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2005/03/14

夜間中学

「私が初めて夜間中学を知ったのは、大学卒業間近の1961年2月のこと。本屋で偶然、塚原雄太先生の『夜間中学』を見つけたのです。

1日ラーメン1杯の給料で働いている生徒や給食のコッペパンを残して兄弟たちに持ち帰っている生徒のこと、教師たちの体を張った奮闘が、つぶさに語られていました。

憲法で保障されているはずの義務教育をこのような変則的なかたちでやってよいのか。無性に腹立たしい気持ちとともに、次々に疑問が湧いてきました」

見城先生は、さっそく著者が勤務する荒川区立第九中学校・夜間部を訪ねた。

若い中学生にまじって、仕事を終えて駆けつけた年配の男性も熱心に机に向かっている。

そこは、普通に学ぶ機会を得られなかった人々が、ようやく辿り着いた学びの場だった。不思議なやさしさとあたたかさに包まれていた。

「こんな学校があるんだ!」見城先生は、雷に打たれたような衝撃を受けた。


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