『イヌ好きが気になる50の疑問』おかげさまで4刷35000部!

サイエンス・アイ新書『イヌ好きが気になる50の疑問』(吉田悦子・1,000円・税込)全国書店やインターネットで好評発売中。韓国や中国などアジアにも翻訳出版されました。

(新しい記事は1つ下にアップ)http://sciencei.sbcr.jp/archives/2007/06/si50.html

●NPO神田雑学大学 第430回講座 学位授与記念講演
「犬・蕎麦・俳句 わたしの雑学的人生」

http://www.kanda-zatsugaku.com/081031/1031.html

●新刊『世界の犬「101」がよくわかる本』(PHP文庫)
書店の文庫コーナーにて、
ぜひ手にとってご覧くださいませ
http://news01.net/news/2008/12/20081201172956.php
●「本よみうり堂」(2009年1月8日 読売新聞)で紹介されました
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20090108bk09.htm

●「吉田悦花のわん句にゃん句」大募集
http://www.geocities.jp/hh_nippa/wanku/index.html

●「江戸ソバリエ」としてゲスト出演したCS放送「日テレG+(ジータス)」の情報番組「おとな館」の特集「粋に新そば」は、読売新聞HPの「映像」サイトでも番組をすべて視聴できます
<<↓↓動画はコチラ↓↓>>
http://www.yomiuri.co.jp/stream/m_otona/otona176.htm

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2009/07/10

『イヌ好きが気になる50の疑問』4刷できました!

http://ijiken.com/blog/2009/07/504.html

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2009/07/07

帯ありと帯なし

『イヌ好きが気になる50の疑問』の編集者・ますやんさんが、ブログで表紙カバーと帯の関係?について語っておられます。http://blog.sbcr.jp/ayc/archives/2009/06/post_159.html

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2009/07/04

ブログランキング アップ賞

月間ランキング アップ賞をいただきました!

「江戸ソバリエ☆吉田悦花blog」もどうぞよろしく☆
http://ameblo.jp/sobalier-etsuka/

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2009/06/21

取材で出逢った犬 忘れ難き犬たち

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2009/06/12

こちらもどうぞよろしく♪

「吉田悦花 公式ブログ」新アドレス
http://ameblo.jp/sobalier-etsuka/

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2009/06/10

「J-WAVE25」出演メモ

6月7日(日)深夜25:00-26:00、ナビゲーターの野村友里さんと桑原茂一さん、そして松たかこさんが、「土山人」「石原」などのお蕎麦屋さんで対談した1時間番組。
私は江戸ソバリエとして、そばの魅力をご紹介いたしました。

番組の放送は終了しました。ご参考まで下記をご覧くださいませ☆
http://www.j-wave.co.jp/original/jwave25/

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2009/06/01

「Shi-Ba」7月号 発売中♪

「ニッポンの犬探訪記 北海道犬」と「真・ハチ公物語」連載中です。書店でぜひお買い求めくださいませ☆http://www.fujisan.co.jp/product/1281680599/

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2009/05/28

おかげさまで4刷☆

おかげさまで『イヌ好きが気になる50の疑問』
またまた増刷されることになりました
今後ともよろしくお願いいたします!

http://www.amazon.co.jp/gp/product/479733925X?ie=UTF8&tag=wwwsbcrjp-2-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=479733925X

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2009/05/18

第18回「わん句にゃん句」発表♪

http://www.geocities.jp/hh_nippa/wanku/happyou.html

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2009/05/10

PCで読める吉田悦子の本

「電子書店パピレス」で著書がご覧いただけますhttp://www.papy.co.jp/act/books/1-53599/

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2009/05/08

吉田悦子のニッポンの犬探訪記26 秋田犬

意志強固にしてあふれる男気

人もこういう生き方をせねば

日本の伝統楽器、篠笛奏者の村山さんは、20年来の夢であった秋田犬との暮らしを実現。「民俗芸能と日本犬に共通点を感じる」という村山さんは、愛犬・天鵬号とのふれあいで得たエネルギーを演奏活動に生かしている。「家庭犬としての秋田犬の素晴らしさをお伝えし、少しでも日本犬の保存のお手伝いできたら光栄です」と語る。

「犬を飼うなら秋田犬!」1年前から子犬を迎える準備

ある日、私のもとに1通のメールが届いた。差出人は村山二朗さん。村山さんは、京都駅の構内で、何気なく私の新刊『世界の犬「101」がよくわかる本』を手にとってくださったそうだ。

買い求めて読んだところ、「たいへん感激した」とファンレターとして、初メールをくださったのである(自分の本のPRのようでゴメンナサイ)

村山さんのご了解を得て、そのメールから少し引用させていただこう。
「ブックカバーには、流行の愛玩犬が並び、失礼ながら、ファション感覚の犬種紹介本なのかと錯覚しました。『どうせ日本犬は冷遇されているのかな』と、あきらめ気分で読み始めたところ、冷遇どころか、日本犬のところは愛情にあふれ、行間から『作者は日本犬ファン』だと確信しつつ読み進めたのでした」
 メールを読むうち、村山さんは神奈川県三浦郡葉山町に在住で、天鵬号という秋田犬と暮らしていることがわかった。秋田犬は、年々飼う人が減っている。葉山町でも、天鵬号のほかにメスの秋田犬がいるだけだという。

散歩中によく「犬種は何ですか?」と質問される。「秋田犬です」と応えると、「初めて生きている秋田犬を見た」と驚く人も少なくない。それだけに、秋田犬に4ページを割いて大きく扱っていることに感激されたようだ。
「犬種にまつわるエピソードや情報が興味深く、楽しく読ませていただきました。特に紀州犬の伝説のところでは涙が流れました。かつて日本人は、オオカミと共生していたのに、明治時代に欧米に倣って駆除してしまったことが残念でなりません」

 心から日本犬を愛し、真摯な気持ちで愛犬と向き合う様子が伝わってきた。村山さんとその愛犬・天鵬号を訪ねるため、私は葉山へ向かった。

JR逗子駅で村山さんが迎えてくださった。真っ赤な車の助手席に乗って振り返ると、天鵬号は、顔をのぞかせている。村山さんは、ふだん「テン」と呼んでいる。私が「テンちゃん、おはよう」と挨拶すると、大きな瞳で静かに私を見つめる。実に目ヂカラがある。久しぶりに、たくましく堂々とした秋田犬を間近に見た。
 子供のころから犬好きだった村山さん。大人になったら犬を飼いたいと思い続けていた。秋田犬に魅せられたのは20年ほど前、秋田県大館市で秋田犬を目にしてから。

音楽家の村山さんは、篠笛という、日本の伝統楽器の一種の横笛の演奏・作曲・録音活動に携わっている。和楽器を通じた国際的な文化交流をすすめるとともに、篠笛の入門書を出版して実技指導にも力を入れている。

20代から音楽家として活動し、各地の公演や海外ツアーなどが続き、なかなか犬を飼う条件が整わなかった。3人の子供たちが、小学生となったのを機に、犬を飼い始めることにした。

犬種選びで議論になった。「ポメラニアンがいい」「パグもかわいいよ」「やっぱり柴犬でしょ」。妻も子供も小型犬を希望した。ところが村山さんは、「犬を飼うなら秋田犬!」と断固として押し切った。日本の気候に合うのは、やはり日本犬。ご近所の人に無駄吠えもしないし、演奏旅行で家を空けた際、番犬として家族を守ってくれるという思いもあった。

「でも、それは建てまえで、一番の理由は、積年の夢を今かなえないと、秋田犬初心者が、老年になってから飼ったのでは、体力的に難しいだろうと考えたからでした」と村山さん。
 秋田犬を飼いたいという、20年来の夢を実現するため、ブリーダーを訪ねて親犬を見に行き、育て方を聞いた。以前、飼っていた小型犬がメスだった(柴系とスパニエル系とのMIX、享年17)ので、「次はオス」と決めていた。

さらに秋田犬の飼育書を読んで情報を収集した。自宅の庭で放し飼いができるよう柵工事も施した。「仔犬は、最初の1年間が、しつけや運動や栄養の勝負となりますので、私は仕事のスケジュールを工夫し、万全の受け入れ態勢を整えました」というからハンパな覚悟ではない。1年にわたる準備の末、天鵬号は、村山家に迎えられた。
「私にとって初めての秋田犬ですので、犬種の特徴なのか、天鵬の個性なのか判別がつきませんが、豪胆な性格で、おびえたところは一度も見せたことがありませんね」と感心する。

「賢くて敏感、プライドが高い。頑固で意志が強いですね。一度決めるとテコでも動かない。散歩をしていても前進あるのみ、後退するのは大嫌い。途中で動かなくなることもありますが、何らかの理由があるので、多少時間がかかっても、納得すれば、理解して行動するといった柔軟性もあります」

村山さんは、天鵬号が幼いころから、葉山の町営ドッグランに通い、さまざまな犬と遊ばせるように努めた。そのため、天鵬号はどんな人にも優しい。特に老人や女性や子供、老犬や仔犬が大好き。家族意識も強い。『世界の犬「101」がよくわかる本』には、タイトルにあるよう101種について解説しているが、村山さんによると、

「各犬種ごとの性質を知ることができるので、ドッグランで無用なケンカをしないよう、事前に予測したりするのに大変役立っています」という。

「秋田犬は、売られたケンカは買うタイプですので、犬同士の相性に気をつけないと、相手の犬を傷つけてしまうおそれもあります。コーギーやジャックラッセル・テリアは、気が強いので、接触は避けるようにしています」

村山さんは、15年ほど前、北米のネイティブアメリカンの人権回復運動の団体から、日本の秋田犬の繁殖について相談を受けたことがあった。

その発端は、学術調査ということで、インディオのある部族の墓を掘り起こして人骨の採取を行なっていたのを、「先祖の墓を掘り起こさないでほしい」とインディオの人々が申し入れたことにある。

ところが政府は、それを受け入れず、訴訟問題となった。現金収入の少ないインディオには、裁判費用の負担が大きい。そのため、犬の繁殖というアイディアが持ち上がり、犬種として日本タイプの秋田犬が候補に上がったという。
 相談を受けた村山さんは、秋田県大館にある秋田犬保存協会を訪ねた。協会の顧問を務めていた獣医師の小笠原圭一氏にお話を伺った。そして、日本人やマタギと秋田犬の繋がりについてレポートをまとめ、資料とともに北米に送った。

その結果、ネイティブアメリカンのコミュニティーの判断により、秋田犬の繁殖・販売は実現には至らなかった。

「7世代先のことを考えて物事を決定し、生活するインディオでは、『日本犬は日本人の魂であり、利益目的で繁殖してならない』と結論づけられたのです。私のほうが、彼らから大切なことを教わったような気がしました」

日本犬はよく古武士と形容されますが、天鵬号もそうです。曲がったことを好まず、意志強固にして律義。あふれる男気。自分と比べて、なんとエライのだろう。人もこういう生き方をせねば、と教わることが多いですね」
 日本の伝統楽器である篠笛の演奏を天職とする村山さんは、「民俗芸能と日本犬に共通点を感じる」という。「日本の風土に育まれ、縄文時代より人々に愛されてきたのが、明治時代に欧米文化の波にもまれ、戦争によって存続が危ぶまれました。その一部は消滅し、戦後なんとか生き延びるも、現在では社会の変化により、新たな苦難の時代を迎えている。これは民俗芸能も秋田犬もまったく同じです」

村山さんは今、天鵬号の日常の世話を通じてもらったエネルギーを篠笛の仕事に生かしている。

「家庭犬としての秋田犬の素晴らしさをお伝えし、日本犬の保存に少しでもお手伝いできたら、光栄です」

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2009/04/30

プロロジスパーク座間I新築工事

「そら」2009年3月号 現場拝見 第12回

プロロジスパーク座間I新築工事

設計・施工/(株)フジタ横浜支店

広大な倉庫スペースを確保し

大量かつ迅速な荷の積み卸しが可能に

周辺を小田急線と東急田園都市線、相鉄線が走り、国道246号線や東名高速道路が走るなど、首都圏エリアはじめ、神奈川・東海エリアへの交通アクセスが便利な、陸上輸送の拠点として恵まれた立地にある神奈川座間市にマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク座間I」の新築工事が進行中だ。

同現場は、敷地面積約6万㎡、延床面積約14万㎡を有し、鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)5階建40フィートコンテナトレーラーが各階に直接乗り入れができるよう大型ランプウェイ2基(上り専用・下り専用)を備え、約190台分のトラックバースと約350台分の屋上駐車場を整備するなど、大量かつ迅速な荷の積み卸しが可能となる。1フロアー当たり約2万4,000㎡の広さを確保し、倉庫内はテナントのニーズに応じて4分割することもできる設計となっている。 

免震システムとPcaPC工法を

組み合わせた免震PcaPC構造を採用

構造は、作業者および荷物の安全を確保できる地震に強い施工法を検討した。

「物流施設専門の不動産開発会社プロロジスが、特許を持つ杭頭免震工法を採用しています。建物と基礎の間に免震装置を設け、大地震の際、積層ゴムが変形し、建物がゆっくり平行に揺れることで、地震力を吸収して、地震の揺れを一般構造と比べ3分の1から10分の1に大幅に減らすことが可能です」と武石宏所長は現場を案内しながら説明する。随行する工事担当の鈴木泉さんは、2008年入社の新入社員だ。

阪神大震災級の震度7の地震発生時にも、建物はほとんどダメージを受けないという。施設内で働く作業者の安全を確保し、保管物の荷崩れや破損などのリスクもほとんどない。先進の大型物流施設といえそうだ。

また、免震工法とプレキャスト・プレストレスト鉄筋コンクリート工法(PcaPC工法)を組み合わせた最新技術「免震PcaPC構造」の採用で、より高い耐震性能を発揮した。

PcaPC工法とは、柱と梁部材をあらかじめ工場でプレキャスト化(Pca)し、現場で建方したのちに、PC鋼棒やPC鋼線を用いて締め付け、柱と梁の一体化を図るPC圧着工法を採用するというもの。

免震PCaPC構造の採用により、高品質はもちろん、工期の短縮、騒音の低減、産業廃棄物の極少化、工事の省力化、さらに高強度コンクリートによる耐力性・耐久性もアップする。高強度コンクリートの床は、大型トラックや重量物を運ぶフォークリフトの走行による変形やひび割れが、鉄骨造の建物に比べ少ない。構造体の剛性(硬さ)が高く、建物の劣化が少ないため、100年以上持続する建築物の実現も可能だという。

「団結・責任感・率先垂範」

不安全行動は見逃さない!

武石所長は、「所長方針」として、次の3つ掲げている。

    団結……強調と和、職長会の推進と活性化、無事故無災害を目指す

    責任感……決めた事は守る・守らせる、己の益より会社の益

    率先垂範……常に先を見、手本を示す

「『なんでも話せて、毎日のびのびとやれる雰囲気づくりを皆で協力し合ってつくろう!』ということです。作業員1人ひとりの気持ちに配慮して、シャワー室を設置してほしいといった要望にも素早く対応するよう努めています。そのため、『所長のためだったら何でもやるよ』といってくれるムードがあります」と武石所長。

また、作業所安全管理方針として、「危険に対する感性を高め、事前に摘み取ろう 危険の芽」をスローガンにしている。

さらに、「工事安全衛生目標」として次の4つを挙げ、周知徹底を図っている。

①重点管理指定工種作業は、事前にミニ施工会議を開催し、当該工種に伴う危険源および実施対策事項を徹底追及し、「災害ゼロ」を目指す

②すべての作業における現地での危険予知活動実施率100%を徹底追及し、決めた事、決められた事を守り!守らせる!風土醸成を目指す

③不安全な行動やルール無視は、決して見逃さず、その場で是正指導を行い、作業所規律・安全風土の維持を徹底追求する

「現場には、絶対安全といえるような場所はありません。大切なのは、『自分の安全は自分が守る』という気持ちを各自がしっかり持つことです。みんながやっているからいいやという、ヒューマンエラーが一番怖い。急がば回れで、決められた事をきちんと守り抜くこと。それが大切です」と所長は強調する。

「自分の安全は自分が守る」

特別教育や救助訓練で安全意識を高揚

武石所長の『自分の安全は自分が守る』という教えは、職長会に浸透し、次の安全衛生活動計画にも反映されている。

    朝礼・安全ミーティング・KYKの自主運営

    職長会パトロールの実施ならびにパトロール結果の集計と改善(毎週水曜日午前10時から実施)

    詰所・トイレ・駐車場などの保守管理と一斉清掃の清掃分担など、良好な環境の維持・整備

    関係職長および作業員の連絡調整スピードの向上

    職長会主導による工区別責任者の選任(工区マスター管理の周知徹底)

危険・有害業務に従事する者については、法令上、特別教育の実施が義務づけられていることから、同現場では、酸素欠乏危険作業、フォークリフト作業、高所作業車作業、研削砥石取替え作業に就く者を対象に特別教育を実施している。

また、万一の災害発生時に備え、あわてずに行動できるよう、全国安全衛生週間や全国労働衛生期間中に、緊急時の救助訓練、遭難訓練、消化訓練といった「安全衛生訓練」を行い、職長および作業員の安全意識の向上に努めている。

「建物の共用棟には、レストラン、託児所、休憩所、オフィススペースなども設けます。周辺環境の整備も図り、緑化や歩道の拡幅なども行います。南側の市道沿いは、歩道として整備して市に提供することになっています。20095月竣工に向け、人と環境に優しい施設の実現をめざし、『己の益より会社の益』という言葉を忘れずに全力で安全施工に取り組んでいきたい」と武石所長は意気込みを語った。

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2009/04/27

江戸ソバリエ・吉田悦花と行くそば三昧の旅

下記のようなツアーを7月11日(土)~12日(日)に、毎日新聞旅行で企画しております。ご都合つきましたら、お誘いあわせのうえ、参加なさいませんか?そば好きの方にもご案内くださると幸いです!******************************************************** 江戸ソバリエ・吉田悦花と行くそば三昧の旅

そば好き集まれ! 幻の富倉そばを味わい愉しむ!

◎期日/7月11日(土)~12日(日)=1泊2日

◎旅行代金/2人1室26,800円、1人1室29,800円

コース ①新宿駅前0800〈貸切バス〉=斑尾高原ペンションまろうど(富倉そばの昼食と富倉そばの話)=そばの里富倉の集落を散策)150=信濃平・そば工房兵隊屋(こだわりの蕎麦作りと自家製粉の話)=ホテルタングラム(泊)

②なべくら高原・森の家(そば畑視察、江戸ソバリエによるそば打ち指導&郷土料理で昼食、昼食後、ブナ林散策)=いいやま湯滝温泉(日帰り温泉入浴)=新宿駅前2030頃着

★宿泊/斑尾温泉ホテルタングラム(洋室ツイン、シングルユース) ★食事/①昼・夕②朝・昼食付き

◎ナビゲーター 吉田悦花

文筆家。平成15年、「江戸ソバリエ」認定講座記念シンポジウム「江戸の蕎麦」コーディネーターを務める。月刊「酒めん肴」の連載「私の蕎麦日記」など、そばについてのエッセイ執筆、雑誌インタビュー、テレビ出演など多数。同好の士とともに各地のそば屋を訪ね歩く「江戸蕎麦散歩」、毎月そば屋で句会を催す「蕎麦屋de819」主宰。江戸ソバリエ倶楽部会員。NPO神田雑学大学博士。日本酒推進会議 会員。月刊俳句誌「炎環」編集長。江戸ソバリエ☆吉田悦花の俳句ファクトリー http://touki.cocolog-nifty.com/

●お申込・お問合せ 毎日新聞社旅行 03-3216-5341(営業担当・村内まで)東京都千代田区一ツ橋1-1-1 毎日新聞社内

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2009/04/18

愛犬ジョニーの肖像画

イラストレーターの「くるみるか」さんが、ジョニー(私の永遠の愛犬)の肖像画を描いてくださり、ご自分のホームページにも アップしてくださいました

ぜひご覧になってくださいませ
動物イラストHP
http://kurumi-ruka.office-y-two.com/index.php?%E5%90%89%E7%94%B0%20%E6%82%A6%E5%AD%90%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E6%84%9B%E7%8A%AC%20%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AE%E8%82%96%E5%83%8F%E7%94%BB

http://kurumi-ruka.office-y-two.com

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2009/04/06

博士号 学位授与式パーティ

昨年10月末に行われた「博士号 学位授与式パーティ」の写真が
神田雑学大学サイトにアップされております
なつかしいなあ
お集まりのみなさま、ありがとうございます
あらためまして、感謝!
http://www.kanda-zatsugaku.com/081031/gakui/party.html

NPO神田雑学大学 第430回講座 記念講演
(2008年10月31日 会場・千代田区九段生涯学習会館)は
コチラをご覧くださいませ
http://www.kanda-zatsugaku.com/081031/1031.html

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2009/03/31

「Shi-Ba(シーバ)」2009/03/29号 (現在発売中)

●日本犬マガジン「Shi-Ba(シーバ)」2009/03/29号 (現在発売中) Vol.46

好評連載☆2本

吉田悦子のニッポンの犬探訪記~秋田犬~
意思強固にしてあふれる男気
人もこういう生き方をせねば

真・ハチ公物語 ハチ公の飼い主

http://www.fujisan.co.jp/product/1281680599/

●「ねこダマシイ」2009/03/30号 (現在発売中) Vol.2

連載☆吉田悦子のニッポンの猫探訪記
九州・相島にノラネコロジストを訪ねて

予約はこちらです
http://www.tg-net.co.jp/nyujo/search/search.php?mode=detail&keyword=4777806413
(現在発売中) Vol.46

好評連載☆2本

吉田悦子のニッポンの犬探訪記~秋田犬~
意思強固にしてあふれる男気
人もこういう生き方をせねば

真・ハチ公物語 ハチ公の飼い主

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●「ねこダマシイ」2009/03/30号 (現在発売中) Vol.2

連載☆吉田悦子のニッポンの猫探訪記
九州・相島にノラネコロジストを訪ねて

予約はこちらです
http://www.tg-net.co.jp/nyujo/search/search.php?mode=detail&keyword=4777806413

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2009/03/11

映画「遭難フリーター」監督にインタビュー

月刊「ジャーナリスト」2009年2月号に、映画「遭難フリーター」監督・岩淵弘樹さんのインタビュー(吉田悦子)が掲載されました。
みんなが「遭難」している時代 
http://jcjkikansh.exblog.jp/11007751/

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2009/03/09

吉田悦子のニッポンの犬探訪記25 甲斐犬

災害救助犬訓練で培った信頼関係は大きな財産

社会の役に立ちたいと山下さんは、甲斐犬・すぐりとともに災害救助犬の訓練に打ち込んだ。犬本来の意欲を活かしながら、確実に指示に従わせるトレーニングは、その指導方法の原点となった。日本犬初の災害救助犬として活躍するすぐりとのたゆまぬ訓練の日々やシビアな災害現場での活動経験は、すぐりが現役を引退した現在も深い信頼関係として、大きな財産となった。

すべての犬がピーピーおもちゃが好きと限らない

長野県小諸の獣医師・山下國廣さんの相棒、甲斐犬・すぐりは12歳。浅間山を臨む、豊かな田園地帯にある自宅の南向きの庭に、ゆったり横になっていた。

日本犬初の災害救助犬として活躍したすぐり。現役を引退した現在、家庭犬のしつけ指導や問題行動の治療に携わる山下さんのアシスタント犬をつとめている

まんまるのつぶらな瞳が印象的。いつでも、大きな目で山下さんとアイコンタクトをとり、指示どおり、横にぴたっとつけをする。

たくましい甲斐犬のオスで、堂々と落ち着いている。けれど、威圧感はない。誰にでも、からだを撫ぜさせてくれる。やさしくおだやかな、すぐり。

首には、トレードマークの小さなカウベル。力強くぴんと立った太いしっぽ。全体にふっくらと見えるのは、氷点下の寒さにも耐えられる下毛が密生しているため。若い頃から、アジリティやフリスビーや犬ぞりなどで鍛え上げた、引き締まった肉体は健在だ。

ふだんは、庭に掘った穴に横になっていることが多い。へそ天で爆睡していることもあるとか。訓練やしつけのインストラクター犬として、きりりと引き締まった時と、緊張の解けたふだんとのメリハリがついているのだろう。

そんなすぐりを前に、カメラマンのS氏が、撮影のための機材をゆっくり出し始めた。神経質なタイプだと、何をされるのだろうと不安になって、あとずさりすることも少なくない。でも、好奇心旺盛なすぐりは、「それ何?」とカメラに顔をすり寄せるように覗き込む。カメラマン氏は、そんなすぐりの鼻先に、挨拶がわりに、持参の音の鳴るおもちゃを差し出した。そして、「キュウ!」と鳴らしてみせた。

その瞬間、からだをびくっとさせたかと思うと、すぐりは、ゆっくり横に移動し、数メートルの距離をとった。

 山下さんが、すぐりを呼び寄せると、元の位置に戻ってオスワリをする。が、様子がすこしおかしい。そのうち、すぐりの前足が小刻みに震えだした。

「実は、すぐりは、音にとても敏感です。でも、ここまでイヤがることは滅多にありませんから、ぼくもびっくりしました」と山下さんが説明する。

「興味を持って好意的に近づいたのに、いきなり顔に向けてイヤな音を立てられたので、驚くとともに、裏切られたような、何をされるかわからない、という感覚になってしまったのだと思います。こうした反応は、すぐりに限らず、日本犬ではそれほど珍しいことではありません。すべての犬が、音の鳴るおもちゃが好きとは限らない、ということですね」
 驚かせてしまってごめんね、すぐり。でも気を取り直して、仲良くしてね。すぐりの背中をなでながら、私は語りかけた。安心したのか、すぐりから、怯えた様子は消えていた。

もう一度、山下さんに呼ばれたすぐりは、大きなまなこをくりくりさせ、その膝の上に抱かれて、いっしょの写真に納まった。

日本犬の中でも甲斐犬は、とくに繊細だ。神経質で警戒心が強いため、初心者には扱いづらいとか、トレーニングが難しいと思われていることも多い。なかには、気性が荒いため、人間が上位であることを実力行使で教えることが必要だという意見すらある。
「日本人は日本犬と何千年も昔からともに暮らしてきました。いくつかのトレーニングで思うような結果が出ないからといって、日本犬はトレーニングが難しいとレッテルを貼ってしまうのではなく、日本犬に合った長所を生かすトレーニングを工夫していきたいと思います」と山下さんは語る。

子どもを育てるのと一緒で愛情を持って根気よく
 山下さんが「これだけはやめてほしい」ということがある。飼い主がリーダーであると認識させるトレーニングと称して、犬のマズルを強く握って叱ったり、両頬をつかんで睨みつけたり、ひっくり返して押えつけたりすることだ。かえって、人間に対する不信感から深刻な攻撃性を引き出してしまう事例が多いという。

「まず犬と人が、できるかぎり対立関係を作らないように、飼い主と犬の目的が一致するよう楽しくやること、それがトレーニングの基本です」
 一般にしつけのトレーニングのため、食べ物を用いる場合も多い。けれども、日本犬の場合、気が散るような環境では、食べ物はもちろん、おもちゃやボールに興味を示さないことがある。通常なら喜んで食べる犬でも、単調なトレーニングを繰り返しさせたり、気が乗らないのに食べ物を用いてやらせていると、満腹でなくても食べ物を拒むことがある。

「食べ物だけに頼ってトレーニングするのではなく、犬自身が楽しく意欲的に、達成感を持てるように工夫することが日本犬のトレーニングには不可欠です」と山下さん。
「日本犬は、自然の中で、たとえ野生化しても生きていける高い能力を持っています。自立性の高さ、危機を回避する能力、食料を獲得する能力、状況を判断する能力など、野生動物が本来持っている性質をそのまま保持しています。これらの特性を長所として生かしながら、飼い主との共通の価値観のもとに育てるには、画一的なトレーニングよりも、日常のきめ細かな接し方が重要です

たとえば、動物同士が、動かずにじっと見つめ合うのは、基本的には敵対関係です。どちらかが先に視線をはずすことで闘いは回避されます。でも、互いに譲らずに見つめ続ければ、ほとんどの場合はケンカになります。

多くの犬は、家畜化の過程で警戒心を薄める方向で選択繁殖されてきました。でも、日本犬は、番犬や獣猟犬として、野性動物の持つ警戒心をかなり維持しています。日本犬にとって、相手に見つめられ続けることは、食べ物よりもずっと強く作用するのです。

神経質な犬に、じっと見すえるようなアイコンタクトをとることは、ヘラヘラして能天気な犬に、いきなりチョークをかけるよりも、ずっと強烈なバツかもしれません。犬にとって、何がうれしくて、何がイヤなことなのか、1頭1頭見きわめながら、犬の立場に立ったトレーニングの方法を組み立てるべきでしょう」

あるとき、「ボールを投げて犬に『持って来い』をさせて運ばせても、こちらに近づくと、すぐ手前にボールを落として、手渡しができない」という問題を飼い主から寄せられた。

すぐりも、「持って来い」は喜んでやるし、きちんと手渡すこともできる。でも、持ってきたときにすぐボールを受け取らないと、地面にぽとりと落としてしまう。「渡せ」といえば、もう一度ボールを拾って手渡してくれる。こちらが、すぐに受け取る体勢でないときは、ずっとくわえている必要はない、と判断する。
 犬もオトナになると、なるべくムダなことはしないようになる。とくに用事がなければ1日中寝ているといったことは、古くからの犬の形質を受け継ぐ日本犬によく見られる。

ある甲斐犬の飼い主は、「甲斐犬は性質がきつくなるから、できるだけ厳しくしつけよう」と思うあまり、小さいころから叱ってばかりいた。「ダメッ!」「こらっ!」「いけないっ!」のオンパレードだった。

山下さんに出会ってから、「ダメッ」といわずに「違うよ」と声をかけるようになった。「おすわり」といったのに「ふせ」をした、「まて」といったのに動いてしまった。そのたびに、「NO」「いけない」と大きな声を出していたら、犬は萎縮してしまい、いつしか飼い主から心が離れてしまう。

場合によっては、反抗的になったり、意固地になるかもしれない。びびり屋や繊細な犬の場合、大きな声で叱らず、「違うよ」と声をかけるようにすると、飼い主の意志が犬に伝わりやすい。

「一方的に叱るのではなく、犬にも少し考える時間を与えるといいでしょう。時間はかかるかもしれないけれど、ここは伏せるところか、待てなのか、と考えさせるようにすると、その都度、的確な状況判断ができるようになります。もともと日本犬は、自分で考え納得したうえで行動できる犬種です」

すぐりは、甲斐犬愛護会東京支部の故・柳沢琢郎さんから譲り受けた。「賢い犬が生まれたら頼みます」という山下さんに、「おもしろい犬が来たぞ」と連絡が入り、生後2ヶ月で手に入れた。もともと静かでおとなしかった。

甲斐犬は、なかなか他人になつく犬ではないので、子犬のころから多くの人や犬に会わせ、情緒豊かに育てた。

「できるだけさまざまな指示を教えたいと、すぐりの自発的な行動について、可能なかぎり、すべてに号令をつけて、意味を演出しながら定着させるようにつとめました」

すぐりの特性をうまく活かしながらトレーニングを進めたところ、誰に対してもやさしい穏和な犬に育った。勘のいいすぐりは、なんでもすぐ体得した。その高い知性と身体能力を生かそうと、訓練競技会、アジリティー、犬ぞり、狩猟など、山下さんはすぐりとともにさまざまなことに挑戦。すぐりと社会の役に立ちたいと、災害救助犬の訓練にも打ち込んだ。すぐりが3歳のとき、災害救助犬に認定された。

災害救助犬は、鋭い嗅覚によって、災害現場で瓦礫や倒壊家屋の下に埋もれた人を探し出したり、山岳遭難などの行方不明者を探す。指導手の指示に従い、果敢に人のにおいを探しまわり、においをかぎつけたら吠えて知らせる。救助犬に適しているのは、他の人や犬に友好的で、かつ大胆で行動力のある犬。臆病な犬は向いていない。

ある捜索訓練に、ラブラドール・レトリーバーやジャーマン・シェパード・ドッグなどの大型犬に混じって、1頭の甲斐犬がいた。シェパードやラブにもひけを取らない素晴しい動きで、「よくぞここまで甲斐犬を訓練したものだ」と訓練士の間で評判になったという。それが、すぐりだった。

救助犬の訓練をする中ですぐりとともに培ってきた、犬本来の意欲を活かしながら確実に指示に従わせるトレーニングは、山下さんの指導方法の原点となっている。また、日々の弛まぬ訓練やシビアな災害現場での活動経験は、すぐりが現役を引退した現在も、深い信頼関係としてお互いの財産になっている。

「犬のトレーニングは、人間の子どもを育てることと一緒で、愛情を持って根気よくしつけていくことです。しつけの基本は、して良いこと、悪いことの区別をしっかりと覚えさせること。肝心なのは犬に信頼感を抱かせることです。人との絆ができて初めてこちらの指示を聞いてくれるからです」

日本犬初の災害救助犬が誕生したのも、山下さんとすぐりとの深い絆があったからこそ。我慢強いすぐりは、和を大切に、弱いものにやさしく、その場の空気を瞬時に読み取り、的確に判断して行動することができる。

「背中のジッパーを下げたら人間が入っているんじゃないかと思うくらい、とても人間くさい。ぼくより人間ができているなあと思うことがあります。わが犬ながら、尊敬しています」

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2009/02/20

シンポジウム イージス艦「あたご」による漁船沈没事件を考える

昨年2月19日に千葉県野島崎沖で起こった、イージス艦「あたご」の衝突による漁船「清徳丸」沈没という痛ましい事件は、1998年の「なだしお」事件、2001年の「えひめ丸」事件の教訓を生かさず、軍事優先の海がなお続く実態を明らかにしました。

「あたご」は前方に漁船団がいることを承知しながら、自動操縦態勢のまま突っ込んできたのです。艦長は就寝中、見張りは雨を避けて甲板から艦橋に入っていたというお粗末さでした。

父親の吉清治夫さんとともに行方不明になった哲大さんは23歳。20
万漁民の半数以上が60歳を超える漁業崩壊のなかで、わずかに残る希望の灯を自衛隊が消したのです。

国会で石破防衛相が詫び、艦長も家族宅を訪れて詫びました。しか
し海難審判で事故原因の解明が始まると、海上自衛隊は漁船側に事故原因ありという主張を始めました。

本年1月22日に海難審判裁決が出たのを機会に、この事件がどこまで解明されたのか、市民の手で検証してみたいと思います。どうぞご参加、ご協力ください。

日時 3月7日(土)14時~17時
会場 毎日ホール 地下鉄東西線竹橋駅1b出口・パレスサイドビル地下1階
参加費 500円

「あたご」事件とは何か       大内要三(平和に生きる権利の確立をめざす懇談会)
海難審判で何が争われたか     田川俊一(弁護士・海事補佐人)
「あたご」はどのような船か    杉原浩司(核とミサイルにNO! キャンペーン)
漁民の生活を脅かす自衛隊   交渉中
司会              吉田悦花(平和に生きる権利の確立をめざす懇談会事務局長)

賛同人(2月20日現在)
土井一清(元日本海員組合組合長)/浦田賢治(早稲田大学名誉教授)/照井 敬(元神戸商船大学教授)/田島泰彦(上智大学教授)

主催 平和に生きる権利の確立をめざす懇談会(平権懇)
   ブログ  http://heikenkon.cocolog-nifty.com/blog/
      ホームページ http://comcom.jca.apc.org/heikenkon/
      連絡先 090-5341-1169(杉山)

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2009/02/10

吉田悦子のニッポンの犬探訪記24 柴犬

飼い主の心を読みとる

柴犬の可能性を求めて

警察犬の服従訓練に挑戦!

ラブラドール・レトリーバーの警察犬訓練に打ち込みチャンピオン犬も生んだ米田さん。金章犬を獲得した柴犬アイのさらなる可能性のため、新たな目標に向けて訓練を開始した。

秋田から東京に来たアイ

見事、金章犬に輝く

昨年の柴犬保存会第95回本部展で、「金章犬」に輝いた「松の紅姫」は、秋田市内の米田義男さんの愛犬で「アイちゃん」と呼ばれている。平成17年5月11日生まれの3歳。

アイは利発だが、とても警戒心が強い。秋田から東京に来て、会場に馴れないためか、審査の間は、最初から最後まで、ついにしっぽを上げなかった。

「たしかに尾を下げたままだったので、すこし見栄えはしなかったですね。飼い主さんが訓練のため、いろいろ命令を出すたびに耳を動かして敏感に反応していましたが、眼のかたちはまったく変わらない。犬としての本質は、大変すぐれたものを持っていると思います。完全歯で、体型や歩く様子や顔貌も良いメスです。これから、良い子犬を産ませるよう努力してほしい」と審査委員の平村定知さんは述べた。

もっといろいろな経験を

積ませたいと競技会に挑戦

 金章犬は、大変厳正な審査のもとに決められる。それだけに、愛犬のアイが金章犬を受けたことは、米田さんにとって、とても喜ばしいことだった。でも、これまで金章犬になることを目標としてきただけに、正直なところ「なんだか楽しみが終ってしまったなあ」という気もした。

 金章犬や作出などで功績のあった犬は、「参考招待犬」として、展覧会で披露される。金章犬となった犬は、その後も適正な飼育を続けていくことで、歳とともに内面の充実が外面にも反映して、一層の輝きを増す。

年齢とともに完成度を高めていく姿を披露することは、飼育管理の参考になる。

「でも、ただ参考犬として展覧会に出すのは、少し物足りない気がしました」と米田さん。

思いなおした米田さんは、アイと訓練に取り組むことにした。社団法人日本警察犬協会NPDA)秋田支部に所属する米田さんは、もともとラブラドール・レトリーバーの警察犬訓練に打ち込んできた。

現在、アイのほかに「シバ」という8歳のメスの柴犬、5頭のラブもいる。なかでも、マリンとサクラという3歳になる姉妹は、日本警察犬協会でチャンピオンに輝いている。

米田さんが作出したラブは、秋田で行方不明になった老人を探し出した。さらに、東京に送られたラブは、介護犬としても活躍しているという。

アイは、金章犬を受章したのち、4頭の子犬を産んだ。子犬たちは遠く九州や滋賀、そして秋田と、それぞれの飼い主のもとへ渡された。

アイは、母親譲りの激しい気性の持ち主だ。年上のシバに対しても、ケンカをしかけることがある。シバの左目の下に傷が残っているが、これはアイに噛まれたもの。子犬を産んでも、アイの気の強さは、いっこうに変わらなかった。

「柴犬は、一対一で集中して覚えさせると、実にいろいろなことを覚える。ただペットとして飼うだけではなく、可能性を広げたいと思いました。金章犬そして母親となったアイに、もっといろいろな経験を積ませたくて、競技会に出ることにしました」と米田さん。

日本警察犬協会の競技会は、その名の通り、警察犬向けの競技がメインである。そもそも警察犬協会の競技会は、警察犬になれる指定7犬種(ジャーマン・シェパード、ドーベルマン、ゴールデン、ラブラドール、コリー、ボクサー、エアデール・テリア)で行われる。筋骨たくましい堂々たる大型犬、どちらかというとコワモテの犬もいる。
 競技会は、本部、支部、訓練士会などが主催し、全国各地で行われる。審査会は、警察犬種7犬種の参加に限られ、警戒、選別、追及、服従の科目をそれぞれ難易度別に分け、さらに、嘱託犬の部、プロの部、アマの部などに分けられる。

警察犬種7犬種以外でも参加できる服従訓練

そもそもアイは、柴犬保存会の血統書はあるが、警察犬協会の血統書はない。血統書がないと本部主催の競技会は出場できないそうだが、地方支部主催の競技会なら血統書がなくても良い。つまり、本部主催以外は警察犬種7犬種以外でも参加することができる。ただし、会員の所有犬に限るようだ。

当たり前だが、柴犬は、警察犬にはなれない。しかし、警察犬種以外が対象となる「G1(紐付・紐無脚側行進、停座招呼)」や「G2(紐付・紐無脚側行進、停座招呼に物品持来、障害飛越が加わる)」にチャレンジすることはできる。こちらには、チワワやシーズーやトイ・プードルなどの小型犬も出場しているようだ。

訓練競技会は、犬に定められた規定の行動をとらせてその正確さを競うもの。100点満点で採点され、得点の高い順より順位が決められる。高得点をとって合格するには、犬の性能はもちろんだが、飼い主のハンドリング能力も問われる。

そのため、自分と愛犬との信頼関係を確認する良い機会となる。「アイとのまた新たな1歩が踏み出せるのではないだろうか」と思った米田さんは、金章犬に輝いたアイの可能性を広げ、より信頼関係を深めるために挑戦することを決意した。

訓練には次のようなものがある。まず、「紐付き脚側行進」。リードを付けて所定のクランクコースを往路は通常の歩幅で、終点にて右回りして止まらずに、復路は速歩で出発点に戻り、右回りをして「脚側停座」をする。
 「紐付き立止」。犬に「立止」を命じ、飼い主はリードの末端を持って犬と対面し、犬の周囲を、左回りして対面、次に右回りして対面後、犬の右肩の位置に立って、審査員の指示で犬を「停座」させる。
 「紐無し脚側行進」。リードをはずし、所定のクランクコースを往路はふつうの歩幅で歩き、終点にて右回りして止まらずに復路は速歩にて出発点に戻り、右回りをして「脚側停座」をする。
 「停座および招呼」。犬に「停座」を命じて、「停座」後に飼い主のみ常の歩幅で10歩前進したのち、立ち止まり、まわれ右して犬と対面し、審査員の指示で「紹呼」して、飼い主の直前にて犬を「対面停座」させ、さらに審査員の指示にて「脚側停座」させる。

脚側行進や、犬のみを立ち止まらせて呼び寄せたり、障害物を飛越(障害飛越)させ、投げた物品を持って来させたり(物品持来)、何分間か伏せをさせておく(休止)など……。

基本的に、飼い主の命令で、犬を足もとに付けさせ、犬とともに決められたコースを歩くというもの。犬が本来もっている忠誠心や服従性を競い合うもののようだ。

それで思い出しのだが、私は、たまたまニュースで、日本警察犬協会の競技会の「警察犬種外」部門で、青森県の推定2歳のミックス「ララ」がチャンピオンに輝いたことを知った。ララは首輪がない状態で、路上をさまよっていたところを逸見さんに拾われたという。

飼い主の心を読み取って行動する

柴犬の可能性

逸見さんは、「飼うのなら最低限のしつけをして、犬も人間も互いに楽しく過ごせるようにしたい」と訓練をするようになった。ララは短時間で「フセ」を覚えるなど、30年以上犬の訓練師をしている人も「こんなに頭がいい犬は見たことがない」というほど頭角を現し、北日本大会をはじめ各種競技会でチャンピオンを獲得した。
「一度は捨てられたララが、大会で頑張ることで、世間の人たちが動物に愛情を持つようになってくれればうれしい。たくさんの捨て犬や猫が殺処分されているが、動物を飼う人たちに、どんな動物でも素晴らしい可能性を秘めているということを知ってほしい」と逸見さんは話している。
 その可能性を眠らせるかどうかは飼い主次第といえよう。
アイは、初めての犬にも人にも警戒心が強く、その反面、神経が細やかで辛抱強く、集中力もあった。米田精工という会社を経営している米田さんは、仕事の合間に、毎日10分ほど服従訓練を行った。

練習の基本は、とにかくアイの指導手である米田さんへの集中力を高めること。紐付き、または紐なしの脚側訓練、並足、速足、「マテ」「コイ」など、型にはまった練習を毎日続けていくと、アイのほうも遊び感覚で、どんどん訓練を覚えていった。

気が強いアイは、人間でいうと負けず嫌いということになるのだろうか。神経が鋭敏で物覚えも早かった。

そのうちアイもだいぶ慣れてくる。競技会当日にアイの集中力と緊張感がピークに達するように、最も良い状態で競技会に臨めると最適だ。

競技会の紐付脚側行進での「クランク型のコース」の往復でも、アイコンタクトはばっちり。「招呼及び停座」で、10m先にいる米田さんに「コイ」と呼ばれると、すぐ反応して走り寄った。柴犬のアイの俊敏な動きは、会場でも目立っていたことだろう。

米田さんが、アイと競技会に出ようと思ったのは、良い成績を残すことも目標だったに違いない。「飛べ!」の一言で、アイの障害飛越が、びしっと決まったときは気持ちが良いだろう。でも、それ以上に、アイと気持ちを合わせて楽しく訓練に励み、良い結果を生みたいという意識が強かった。展覧会のときのアイは、多数の見知らぬ人に囲まれ、最後までしっぽを上げないことが多かった。でも、競技会の場合、審査員や見学者は、離れたところで観ているので、米田さんと一対一で集中できる。ともに頑張ることで信頼関係が深まったといってよいだろう。

アイは、2007年11月に挑戦した警察犬種指定外のG2訓練試験で、見事な服従を披露し、優の成績で合格した。現在、さらに上のクラスを目指して訓練に余念がない。

野性を保ち続けているといわれる柴犬保存会の柴犬は、自分で考え、その都度、適切な判断をして行動する力を持っているといわれている。

飼い主と心が通い合うと、飼い主の心を先に読み取って行動するようになる。こうした野性は、山野を駆け回る猟犬としてはもちろん、家庭犬としても日常生活の中でも発揮されることだろう。さらに、飼い主に従順な柴犬の特性が生かされ、介助犬や聴導犬など、社会的な役割がより広がることが期待される。

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