« 夜間中学 | トップページ | 不登校生徒 »

2005/03/16

こんばんは

見城先生は、大卒後、第九中学校・夜間部の専任教諭に。

27年間勤務後、江戸川区立小松川第二中学校・夜間部を経て、98年に定年退職。その後、夜間学級の嘱託となる。

現在、廃校となった文花中学校を借り受け、「えんぴつの会」をボランティアで運営している。

99年には、長年にわたる夜間中学校一筋の教育実績が高く評価され、第33回吉川英治文化賞を受賞。

その賞金と募金によって製作された長編記録映画「こんばんは」が、各地で自主上映中だ。

夜間中学校は、現行の6・3制義務教育の発足と同じ1947年、大阪・生野で始まった。

戦後の混乱や生活の困窮などによって、長欠を余儀なくされた生徒に教育の機会を提供するため、一時は全国で87校、生徒数5000人を超えた(現在35校、3200人)。

60年代になると、第二次世界大戦などで就学の機会を奪われた中高年層の入学が増加。

日韓条約が調印された65年以降は韓国から、72年の日中国交回復によって中国からの引き揚げ者が夜間中学校に入学してくるようになる。

自立と定住のため、日本語の習得は欠かせない。夜間中学校は、戦争犠牲者の教育面での戦後補償をも担うかたちとなった。


|

« 夜間中学 | トップページ | 不登校生徒 »

憲法の現場」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: こんばんは:

« 夜間中学 | トップページ | 不登校生徒 »