愛犬ジョニー

2006/02/01

男前豆腐「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」

友人からいただきもの。わたくしの大好物の、お豆腐。

しかも、「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」ですと。

長細い容器の上に白くて薄い紙で、このように大きく水色の文字で書かれているのです。

なんじゃ、こりゃ~~、ですよね??

ジョニーよ、姿を消したと思ったら、いつの間に「豆腐屋」さんになったの?みたいな。


「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」という豆腐名の横には、これまたデカイ字で、沖縄県糸満沖海水苦汁&北海道産丸大豆と記されております。

で、お味はといいますと、これがかなりマイルドかつ濃厚です。牛乳でいうと、ジャージー牛乳というのかな、豆腐というより、デザート感覚(甘いわけではないのですが)でもいけるような食感で、なかなかウンマイ。

「豆腐屋ジョニー」はコンビニで入手できるそうです。今度、見に行こうっと。

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2006/01/24

よかったね

快食快眠快通・元気印のジョニーが、あまり散歩に出ないようになってから、お通じのほうが滞り気味になってきました。

夜中など、なかなか寝付けないまま、鳴くことがありました。身の回りも整えて、おむつはきれいですし、おしっこもすませているし。。。

最初は、おなかがすいて催促しているのかとも思いましたが、どうやらそうでもなさそう。

ようやく、催しているのになかなか出ないので、おなかが張って苦しいのだ、ということに気づきました。

(あたりまえですが、言葉を交わすことができないので、様子から察するしかないわけです)

おなかをさすったりしていましたが、これがなかなか。。。

やはり、老犬になると、横になっていることが多く、運動不足になりますし、立ち上がっても自分でフンばる力が、どうしても弱くなります。

そこで、脱脂綿で肛門のあたりを丁寧に刺激してやると。。。

ようやく出ました!!

もこもこと健康なウンが出ることも、

ころころと小さなウンのときも。

(でも、その一個が出ないで苦しいときもあるのです)

ふぅ~~ 

というように安堵した表情のジョニー。

それからはすやすや。

よかったね。

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2005/12/29

生きるということ

たまたま今読んでいる本の中の長谷川伸の言葉より。

「死ぬことは難しくないのだよ、気をゆるめさえすればいいのだからね。

生きることが難しいのだ。

だがね、生きるということは呼吸をして、飯を食って、動いているというのじゃないんだね。

なにか、世のためになるいい仕事を残す、そしていつまでも人々の心の中に生きている、

たとえ名前は知られなくてもいい、役に立つ、人の心を打つものを残すことが、生きるということなんだよ」

特に最後の「たとえ名前は知られなくてもいい、役に立つ、人の心を打つものを残すことが、生きるということなんだよ」という言葉を何度もかみ締めるように読みました。

「生きるということ」、それは、人も犬も同じではないでしょうか。少なくとも、じょにーは、私の心に長く灯り続けると思いますし、これからも、じょにーという犬から教えられたことを私の財産として、綴っていけたらと思います。

ここだけの話ですが(笑)、数年前まで、じょにーは、よく「脱走?失踪?」を繰り返していました。もともと自由が大好きな、風来坊気質があったのでしょう。でも、気が小さいのでまもなく戻ってきましたが。

あっ、若かりしときに1度だけ、一晩戻ってこないことがありました。たまたま、犬に追い立てられたかして、家とは逆のとんでもない方向に逃げてしまったようでした。

ボロボロになりながらも、なんとか戻ってきましたが、垂れ耳の先を噛まれて!血が出ていました。応急処置をして、ことなきを得ましたが、あのときは、びっくりしました。

そんなことも、今となっては、かけがえのない思い出の1つとして反芻しています。

今年もたくさんのみなさまとの出逢いがあり、大変お世話になりました。新しい戌年も、みなさまとご愛犬にとりまして、幸せな年となりますよう、お祈り申し上げます。

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2005/09/29

幸せそうな寝顔

最近、じょにー王子(我が家の愛犬・18歳)に添い寝していると、じょにーのちょっとした息遣いにも反応してしまう、からだになってしまったようです(笑)。

例えば「ひぃー」って、小さく声にもならないような感じで鳴くことがあるのですが、そういうときは、おしっこに行きたいとき、なんですね。

そのままにしていてはかわいそうなので、夜中でもトイレに連れていきます。

そういうことを繰り返しているうちに、自然とじょにーの、ちょっとした息遣いにも敏感になったようで。

どんなに寝ていても、小さく「ひぃー」って声がすると、ぱっと目が覚めます。

さっぱりすると、またぐっすり眠るので、幸せそうな寝顔を見ながら、わたくしもスヤスヤ♪

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2005/09/17

愛犬「じょにー王子」がお出迎え

コチラ「e‐ファクトリー」が、先月のココログで、人気ブログとしてご紹介いただきました。ご愛顧ありがとうございます。

愛犬「じょにー王子」がお出迎えするブログ「俳句ファクトリー」も好評のようでうれしいです♪

「じょにー王子」をクリックしていただくと、なにやら俳句らしきものをしゃべることも。。。どうぞお試しくださいませ~
http://touki.cocolog-nifty.com/

ホームページやプログをたずねてくださった方が、原稿や講演などのご依頼などのため、わたくしの連絡先をいろいろ調べてくださった末、著書の版元や連載誌の出版社経由でお話をいただくことが最近多いのですが(お手数おかけいたします)、こちらまで直接、メールをいただけますと幸いです(↓)。
etsuk226@nifty.com

よろしくお願いいたします。

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2004/10/20

パン食いジョニーの冒険 ⑥ 最終回

ジョニーは、食パンの食べ過ぎでおなかでもこわしたのかしら? どうりで食欲がないはずだ。

パンをくわえて走っていれば、驚いて追い立てる人もいるかもしれない。怖い思いをしたジョニーは、精神的ショックを受けたのかも。心身ともに萎縮したジョニーは、私に甘えて、あのような悲痛な声を発したのではないだろうか? 

とりあえず病院では、痛み止めの注射を打ってもらって様子を見ることになった。

翌朝。ジョニーは、すっかり元気になっていた。なにもなかったようにケロッとしている。昨日の、今にも死にそうといった様子は、いったいなんだったの?

その後、ジョニーの脱走はピタッとなくなった。なにかに憑かれたかのように、家人の目を盗んで塀をよじ登っていたのに・・・体力も気力も失せて、ジョニーも歳をとったというか、歳相応になったということだろうか? 

ジョニーもようやく穏やかな老年期を迎えたのだろう。ほっとした半面、なんとなく寂しい気もした。

と思っていたところ、その後しばらくして、こちらのふいをつくように突然、再び塀を乗り越えたのである。

まだまだあなどれない。恐るべきジョニー。
(このお話は2年ほど前のこと。今ではなつかしい思い出です)。

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パン食いジョニーの冒険 ⑤

とりたてて外傷もない。ましてや、どこか骨でも折れているわけでもなさそう。しかし、あの高さの塀から飛び降りて、これまでなにもなかったことが不思議なくらいだ。

着地のとき、打ちどころが悪くて、どこか痛めてしまったのだろうか? 私は、あわててT動物病院にジョニーを連れて行った。

「元気がないんです」と訴えると、獣医師は応えた。

「へぇー、このコ、いつも元気で走り回っているのに珍しいね。今日も、口いっぱいに食パンの耳をほおばって、ものすごい勢いで走っていきましたよ」

そういえば……近くにサンドイッチを製造している店があった。店先に食パンの耳を入れたケースが無造作に積まれているのを見かけたことがある。

塀から飛び降りたジョニーは、一目散にその店に駆け寄り、そこからパンを失敬していたのだ。

ジョニーは、朝晩2回、手づくりの食事をもらっている。しかし、1度パンの耳に味をしめたジョニーは、脱走のたびにパンをあさっていたにちがいない。

その姿は、獣医師が指摘したように、近隣でも有名だったようだ。

そうか、ジョニーは、塀を乗り越える障害物競走とパン食い競争をミックスしたようなことをやっていたのだ。

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2004/10/19

パン食いジョニーの冒険 ④

いざ外に出てしまうと、とりたてて行くところもないようで、ジョニーは、しばらく近所をウロウロすると家に戻って来る。

もともと塀をよじ登ることで、かなりの体力を消耗している。

炎天下に飛び出したものの、喉は渇き、そのうち疲れ果ててぐったりする。私が帰る頃、たいていジョニーは、門の前に座っていた。

それなのに、懲りずに脱走を繰り返す。目に見えない衝動に突き動かされているかのようだった。「まったくスゴイ犬だ~」と、ため息がもれた。

ある日、門の外で待っていたジョニーは、帰ってきた私の姿を認めると、よろよろと近づいてきた。いつもは跳ね上がって喜ぶのに、見るからに様子が変だ。

家の中でもうずくまったまま。食欲もない。明らかにおかしい。私は、壊れものを扱うようにゆっくり頭をなでた。

「ヒィ~!」悲痛としかいいようのない声をジョニーは発した。

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2004/10/18

パン食いジョニーの冒険 ③

このあたりは、もともと古い住宅地で、都心に近いため、ここ10年の間に新しいマンションやショッピングセンターがいくつも建った。人口が増えるとともに、散歩中の犬とすれ違うことも多くなった。

10歳を超えるジョニーは、近隣の犬たちのなかでも、最古参といってよい。ジョニーと歩いていると、犬を連れていない方から「元気そうですね」と声を掛けられて、驚いたこともある。

また、「昔、犬を飼っていたのだけど…」と親しげにジョニーに寄り添ってくる方もいた。

数年前の夏の終わり。皮膚をかゆがるジョニーとともにT動物病院を訪ねた。ジョニーの顔を見るなり獣医師は、「あっ、脱走犬!」と小さく叫んだ。

「えっ?」わたしは、絶句した。

そうなのだ。この頃、ジョニーは、自宅のブロック塀をよじ登り、2メートルほどの高さを飛び越えて、白昼堂々「脱走」を図るようになっていたのだ。

あわてて、塀の上に針金を張り巡らせた。しかし、翌日には、再び外に飛び出している。さらに棒を組んで、塀を高くした。「まさか出られまい」という予想を裏切って、次の日には外に出ている。

まるで効果がなかった。

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2004/10/15

パン食いジョニーの冒険 ②

T動物病院は、ジョニーがわが家にやって来てまもなく開業した。O動物病院へは徒歩15分かかるが、T動物病院には約3分で行くことができる。  

住宅地の角に立つ、犬の足跡マークが付いたピンクの看板。T動物病院は、自宅の一部を改造した小さな病院だが、以前、ジョン万次郎がお世話になったO動物病院とは、かなり様子が異なる。

待合室と診察室の雰囲気はずっと明るい。30代後半とおぼしき男性獣医師と女性の看護師スタッフが2人。プラスチックの診療カードには、「吉田ジョニー様」とある。

T動物病院は、ホームドクターとして、それなりに「固定客」がついているようだった。私が、ジョニーと病院を訪ねるのは、仕事から戻った夜が多いが、待合室で飼い主さんに連れられた犬や猫といっしょになることが多かった。

O動物病院もT動物病院も、たまたま自宅から近いということで利用することになった。よい先生がいるからと人に勧められたとか、評判を耳にしてということではなかった。散歩の途中にも寄ることができる。その便利さが一番だった。

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