしく触ることで、犬をリラックスさせ、恐怖感を取り除きます。人に触られることの気持ちよさを教えましょう。
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無駄吠えや甘噛みや飛びつきなどをなくし、集合住宅で、飼い主も犬も快適に愉しく暮らすためには、しつけが欠かせません。
飼い主と犬が心を通い合わせるしつけで定評のある「ドッグ・トレーニング・ロード」代表のドッグトレーナー・森田誠さんに、犬の基本的なしつけのポイントを伺いました。
しつけをした犬は飼い主に従順で
穏やかな顔つきに
もともと犬は群れで生活する生き物です。共に暮らす家族が、犬にとって頼れるリーダーであることは、大変重要です。犬は、自分がリーダーとして認めた人のもとで暮らすことが安心であり、幸せなことなのです。
犬が飼い主の言うことをよく聞くためには、飼い主を自分のリーダーとして、心から敬愛していることが第一です。本来、飼い主とのコミュニケーションがとれて信頼関係ができている犬は、飼い主の指示にはすみやかに従い、逆らったりしないものです。
「しつけをする前としつけをした後では、同じ犬でも顔つきがまったく違ってきます」と森田さんは言います。
飼い主に唸ったりするなど攻撃的で、表情も厳しかった犬が、しつけを受けて、飼い主を頼れるリーダーと認めると、服従性や協調性が豊かになり、とても穏やかな顔つきになります。これは、飼い主を信頼し、気持ちが安定して、素直になっている証拠です。
しつけを受けて豊かな服従性を持った犬は、耳がペタッとうしろに倒れて、丸い顔つきになるそうです。
犬がリラックスして暮らすためには、犬が自然に飼い主に従いたくなるような状況を作り出すことが必要です。そのためには、体罰や叱られる恐怖から、無理やり従わせるのではなく、飼い主のことを心から慕って言うことをきくようにならなければなりません。
犬に愛されるためには、毎日の生活の中で、正しいコミュニケーションをとることが大切です。まず、なるべく犬のために時間を割いてふれあい、お散歩に連れ出しましょう。
「犬との信頼関係を深めるには、食事やおやつを与えたりするのではなく、犬の体に十分に触れて、スキンシップをとることが大切です。犬には人間の言葉を理解できる脳神経はないので、人と犬との会話や気持ちのキャッチボールは、犬とのスキンシップで行います」と森田さん。
家庭犬としての本格的なしつけは、生後3週間から3か月に始めるとよいそうです。「三つ子の魂百まで」と言いますが、幼年期に、人間には服従するものと教えることが犬の一生を左右するといってもよいでしょう。この時期に豊かな服従性を育み、家族と人間社会に協調できる心理を作ることが大切です。
仔犬より時間はかかるかもしれませんが、成犬になってもしつけは十分可能です。正しくしつければ、それだけ犬との絆は深まります。
すぐ効果が現れないからといってあきらめずに、まず、コミュニケーションをとることから始めて、次のステップに進みます。地道に続ければ、必ず犬に愛される飼い主になれるでしょう。
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「飼育者の会」の飼育細則より
飼育場所
各戸の住宅専有部分(居室部)の中で行うこと。したがって専用庭、バルコニー、ルーフバルコニーなどにケージやトイレを置かない
衛生・健康
①常に清潔に保つとともに、疾病の予防衛生、害虫の発生予防等の健康管理を行う
②必要な「しつけ」を行う
③居室以外で毛や羽の手入れ、ケージの清掃等を行わない
④居室だけではなく、ベランダ、バルコニーの清掃も日常的に心掛け、毛の飛散を防ぐ努力をする
⑤犬、猫が自己の居室以外で万一排泄した場合は、排泄物を必ず持ち帰るとともに、衛生的な後始末を行う
⑥不妊・去勢手術等の繁殖制限処置を行うよう努める
⑦地震火災等の非常災害時には、動物を保護するとともに、動物が他の居住者等に危害を及ぼさないよう留意する
⑧動物が死亡した場合には、適切な取扱いを行い、会に届ける
移動
① 開放廊下、エレベーターでは、抱くかケージに入れる
② 抱けない大きさの犬は、飼い主の指示に従えるようしつけ、他の居住者に不安感や不快感を与えないように心掛ける(自分でしつけができない飼い主や、モラル意識の薄い飼い主については、飼い主ともども専門の訓練を受けさせるなど、会が指導する)
③ エレベーターを利用する場合は、同乗者に迷惑がかからないよう配慮する
予防注射の義務
①犬は、狂犬病予防法に基づく予防注射をし、市に登録する
②犬は、7種混合、猫は3種混合ワクチンの接種を受ける
頭数・種類
①犬種は大型犬を禁止とする
②営利を目的とした複数頭の飼育は禁止とする
盲導犬等に対する配慮
居住者が、盲導犬、聴導犬、介助犬等の動物を必要とする場合は、その動物の必要性に十分配慮するものとする
● 自分の家で飼える犬を飼ってほしい
財団法人日本動物愛護協会理事・事務局長 会田保彦さん
人と動物との共生について考えるとき、現代のニッポンの社会に欠けているのは、①正しい動物観、②社会に正しく受け入れられるための飼い主のマナーとモラル、③動物を虐待から守り、適正に扱うための具体的法律という3つだと思います。一般に「犬は家族の一員」といいますが、言葉だけが一人歩きして実践が伴っていません。
飼い主は、格好のよい飼いたい犬を飼うのではなく、自分の家で飼える犬を飼ってほしい。犬は生きたぬいぐるみではないのですから、感情的に可愛がるだけではなく、その習性や生態を科学的に正しく理解して、犬の健康と安全に責任を持って扱うことを心掛けてほしいですね。
現在の集合住宅は、ハード面は充実してきましたが、ソフト面はまだまだ十分ではありません。犬種による大きさの違い、各々の個性、そして犬らしさを尊重して、犬の視点に立った住まいというものを考えていただきたい。
さらに、飼い主が飼育マナーを守り、協調性のある近隣づきあいを心掛ければ、動物が嫌いな人も動物の存在を受け入れられる欧米のような成熟した社会になるでしょう。
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時間をかけた住民同士の対話が大切
「飼育者の会」のお世話役の田鎖さんは、これまでの年月を振り返り、「話し合いの解決には時間が必要です」という。
今回、ご紹介した宮尾さんのマンションも山口さんのマンションも、ペット仕様などの特別な設備は設けていない。
そうしたハード面よりもむしろ、住人による「飼い主の会」を組織して、マンションで飼育できるペットの種類や数、飼育方法などの細かい会則を定めて、徹底するといったソフト面の充実に力を注いでいる。
山口さんは、スーちゃんのトイレは、バルコニーなどには置かず、人間のトイレの中に設置している。散歩に行くときは、専用のキャリーバッグにスーちゃんを入れ、開放廊下やエレベーターの中は歩かせないようにしている。そうした配慮によって、苦情を減らし、ペット飼育が認められる方向へと持っていっているのである。
宮尾さんや山口さんのマンションでは、ペット問題をきっかけに「ペット委員会」や「飼育者の会」などを組織して、住民同士がよりよい関係をつくるための話し合いの場が持たれている。
飼い主のマナー向上に努め、苦情処理に迅速に対応することに努めることは、集合住宅で犬と住む上で必要不可欠といえよう。
本格的な議論はこれからだが、集合住宅で犬と暮らすため、最も大切なのは、住民同士の対話(コミュニケーション)なのだ。
●取材メモ
ミニチュア・ダックスフンドのスーちゃん。以前は、家の前の通路を歩く人の気配やインターホンに過敏に反応して鳴いていたこともあったが、「飼育者の会」が主催したしつけの講習会に参加してから鳴かなくなったそうだ。
スーちゃんの体がすっぽり入る広い洗面台は特別注文したもの。散歩から戻ってきて脚を洗ったり、シャンプーもここで。「腰が悪いので、屈まなくて良いので助かっています」
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● Case2
千葉県内の分譲マンションの山口さん
山口さんご夫妻は、大型分譲マンションで、ミニチュア・ダックスフンドのスーちゃん(10歳、メス)と猫のフクちゃんと暮らしている。
スーちゃんはちょっと神経質で、知らない人に撫でられることを好まない。おおらかな性格のフクちゃんは、とても人なつこい。抱っこされたり、撫でられても平然としている。
山口ご夫妻が、平成元年に入居した当時、このマンションには数頭の犬や猫が飼育されていた。
マンションの管理規約には、一般のマンションと同様に、「観賞用魚類、小鳥以外の動物は禁止」と記されていたが、ほぼ10年間というものペットの飼育は黙認されていた。
山口さん宅では、入居5年目にスーちゃんが家族の一員になった。3年ほど前には、マンションの駐輪場にいた猫を保護した。それがフクちゃんだ。以来、フクちゃんは完全に屋内飼育で、外には出していない。
事態が急変したのは入居10年目。犬の鳴き声の苦情を受けた理事会が、建物使用細則を検討。平成10年4月、「動物(犬猫)の飼育中止」をうながす文書が、理事会から全戸に配布されてしまったのだ。
突然の通達に驚いた山口さんご夫妻さんと友人の田鎖あけ美さんは、理事会に話し合いの場を設けてもらうよう働きかけた。
同時に、マンション内の飼い主たちに声をかけて、同年6月、飼育者有志によって「イネの会」(現在の「飼育者の会」の前身、イヌとネコの会という意味)が発足、理事会と積極的に話し合いを持つようになった。
会では飼い方のマナー、しつけの方法を学び合い、マンション飼育のためのルールを作った。敷地内のペットのフンは、自分の犬のものでなくても積極的に片付けた。
平成12年8月、飼育者は毎月1万円の罰金を払うという話が理事会より言い渡された。飼育者の会は、理事会と粘り強く話し合いを繰り返した。その結果、総会に罰金案は提出されなかった。
その後、議論は平行線をたどったが、平成13年10月、2年の試行期間に限り、現在飼育中の犬・猫・ウサギは飼育可とすることが了承され、15年夏の総会で、1代限りにつき飼育可とするか、ルールを決めてペット飼育を全面的に解禁するかを決定することになった。つまり、それまでは試行期間中ということになる。
平成14年に入ってから、「飼育者の会」は、「各自、決まりごとを守っているか」というチェックリストを作成した。また、ルール違反者への呼びかけや話し合い、役員による月1回の会合や臨時会合、マンション周辺のごみ拾いやフン拾いも続けている。
また、千葉県動物保護管理協会から講師を招いて講習会も開いた。講習の内容は、主にしつけに関してだったが、その後5、6軒の会員から、「インターホンに過敏に反応して鳴いていた犬のしつけに抜群の効果が出た」といううれしい報告があった。
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Report ペット共生マンション
都市基盤整備公団が新たに建設する賃貸住宅でペット飼育を許可することを決めたり、ペットOKの新築マンションが増えるなど、集合住宅でペット解禁の動きが広がっている。
しかし、ペットをめぐる居住者同士のトラブルも少なくない。飼っている人いない人、双方が気持ちよく暮らすにはどうしたらいいだろうか?
集合住宅で犬と暮らす2家族を通して考えてみたい。
● Case1
東京・荒川区南千住のアクロシティの宮尾さん
東京・荒川区南千住のアクロシティは、建設されて15年近くになる666戸の大型
マンション。こちらでは、およそ80頭の犬が飼育されているという。
11階に住む宮尾昌治さん・牧美さんご夫妻を訪ねると、2頭のゴールデン・レト
リバーが玄関に駆け寄って歓迎してくれた。
グレースちゃん(10歳、ゴールデン・レトリバー、メス)とケリーちゃん(3歳、ゴ
ールデン・レトリバー、オス)、どちらもフレンドリー。しかもよくしつけられて
いて、おとなしい。
「体は大きいけれど、吠えることもないし、ちょこまかと動き回ることもありません。日中はほとんどリビングで寝ています」とグレースちゃんを撫でながら昌治さんは笑う。
4LDKの室内は、入居前にリビングと隣り合わせの和室の襖を取り払うなど手を加えたが、犬のために特別手を入れたところはないという。
「強いてあげれば、床の絨毯を剥がしてブルーパールと呼ばれるミカゲ石にしたことでしょうか? 夏はひんやりして気持ちがよいようで、いつも床に腹ばいになっています」
夜は、ふたりと2頭が大きなダブルベッドで眠る。
グレースちゃんとケリーちゃんの性格の良さは、東大教授の林良博さん(獣医学)のお墨付きだそうだ。実は林さんは、このマンションの別棟に、2頭のラブラドール・レトリバーと暮らしている。
「林先生には、このマンションのペット問題のことでいろいろアドバイスいただいて、大変お世話になりました」と昌治さん。
アクロシティでは、数年前、マンションの管理組合の理事会が、ペット飼育に関する規則を変更しようとしたことがあった。
理事会案で特に議論となったのは、「体高40センチ以上の犬は今飼っている1代限りとし、以後飼ってはならない」ということ。これでは、ゴールデン・レトリバーなどの大型犬は飼えなくなってしまう。アクロシティの飼い主で組織するペット委員会委員長の昌治さんは、委員会でその対応を協議した。
昌治さんは「大型犬も飼えるのがこのマンションの付加価値。犬の大きさで制限するのは合理性がない」と力説。
林さんも、「世の中には犬が嫌いな人もいるのだからトラブルがあるのは当然ともいえる。大型犬の制限は科学的ではありません」とアドバイスしてくれた。
苦情や問題点は、ペット委員会ですみやかに改善するよう努力すること、ベランダで犬のブラッシングはしないなど、動物嫌いな人や周囲の人の迷惑にならないため、ペットの飼育細則を設けることになった。
「アメリカのNPOなどによれば、『動物に冷たい人は人間にも冷たい』といわれておりますね。人間の総合病院では、患者さんのために病室にレトリバーを放しているところもあるとか。犬がいるとストレスがたまらないですね。仕事でイヤなことがあっても、家に帰ってグレースとケリーの喜ぶ顔を見ると忘れてしまう。これは、犬と一緒に暮らした人しか実感できないし、犬は実にいろいろなことを教えてくれます」
同じように犬と暮らしているマンションの数家族と、車で犬連れキャンプに行くこ
とが宮尾さんご夫妻の愉しみだそうだ。
●取材メモ
ペット委員会理事をつとめる大登剛さん(右端)も愛犬なっちゃん(3歳)を抱いて。なっちゃんは、珍しいスタンダード・ダックスフンド
リビングと続いている開放的な和室。たくさんのおもちゃが置かれ、犬たちの遊びのスペースとなっている
床は絨毯を剥がして敷いたブルーパールと呼ばれるミカゲ石。夏はひんやりして、犬たちも気持ち良さそうに腹ばいになっている
ロココ調でまとめた寝室も不思議と2頭とマッチ。ドレッサーの椅子に座るグレースちゃん
「ベッドにふたりと2頭で、いつもごろ寝状態です」と牧美さん。ダブルベッドも2頭が乗ると小さく見える
エレベーターに面した広々とした玄関ポーチは占有部分となっている
たまたまエレベーターが自宅の専用使用となっているため、他の住人の方と乗り合わせることが少ない
活発なレトリバー種は、たくさんの運動量が必要。毎日、朝晩2時間の散歩は欠かせない。犬たちの排泄も散歩中に済ます。アクロシティは隅田川に面しているため、川沿いの遊歩道がお散歩コース。「犬を連れていると、いろいろな人と挨拶を交わしますね。飼い主さんの名前は知らなくても、グレースのパパとかケリーのママとか、犬の名前で呼び合っています」
アクロシティE棟をバックに。いつも2頭を連れてキャンプに行く赤いベンツ
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●Case2 鈴木さんご家族
聖さん(システム・エンジニア)、くるみさん(主婦)、カブちゃん(13歳、パグとシーズーのミックス、オス)、ワンダちゃん(9歳、ゴールデン・レトリーバー、メス)、ネコ3頭
東京都在住、愛車・ハイマーB644G
●車の気に入っているところ
機能的で、しかも十分なスペースがある。上品で落ち着いた内装。燃費のよさ。最後部に付いている大きな外部収納庫にスクーターや自転車も入る。
鈴木聖さん、くるみさんご夫妻と犬のカブちゃん、ワンダちゃん、3頭のネコの総勢2人と5頭は、1週間程度の旅行に行くときは、車ごと家族で大移動する。
学生時代から犬と暮らしていたという聖さんは、くるみさんと結婚してから、ランクルにテントを積んで犬とともにキャンプをしていた。
「動物連れだとどうしても宿に泊まりませんでしたからね。でも、雨の日の撤収と後始末は大変でした。ワンダも濡れてドロドロになってしまうし。それで、家の近くのキャンピングカー屋さんに見に行ったら、ベッドもキッチンも付いているかっこいい車がありました」
最初は、プレジャーウェイ・サスカというキャンピングカー。その後、B.C.ヴァーノンを乗り継ぎ、キャンピングカーでもAクラス、国内でも数少ないハイマーB644Gを手に入れた。これも快適性と機能性も突き詰めた結果だという。
聖さんが、特に気に入ったのは、最後部にある中型スクーターもらくらく入る外部収納庫。「おかげで車内に物を置かずにすむので、とてもすっきり。犬たちにも十分なスペースがとれます」。現地に到着したら、125ccスクーターで移動することもできる。
犬連れでキャンプに行くためにキャンピングカーを購入したという人は少なくないが、聖さんの愛車ハイマーの注目すべき点は、犬やネコのためのペット用装備が納車時からすでに付けられていたということ。
シート地は、オリジナルハモケット地だったが、これだと犬やネコの毛が生地に入り込んでしまうので、掃除のしやすい総革張りに換えた。
今では、宿の駐車場にハイマーを停め、カブちゃんやワンダちゃんたちはキャンピングカーの中に寝て、ご夫妻は、宿に泊まることもできる。
「ランクルのときは、家とは環境が変わるので、半ばパニックになることもありましたが、ハイマーにしてからは、カブもワンダも、どこに行こうと落ち着いたものです。自分たちの家の一部だと思っているから、安心なのでしょうね。やはり、ある程度の広さのある快適な空間というものは、犬たちにも大切なのだと思います。
別荘を持つと、いつでも同じところに行かなくてはならないけれど、キャンピングカーなら動く家という感じで、そのままみんなでどこでも移動できる。犬連れで旅行したい人には、キャンピングカーがお勧めですよ」
●取材メモ
カナダの木材をふんだんに使ったアーリーアメリカン調の鈴木邸。窓枠も木にこだわっている。サーモンピンクの外観がおしゃれ
鈴木さんの愛車「ハイマーB644G」。車内は、もちろんキッチン、シャワールーム、トイレ、常設ベッド、トルーマンのFFヒーターなどの設備が完備。ルーフには、ハイパワーエアコン、TV&BSアンテナ、ソーラーパネル×2。最後部に大きな外部収納庫には、発電機やプロパンガスも搭載。ちなみに車のお値段は約1500万円!(中古でも7~800万円とか)
カブちゃんはパグとシーズーのミックス。老齢で目が不自由だが、どこへ行くのも一緒
ワンダちゃんは、とっても人なつこい女のコ。当然、キャンプ大好き
カブちゃんとワンダちゃんの車の定位置は通路とダイネットシート
木調の落ち着いた雰囲気の車内でくつろぐカブちゃん。シートはすべて、標準仕様のモケットシートから、掃除のしやすい総革張りシートに換えた
出入り口のステップは、電動で開閉される
ネコたちは快適な車内でお留守番
白い壁と木調が印象的な鈴木邸の室内。階段には、滑り止め防止のマット(ベルギー製)。床材は、傷が目立ちにくい19mm厚のオーク材を使用
年に1度、くるみさんのご実家の高知へ車で里帰り。「実家の敷地内に駐車スペースも確保して、電気まで引いてもらって、専用のオートキャンプ場のようになっています」とのこと
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犬と暮らしていれば、旅行やキャンプに犬を連れて行くのは、当然のこと。「犬がいるとどこにも行けない」なんて、決してない。キャンピングカーがあれば、どこへだって一緒に行けるのだ。
●Case1 佐藤さんご家族
光良さん(40歳、会社員)、美奈さん(41歳、主婦)、由梨さん(高校1年生)、陸くん(小学6年生)、慎くん(小学5年生)
セーラちゃん(9歳、黒ラブラドール・レトリバー、メス)、アルトちゃん(4歳、ラブラドール・レトリバー、オス)、ノアちゃん (1歳、黒ラブラドール・レトリバー、オス)
埼玉県在住、愛車・ベンツO‐309ベリオ
佐藤さんご家族は、キャンプが大好き。大型のキャンピングカーで那須をはじめ、光良さんの故郷の弘前にも愛犬とともに出掛けている。
佐藤さんのご自宅も、アウトドア気分にあふれている。お庭は、すべてウッドデッキで覆われ、その真ん中にあるレンガ造りのバーベキューコーナー、ウッドデッキの上に建てられたログハウスは、いずれも日曜大工が趣味という光良さんの手作りというから驚きだ。
ウッドデッキは、ホームセンターから白木のパイン材を購入。週末、家族総出で裏表ペンキを塗り、1枚1枚貼って、2年半かけて完成させた。業者に依頼すれば、600万円ほどかかるところを材料費のみ約40万円で仕上げた。
やわらかく加工しやすいパイン材を用いたウッドデッキは、地面から70㍉㍍上に設置されている。木材と木材のすき間は18㍉㍍。小型犬でも足が挟まる心配はない。
もともと芝地のお庭だった。毎年夏になると、犬と子供たちのために、直径約2メートルのアメリカ製プール(循環ろ過付き)を出していた。
ところが、プールの水を流すと、芝地がベチャベチャに濡れてしまう。そこで、プール用の台として、まず、お庭の真ん中にウッドデッキを作り、お庭全体を覆うことになった。
ほどよくしなるので、その上を走る犬たちの関節を痛めることもない。セーラちゃんとアルトちゃんは、お庭に張り巡らされた広いウッドデッキをいつも走り回っているため、どちらも筋肉質な体つき。いつも元気いっぱいだ。毎日、散歩に連れ出さなくても、お庭に放しているだけで、十分運動が足りている。
お庭のバーベキューコーナーで、陸くんと慎くんが、炭火で焼き鳥を焼きはじめた。その周りで、セーラちゃんとアルトちゃんがうれしそうにしている。美奈さんによると「セーラはガツガツしているけど、アルトはお上品」だとか。
佐藤家では、毎週、このバーベキューコーナーが大活躍。食事の際は、ここで野菜やお肉を焼いているそうだ。自宅に居ながらにして、キャンプ気分を愉んでいる。
なかでも、お庭に建つログハウスは、光良さんご自慢の家。コンクリートの土台からキットなしで造り上げた。陸くん、慎くんの「秘密基地」として、夜は、セーラちゃん、アルトちゃんも一緒に仲良くここで眠る。まさに「犬と住む家」といえよう。
佐藤さんのキャンピングカー
5人と3頭でいつでもキャンプに行くことができる。人はシート、犬は通路が定位置
交通事故のため下半身が不自由なノアちゃん専用のベッド。運転席と助手席の後部にヒモで固定されているので、走行中も安心
お庭に張り巡らされたウッドデッキ。雨が降ってもドロドロにならない。ドッグランとして走ったり、寝そべったりしても心地よい
お庭のウッドデッキの真ん中に、レンガを積んで造ったバーベキューコーナー。毎日のように、炭火でさまざまな食材を焼いて食す。休日のお客さまのおもてなしなど、くつろぎの空間となっている
ウッドデッキの隅に設けられた犬たちのトイレ。手前の砂利を敷き詰めた部分がおしっこ、奥の川砂を敷いた部分がうんち専用。うんちは、コンポストに入れて肥料として利用。庭の草木の成長がよいのは、この肥料のおかげとか
お庭のウッドデッキの上に建てられたログハウスは、佐藤さんの手作り。コンクリートの土台からキットなしで造り上げた
陸くん、慎くんの「秘密基地」として、夜は、セーラちゃん、アルトちゃんも一緒にふたりと2頭で仲良く眠る。居ながらにして、ちょっとしたキャンプ気分が味わえる贅沢な空間
ログハウスは、ドアも窓も付いた本格的なもの。ふんだんに用いられた木の香漂う室内には、陸くんと慎くんの大切な宝物が棚に飾ってある
下半身が不自由なノアちゃんのため、ホームセンターで見つけた人形用のベヒーカーを改造して腰に装着。これを付けると、自分で立って走ることもできる
気に入っているところ
機能的で、しかも十分なスペースがある。上品で落ち着いた内装。燃費のよさ。最後部に付いている大きな外部収納庫にスクーターや自転車も入る。
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Q12「こんな獣医師は要注意!」というのがあったら、教えてください。
ある獣医師が、注射をするとき、逆らおうとした犬をいきなり殴りました。もともと神経質だったその犬は、殴られたことによって恐怖心が高じて、驚くほど凶暴になってしまったそうです。
獣医師の態度ひとつで、愛犬の性格が変わってしまうこともあります。愛犬と獣医師の相性ということを含めて、獣医師選びは慎重にしたいものです。
また、「儲け主義」のところは、やたらと入院させたがる傾向があります。低料金の避妊手術にひかれて愛犬を入院させたところ、飼い主さんの承諾を得ないまま、ほかの病名で勝手に手術され、あとから高額の費用を請求されたという例も。
なかには、診察中、犬にふれようともしないで、「ほんとうに、この人は動物が好きなのかしら?」と疑いたくなるような獣医師もいます。これこそ、要注意だと思います。
というのは、「医学部の試験に落ちたから、獣医師にでも」とか「動物はキライだけど、獣医師になればおカネが儲かると思って」といったことで、獣医師になる人も少なくないからです。
私は、いろいろな獣医師のお宅におじゃまする機会がありますが、忙しい仕事の合間に、犬やネコや亀や熱帯魚などの生き物のお世話をして、公私ともに動物ライフを心から楽しんでいる様子を目にすると、ホッとします。
小さな命を慈しみ、その痛みがわかる思いやりのある人こそが、ほんとうの動物好きだと思うからです。
あなたのかかりつけの獣医師さんは、実際に動物と暮らしていますか?
その健康状態はどうか、逆に一度、さりげなく話を聞き出して、チェックしてみてはいかがでしょう?
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Q11獣医師さんが、対応に困る飼い主さんって、どんなタイプ?
いろいろあると思いますが、獣医師のみなさんからうかがった「困った飼い主さん」を思いつくまま挙げてみましょう。
① 獣医師の病気の説明をまったく聞かないで、一方的にしゃべりまくる人には、動物の病状を正確に伝えられない。獣医師のいうことを理解しようとしないのに、治療の結果を獣医師の責任に押しつける
② 予約制なのに時間を無視して、診療時間を守らない人。電話で話を聞くだけですまそうとする人
③ 何も診察しないうちから、病名や代金のことばかり聞く人
④ 自分で勝手に診断を下す人。愛犬を病院に連れてこないで、薬だけを要求する人。素人療法はキケン(診療をしないで投薬することは違法行為になる)
⑤ 次々と病院を変わって、獣医師との信頼関係をつくることができない人
⑥ 愛犬といっしょに病気になってしまう人
⑦ 過度の愛情を注いでかわいがるあまり、立場が逆転して、犬に飼われてしまっているような人。しつけや飼育方法に問題のある人
⑧ 診察費を払わない人
⑨ 病気を予防する努力をしない人
⑩ 食事や運動などの基本的な世話を怠っている人。聞きかじりの飼育法や健康法を何の疑いもなく取り入れて、動物を病気にさせてしまう人
⑪ 病院の前に犬やネコを捨てていく人
⑫ 何かというと、病院に犬を預けて遊びに行ってしまう人
⑬ 飽きっぽく、次から次へと新しい犬に替える人
⑭ おカネがないわけではないのに、治療代惜しさに動物の命を見捨てる人
⑮ 数日前から具合が悪かったのに、どうにもならないほど悪化してから連れてく
る人
⑯ 幼い子供を連れて来て、待合室を駆け回らせたり、友人同士で来院して大声で騒いだりする人(ほかの飼い主さんや動物の迷惑となる)
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Q10 急病のときなど、どうやって動物病院に連れて行ったらいいの?
毎年、夏なると、熱中病などで病院にかつぎ込まれる愛犬が増えます。とくに老犬は、暑さの影響を受けやすいようです。
そのほか、骨折や痙攣やヤケドを負った場合、愛犬の様子がおかしくなって一刻を争うようなとき、交通事故に遭ったときなどはすみやかにかかりつけの病院に連絡しましょう。
時間外の場合、今から診療してもらえるかなど確認した上で連れて行きます。そうすれば、病院側は、さまざまな場合を想定して治療の準備ができます。
近くの病院なら毛布に包んで抱いていくこともできますが、からだが大きな犬や病院が遠い場合は、車の手配が必要です。自家用車がなければ、タクシーを使用します。一般のタクシーを利用する場合、予め犬を乗せることを伝え、車のシートをシーツで覆って車内を汚さないよう配慮しましょう。
最近は、病院や美容室の送迎用にペット専用タクシーを使う方も増えています。長距離割引をしたり、待ち時間の運賃はとらないなど、各種サービスを行なっているものもあります。大型犬用にワンボックスカーの専用タクシーもあります。
一般の病院は、土曜の午後、日曜・祝日などの休診日を設けています。年中無休であっても、受付時間が限られていたり、日曜日は予約診療のみというところもあります。特に、年末年始やお盆は休診になったり、診察時間が変更になる病院が多くなります。
「もしも」の時のためにも、休診日にあわてることのないよう、年中無休、24時間診療体制の病院もチェックしておくとよいでしょう。
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Q9 検査はしなくてはいけませんか?
精度の高い診断を下すため、愛犬の状況に応じて各種検査が必要になる場合が
あります。例えば、頻尿の場合、膀胱炎の疑いがありますから、新鮮な尿を持参
して検査してもらいます。飼い主さんが、日ごろ、愛犬のお世話を熱心に行なっ
て、その健康状態をよく把握していれば、最小限の検査でよい場合もあります。
インフォームド・コンセントが広く浸透してきたことによって、飼い主さんの同意
を得ない過度の検査・治療はしない傾向にあります。
しかし、老犬になったら、病気の早期発見のためにも、半年に1度は、尿・血液・
エコー・心電図・レントゲンなどの定期検診をおすすします。費用など、納得のい
くまで獣医師にたずねましょう。
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Q8 動物病院との上手なつきあい方を教えて!
病院と長くおつきあいするには、ことばを話すことができない愛犬に代わって、
あなた自身がよい「患者さん」になる必要があります。
愛犬が健康なときと比較してどこがどのように異なっているか、最も把握している
のは、飼い主さんです。飼い主さんは、自分が患者さんになったつもりで獣医師の
問診に答えるとともに、獣医師の説明に真剣に耳を傾けましょう。
わからないことがあれば、勝手に判断せず、納得がいくまで質問します。獣医師
の指示に従って渡された薬をきちんと飲ませるなど、適切な看護をしましょう。
飼い主さんの真摯な態度が獣医師に伝わることが、信頼関係を築くことはもちろ
ん、なんとか元気にしたいという良い治療につながるのです。
病気を治すには、飼い主さんと獣医師との協力体制が必要です。簡単に診断がつか
ないから、治療の結果がすぐ出ないからと、病院をコロコロ変えると、結局、どこ
の病院の獣医師とも信頼関係を結ぶことができず、孤立してしまうことが多いよう
です。かえって、愛犬の病気を進行させ、不安感をあおるばかりで賢明とはいえな
いでしょう。
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Q7 どうすれば、愛犬がおとなしく診察を受けますか?
おとなしく獣医師にからだ全体を診てもらうことができなければ、十分な診察を受けられないばかりか、病気の早期発見もできない場合もあります。
もともと我慢強かった愛犬も、老犬になって、体力が衰えたせいか、気難しくなったり、臆病になっていることもあります。なぜ病院に連れてこられたかわからなくて、「いったい、何をされるのだろう?」と不安を募らせている場合があります。
診察台に抱え上げたら、やさしくからだに触れ、「大丈夫よ」と恐怖心を取り除き、安心して診察を受けられるようにしましょう。
ふだんから甘やかされて、飼い主さんの言うことをきかない愛犬は、獣医師がからだに触れようとしただけで、唸り声を上げて暴れることがあります。
吠えたり、咬みつくといったことがないように、仔犬のころから、からだのどこを触っても嫌がらないようにスキンシップをとって、しつけておくことは必要です。
診察されているとき、獣医師を咬むのは恐怖心からきていることが多いようです。1度でも怖い思いをすると、そのことが忘れられず、「また何かされるのではないか」と防衛本能が働き、攻撃的になって、発作的に咬むことがあります。
ジョニーは、私の様子から、自分のからだを心配しているということがわかるのか、病院に行くとすべてを獣医師に預けるようにして、注射されるときもじっとしています。飼い主をリーダーと認めて、そちらに常に注意が向くようになると恐怖心を抑えることができるようです。
病院は、特別なところでも怖いところでもないということを教えるため、治療日でないときも、散歩の途中に遊びに寄って、そこでごほうびのおやつを与えるなど、日頃から病院に馴れさせることもよいかもしれません。
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Q6 診察のとき、飼い主は立ち会えますか?
ふつう愛犬のことをよくわかっていて、獣医師の質問に答えられる飼い主さんが立
ち会います。愛犬が、診察を受けている間、動かないように愛犬のからだをしっか
り押さえる必要もあります。愛犬も飼い主さんがそばにいると安心するでしょう。
ところが、最近は、診察室で愛犬を押さえられない飼い主さんが増えています。愛
犬が暴れたり、吠えたりすると、すぐ手を離して部屋の隅に逃げてしまう飼い主さ
んもいます。甘やかして育てた結果、飼い主さんにも手におえなくなる例が少なく
ありません。
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Q5 動物病院の待合室で注意することはありますか?
待合室には、さまざまな動物が集まります。動物、飼い主さん、獣医師が気持ち良
く過ごし、診療をスムーズに行えるよう、次の点に気をつけたいものです。
① 診察時間を守りましょう。予約制にしている病院もありますが、時間に遅れた1人の飼い主さんのために、その後の診療に支障をきたす場合もあります
② かわいいからといって、むやみにほかの動物に触らないこと。なかには、驚いて咬みついたり、引っかいたりする動物もいるかもしれません
③ 愛犬は、首輪とリードを付けて座らせます。愛犬を飼い主さんがしっかり制御できなかったため、病院の器材や薬剤を破損する例もあります
④ 愛犬の排泄は、来院前にすませておきましょう。粗相したときは、飼い主さんが責任を持って片づけましょう
⑤感染症の疑いがある場合は、事前にスタッフに申し出ましょう
そのほか、獣医師さんから、「ほかの動物病院の悪口を大声で話すのは困る」「待
合室が狭いので家族全員で来るのは遠慮していただきたい」という声もありまし
た。
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Q3 どのようにして愛犬を動物病院に連れていったらいいの?
必ず首輪と引き綱(リード)をします。首輪には、飼い犬登録をした時の交付される鑑札とともに、迷子札(愛犬の名前、飼い主さんの名前、住所、電話番号を明記したもの)を付けます。
連れていくときはおとなしくても、病院に着いたとたん暴れて逃げ出し、病院内で「追いかけっこ」になったり、外に飛び出してしまう場合もありますから十分注意しましょう。
Q4 病院へはだれが連れて行くべきですか?
愛犬のお世話をして、ふだんの様子をよく分かっている飼い主さん自身が、診察に付き添いましょう。
仕事や用事があるからと、実際のお世話をしていない代理人に頼むと、「いつから、どこが、どんなふうにおかしいのか」ということを獣医師に説明したり、獣医師の質問に答えることができません。
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Q2 動物病院に行く場合、どんなことに注意すればよいですか?
診療時間外に突然訪ねてこられると困る場合もありますから、事前に電話をして、予約が必要であれば、日時を決めましょう。日時を指定されたら、時間に遅れたり、ドタキャンや無断で取り止めたりしないようにしましょう。
病院に行く前に、次のことについてメモしておくと、獣医師に説明するときに役立ちます。
① ふだんの健康状態とくらべて変わったところがないか
② あるとすると、その症状が表われたのはいつ頃からからか
③ その原因として思い当たること
④ 食事の回数とその内容
⑤ おしっこやうんちの回数とその状態
⑥ 嘔吐の有無
⑦ これまでに接種したワクチンの種類と時期
⑧ 過去のケガや病歴、手術歴
⑨ 不妊手術の有無
⑩ ふだん与えている薬の名前、薬の副作用の有無
また、排泄物や嘔吐物は、診察の参考になる場合がありますから、持参すべきかど
うか事前に電話で確認するとよいでしょう。
このように、具体的な情報を簡潔に提供することで、獣医師も的確な診断を下すこ
とができます。
当日は、病院に行く前に軽く散歩をさせて排泄をすませるなど、愛犬が、できるだ
け落ち着いたキモチで診察を受けられるよう、時間の余裕を持って行きましょう。
飼い主さんがあわてて、愛犬を無理やり引っ張るようにして連れて行ったり、「痛
い、怖い」などと飼い主さんが騒いだりすると、愛犬に不安感を植え付けてしまい
ます。緊張感を取り除いた状態で動物病院を訪ねたいものです。
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Q1 どういうときに動物病院に行ったらよいでしょうか?
ある獣医師さんに「どんな飼い主さんが困りますか?」と聞いたところ、「病院に連れてこようとしない飼い主さんが一番困ります」という答えが返ってきました。
日ごろから、病院で健康診断を受けたり、しつけの相談をすることも大切ですが、やはり、「愛犬の様子がおかしい」と感じたら、すみやかに獣医師に診てもらうこと、これが大切です。
調子が悪くなって元気がなく、嘔吐や下痢を伴って食欲がない時など、飼い主さんが様子を見てよいのは2日までといいます。明らかに異常があるのに24時間以上放置していると、とくに老犬の場合、病状が悪化・急変して手遅れになってしまう場合もあります。すみやかな対処が必要です。
愛犬は、「ここが痛いから、どうにかして!」と体調の変化を訴えることができません。犬は我慢強く、痛みに強い生き物ですから、多少体調がおかしくても、飼い主さんと接しているときは、からだ全体で喜びを表現するものです。
でも、歩き方やしっぽの振り方、呼吸、鳴き声、うんちの状態、おしっこの回数、目の輝き、被毛のツヤ、耳の汚れ、鼻汁、よだれ、においなど、愛情を持って接しているならば、ささいな変化も「あら?」と気づくことでしょう。
飼い主さんは、愛犬の健康について正しい知識を持つことも大切ですが、愛犬に対する愛情と健康を気使うスルドイ観察力こそが、愛犬を病気から守り、長生きをさせることにつながるのです。
愛犬を病院に連れていくことは、時間も手間もおカネもかかります。しかし、愛犬に愛情を注ぐ飼い主さんであれば、多少の負担はいとわないでしょう。病気の予防に無頓着で、愛犬が苦しんでいても気づこうともしないで、気づいたとしても知らんふりをしている。早期発見、早期治療をめざす獣医師にとって、そんな飼い主さんが、「一番困る」のです。
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